BEAN CAKES & しゃこ味噌 | 真夜中のキャプチュード

BEAN CAKES & しゃこ味噌













バンクーバーの朝日
















石井裕也 監督作品


「バンクーバーの朝日」劇場鑑賞!!








つい最近、

CSで放送されていた「ライスカレー」ってタイトルの昔のドラマが

やはり、バンクーバーに夢を馳せた若者の物語でした・・・


なんだ?

昔って、カナダは黄金の国だったのか?


ってことで、

なんとも予定調和な、盛り上がりに欠ける不完全な出来栄え(-.-;)

あ~~

当然そうなるよね…

って、ちっともハラハラドキドキの無い、

じつに平坦な物語でした。


これ観て泣いた人とか、マヂでいるの?σ(゚、。)??


「川の底からこんにちは」や

「あぜ道のダンディ」といった作品にあった

エネルギーというのか?

熱というのか

そういったモンが影をひそめ、

ダルい感じで野球のゲームシーンがダラダラ続く、

ちょっとドラマ部分が疎かになっている一本。(-.-;)(-.-;)





チームの中心メンバーをはじめ、

とにかく、とんでもない豪華キャストなんですが、

特に女優陣は

宮崎さん、貫地谷さん、本上さんやら

とてもわかりづらいんだけど、田島令子さんなんかも出ててね、

だけどね、

キャラが活きてるのって、

レジーの妹・エミー役の高畑充希さんのみ!

終始彼女にだけスポット当たってて

宮崎さんなんて、なんのために居たんだか謎!

こんな無駄遣いは見たことない!
           '`,、('∀`) '`,、






私的には、石井監督の「舟を編む」はそれほどの評価ではなかったんですが、

それでも悪くはなかったワケで、

まさか、その後にこんなモン撮るとゎ!(-.-;)(-.-;)

今になって満島ひかりさんを取られたことが腹立ってきた。
      (↑ お前のモンでもない'`,、('∀`) '`,、)

そもそも、

公開すぐに、観たくて観たくてウズウズしちゃう作品ってありますよね?

本作、

私の中では、そうでもなくてね、

チャンスがあれば・・・って感じだったんですよ。

案外に自分の嗅覚信用してますので、

案の定、あらあら・・・状態でしたよ・・・えぇ・・・

劇場はソコソコ埋まってはいましたが、

エンドクレジット突入と同時に帰りの足が騒がしかったこと!

エンドクレジットがシーンとしてる作品ってそうないですね。

本作も、

やれやれ、ようやく終わったか的雰囲気満載でしたね。

賞獲った人の宿命ですよ!

次はもっともっと高い位置で勝負するっていう使命?

それへの期待?

題材は抜群によかったのにね。(-.-;)(-.-;)





しかしまぁ、

足利市に組まれた、

当時のカナダの日本人街や球場の

オープンセットは圧巻でした。

監督自ら撮ったスピンオフにも使用されてましてね、

このスピンオフ、

皆さんご覧になられたでしょうか?

コチラは現代の少女が、過去のバンクーバーの日本人街へ

タイムスリップ的に迷い込むというファンタジックな内容。

しかし、

こちらも中途半端なショートストーリー・・・(-.-;)

たぶん、

セット壊すのもったいないからもう一本??'`,、('∀`) '`,、

まぁ、美術としては

その役割を十二分にはたしていました。

衣装も、少しアレンジすれば現代でもイケそうな感じで、

高畑さん、さりげなくオシャレでしたね。
            (●´艸`)

美術がいいのが何よりの救い。

さらには、

「海炭市叙景」でのあのネットリした画を撮った

近藤龍人カメラマンの、

ノビノビ、広々した画も楽しめると思いますょ。

訳ありの街の雰囲気撮らせたら、ほんと!ピカ一だなヽ( ´¬`)ノ

「GOTHAM」とか撮ってみて欲しいな(●//艸//)=3





つ~~ワケで、

お金かけた程の出来栄えは期待しないほうがよろしいと思いますょ。
























































普通です



































(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会

製作年:2014年

製作国:日本

日本公開:2014年12月20日

上映時間:2時間13分

配給:東宝

カラー/シネマスコープ







~ストーリー~


1900年代初頭、

カナダで3か月働けば、日本で一生楽に暮らせる。

そんな噂の元、多くの日本人が海を渡り、

カナダへと旅立った。

しかし

そんな彼らを待ち受けていたのは、差別と貧困。

日に10時間におよぶ、過酷な重労働。


そんな中、

彼らの小さな娯楽として生まれた

日本人街の野球チーム・・・

その名も「バンクーバー朝日」

チームを構成するのは、カナダ生まれの日本人たち

製材所で働くレジー笠原やケイ北本、

漁業に携わるロイ永西、

豆腐店のトム三宅やホテルのベルボーイ・フランク野島たち・・・

やがて

チームはバンクーバーの野球リーグに参加するようになるが、

体格差やカナダチームに有利な判定をする審判たちにより、

朝日は負け続けた・・・

そんなある試合中、

レジーはあることに気付く・・・。

そして、

カナダチームの大雑把な守備の隙をつき

荒れ球を避けて、

偶然バットに当たったバント一本で1点獲ってしまう。

これを機に、

バントと走塁を活かし、朝日の野球は大きく変わっていく。






http://www.vancouver-asahi.jp/trailer.html