肉球のサイン | 真夜中のキャプチュード

肉球のサイン















おみおくりの作法














ウベルト・パゾリーニ  監督作品


「おみおくりの作法」劇場鑑賞!!








おくりびと的な物語を想像してましたが、

なんというのか、

変にフィクション色も強くて楽しめました。


ラストがね~~・・・

ちょっと、飛び過ぎかな~~??


ラストシーンを観ていて、

「GHOST WHISPERER」のメリンダ・ゴードンを思い出しました。

あの、

旅客機が墜落したあと、

メリンダの元にわらわら集まってくるあのシーン
               '`,、('∀`) '`,、

それに見えた。'`,、('∀`) '`,、





私も結構、几帳面ではありますが、

正直、

自分以外が散らかした部屋とかって、まったく興味ない。

どんだけ汚くても感心なくなっちゃうんですね。'`,、('∀`) '`,、

例えば私が片付けたとしても、

どうせまた汚すんですね。そういう人って。

なので、何もせず!

関わらず!'`,、('∀`) '`,、

これって、

後天的な几帳面とでも言いましょうか?

病的な神経質な部分と、

ずぼらな部分が共存しているわけでね。'`,、('∀`) '`,、


だけど、ジョン・メイの仕事の仕方は心地良かったですね。

このキチンとさが心地イイので、気は合いそうです。





でね、

身の回りに、彼にソックリな人いたことあります。d(ゝ∀・)

かつて会社員時代の上司です。


気持ち悪いくらい几帳面でしてね・・・その人・・・

でも神経質というのとはちょっと違う気がして・・・

潔癖症でもないし・・・

だって、

かなりイイ年なのに結婚もせず、

かと言って女性が嫌いなわけでもなく

だってさ、

ソープランドに定期的に通ってましたからね'`,、('∀`) '`,、

神経質なら、ゆきずりのエッチなんて出来ないよね!

気持ち悪くて'`,、('∀`) '`,、


見た目もジョン・メイにソックリでしてね、

髪型、顔かたち、

服装や食へのこだわり

まぁ、コンビーフサンドが好きなワケではなく、

ほぼ毎日、とろろソバ食ってました。

ソックリですね~~そういうトコ!(●´艸`)





ジョン・メイの仕事ぶりは、決して上司には理解されませんでした。

解雇通告をされ、

マジメな仕事ぶりは一切評価されず・・・

きめ細かい仕事ぶりは、無駄に時間を費やすと評価され・・・

そして訪れた、小さな幸せ・・・

しかし、

それすら叶わない・・・

実に切ない物語・・・

しかし、

彼がこの世を去った後、

彼を評価する者たちが、大勢存在することがわかる・・・

切なくて、でも心地よいそんな話。(∀`从)♡♡♡

簡単に書いちゃいましたが、

全編観ていただければ、何も掴むことの出来なかったジョン・メイが

この世を去った後に、その偉大さがはじめて解るラスト・・・

これがシックリくると思いますよ。

溜飲下がる感じ(人´∀`)

「チョコレートドーナツ」以来の初日動員とかって噂ですしね。

是非ご覧になっていただきたいですね。
















































普通です

































(C) Exponential (Still Life) Limited 2012

英題:STILL LIFE

製作年:2013年

製作国:イギリス/イタリア

日本公開:2015年1月24日

上映時間:1時間31分

日本語字幕:大西公子

配給:ビターズ・エンド

制作会社:レッドウェーヴ
      / エンバーゴ・フィルム・プロダクション

制作協力:チネチッタ・スタジオ
      / エクスポネンシャル・メディア
      / RAIシネマ

海外配給・制作協力:ベータ・シネマ

カラー






~ストーリー~
ロンドンの南部、

ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ、44歳。


ひとりきりで亡くなった人の葬儀を執り行うのが彼の仕事。

几帳面で、何事にもきちんとしているジョン・メイは、

孤独死した人の家族を見つける努力を怠らない。

彼らのためにしかるべき葬礼の音楽を選び、その人ごとに弔辞を書く。

亡くなった人々の魂が、

品位ある方法で眠りにつくのをきちんと見届けるのが彼の作法だった。


毎日同じ服を着て、

遅れることなく仕事に行くジョン・メイ。

まったく車が通らないような道であっても、渡

る前には必ず左右確認。

毎日同じ昼食をとり、帰宅すると同じメニューの夕食をとる。

夕食後には、これまで弔った人々の写真をアルバムに収めるのが彼の日課だ。

規則正しい仕事と生活。

……彼はいつでもひとりだった。

しかし、ジョン・メイは自分の仕事に誇りをもっていた。


ある日の朝、

ジョン・メイの真向いのアパートで、

ビリー・ストークという年配のアルコール中毒患者の遺体が見つかる。

いつも亡くなった人の想いを汲み取り続けてきたジョン・メイだが、

自分の住まいのすぐ近くで

その人を知らぬままに孤独のうちに人が亡くなってしまった……。

小さなショックを受けるジョン・メイ。

さらに、その日の午後、

ジョン・メイは解雇されることを言い渡される。

「君は仕事に時間をかけすぎだ」。

毎日の仕事がなかったら、毎日の決まりきった日課がなかったら、

彼はどうしたらいいのだろう。


こうして、ビリー・ストークの案件はジョン・メイの最後の仕事になった。

これまで以上に仕事に情熱をかたむけるジョン・メイ。

彼はビリー・ストークの部屋から古いアルバムを見つける。

そこには、満面の笑みで笑う少女の写真が貼られていた。

ジョン・メイは写真を手掛かりに、ロンドンを飛び出してイギリス中を回り、

ビリーの細切れの人生のピースを組み立ててゆく……。


旅の過程で出会った人々と触れ合ううちに

ジョン・メイにも変化が生まれる。

これまで自然に自分で自分を縛ってきた決まりきった日常から解放される。

食べたことのない食べ物を試し、

いつも飲んでいる紅茶の代わりにココアを頼み、

いつもと違う服を着て、パブで酒を飲み、

知り合ったばかりのビリーの娘ケリーとカフェでお茶をする。

そして、

まもなくビリーの葬儀が行われることになっていたある日、

ジョン・メイはこれまで決してしたことがなかったことをするのだった……。