怒れ怒れ消えゆく光に

クリストファー・ノーラン 監督作品
「インターステラー」鑑賞!!
かなり日が経ちましたが、
公開初日に鑑賞しました。
西遊記も初日だったのですが、
西遊記の方は130人キャパの劇場にわずか4人(●´艸`)
それに対し、本作はかなり混んでいました。
レイトでも8割、席が埋まってましたよ。(人´∀`)
正直、
ノーラン監督の、その当たり外れ具合はかなり心配だし、
169分もの長丁場、
本当に大丈夫なのか!?とかなり気がかりでしたが、
相当に面白かったですよ!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

この長さの上映時間作品の鑑賞って、
ここ最近だと「ドラゴンタトゥーの女」か「野のなななのか」くらいでしてね、
途中でダレるんぢゃなかろうか?とか、
色々不安もありましたが、取り越し苦労だったワケです。
ダレてしまうであろう部分を
十分、丁寧なつくりとして認識できるワケです。(●//艸//)=3
物語はそれほど小難しいわけではないのですが、
要所要所の見せ場は上手いです。
特にワームホール内の精神的5次元描写は美しく、
2001年のあの感覚を思い出しました。
また、
それらに相まって、
またまた、ハンス・ジマーがイイ仕事してますね~
+.(*ゝд・)b゚+.゚
オペラだな~~+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.

ブラックホール = ワープ(時間)の描写はなかなか面白かったです。
ありがちな流れを、映像美でカヴァーし、
伏線を一気にまとめ上げて、
魅せまくる演出(●//艸//)=3
感心しちゃいます。
時間の向こう側がとても綺麗!
センス感じますね~!
っていうか、
子供が考えたような5次元の世界観がいいのかもな~
わかりやすいんでね~~。(人´∀`)
ほらあの、
ハリポタのアズカバンの囚人とかの、
あのシーンの裏でこういう事が起きてたのか!?Σ(゚□゚;)
っていう種明かしが大好物なんですよ。
なのでね、
本作での、辻褄あった瞬間は快感でしたね。'`,、('∀`) '`,、
イイゾ!ノーラン!
単純にこういったの好きなんですよ。
軽く騙されちゃうの'`,、('∀`) '`,、

この尺ですから、
なかなか宇宙へと旅立たないのですが、
前半の、
娘のマーフが、
自分の部屋の本棚から本がひとりでに落ちる現象を
ポルターガイスト現象だと信じて怖がっていたのですが、
ある日クーパーが
それらが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付き、
マーフと共にメッセージを解読、
それらが指し示している場所へとたどり着くんですね、
この感じ、未知との遭遇っぽくてね、
ドキドキしちゃいますね!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
でね、
実はその場所って、ヒッソリと活動し続けていたNASA施設でしてね、
二人は最高機密に触れたとして身柄を拘束されるんですね。
この辺りまで、
怒涛の展開でして、宇宙に行かなくても十分に楽しめるわけです。
+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
時間の使い方が巧いというか何というか…

キャストも、
意外な登場のマット・デイモンや
アン・ハサウェイもたまらないのですが、
私的には父親役のジョン・リスゴーに涙しました。
'`,、('∀`) '`,、
昔っから好きな役者さんでしてね、
「ハリーとヘンダスン一家」でのコミカルなお父さんやら、
「クリフハンガー」での、超ムカつく悪役と、
そんな七色の顔を持つ個性派!
私的に、リチャード・ドレイファスに次ぐ好きな役者さんですね。
そして本作の登場人物?(●´艸`)
の中でも、
人工知能ロボットTARSとCASEは素敵過ぎ!'`,、('∀`) '`,、
歩き方とか、
緊急時の機敏さとか、
ツボでした。
見た目はダンボールロボみたいなのにね(●´艸`)
やはり、高性能なモノって、単純な形なんですね。

食糧難な割にはパンケーキとか普通に食ってる不思議...
本作では、
ブラックホールだの
相対性理論だの、宇宙の時間軸だの、5次元世界の理屈、
そんなもんの知識を有するより、
「愛」とはナンジャラホイ!?
みたいな
愛という形無きものを哲学的に問うもので、
ノーラン監督のチャレンジ精神に涙する作品なのでゎなかろうか'`,、('∀`) '`,、
いやいや、
話題になるだけあって、見応え十分、
時間作って、是非劇場へと足を運んでくださいね。
大きいスクリーンで観ましょうね
良質の音楽をデカスピーカーで聴きましょうね~~~

(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc.
and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
英題:INTERSTELLAR
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年11月22日
上映時間:2時間49分
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー

~ストーリー~
近未来、
地球規模の環境変化による植物の枯死、
地球全体に砂漠化が進み、
定期的に砂嵐が街を襲うことで大規模な食糧難となる…
静かに…そして確実に人類の滅亡へのカウントダウンが進んでいた。
そんな状況で、
あるミッションの遂行者に
現在は義父、息子と娘の4人でトウモロコシ農場を営む
元宇宙飛行士のクーパーが大抜てきされる。
そのミッションとは、
宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。
地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。
悩み抜いた果てに、
彼は家族に帰還を約束し、
前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。