僕にゼッケンを!

ニルス・タヴェルニエ 監督作品
「グレート デイズ!
-夢に挑んだ父と子-」鑑賞!!
今回はちょっと気分を害する方が出てくる可能性がありますが、
ホント!心の汚れたおっさんが書いた駄文ですので、どうか大目に見てやってください。
実在する親子、
ディック・ホイトとリック・ホイトの
“チーム・ホイト”にインスパイアされ制作された作品!
実際のホイト親子のエピソードに、
かなりなフィクションを織り交ぜ出来上がった本ではあるが、
正直、
かなり大人しめの演出でして、
あまり大きな感動を期待すると肩スカされますね…(-.-;)

ジュリアン役のファビアン・エロー君は
同キャラと同じ脳性麻痺の障碍者であるので、
車イスの扱いが見事なんですよ。
当然ながら超リアルなワケで、
初演技とは思えない生き生きとした演技と表情は好感!
しかし、
物語としては、
かなりお年を召された父親に、
あまりに過酷な試練でね…
だって、
ジュリアンが選んだのは、
決してアダプテッド・スポーツなんかではなく
本物のアイアンマンレースなわけで、
一人で挑戦したってキツいのに、
自分と一緒に参加することがいかに大きな負荷となるか?
父を想うのならば、
もう少し思慮深く行動するべきでゎなかろうか?とか思ってしまう。

案の定、
ジュリアンはただ言うだけ!
競技用の特別誂えの自転車に乗ってるだけ(上り道が7割のコースで)
もう、錘以外の何ものでもない感じ…
マラソンだって、車椅子押しながら40km走るわけで
ジュリアン自体が車椅子を自力で漕ぐなんてこともしないので、
伴走っていうか、
応援団?
ぶっちゃけ沿道で応援してくれたほうがイイのでゎ?
なんて思う…(-.-;)(-.-;)(-.-;)




とにかく、
あまり抑揚無く、淡々と進む展開にやや飽き、
その上、
素直に感動出来ないときたもんだから、
汚れきったこの心に灯を灯してくれる方、大募集!(-.-;)(-.-;)

もう何か身もふたもない言い方になっちゃったけど、
そんな中、
お母さん役のアレクサンドラ・ラミーがとても美しかったです
(ノ∀`) テヘヘのヘ
夫・ポールとの関係が冷え切っている時は
ホント!それなりの女性に見えるんだけど、
ポールとジュリアンが輝きだすと、
一緒に輝き始め、
あれよと言う間に美女へと変身!
その変化が見事な芝居でしてね!
何というか?
最後は、
“暑苦しくないキャメロン・ディアス”って感じでね!
(∀`从)♡♡♡
決して熟女好きではない私も
ちょっとクラッってしちゃいましたよ
'`,、('∀`) '`,、













まぁ、かなり焦点のズレた感想文ではございましたが、
正直、
同じフランスの作品ならば、「最強のふたり」くらい
砕いちゃって、笑いに変えちゃったほうが
エンターテナーとして成り立つのでゎ?ってのが正直な感想。
本作は実はね、
東京や神奈川では、
驚きの公開劇場の少なさでしてね、
出会えない可能性高いので、ちょい気になるって方は
DVD待ちがよろしいのかもしれません…(-.-;)(-.-;)(-.-;)


(C) 2014 NORD-OUEST FILMS
PATHE RHONE-ALPES CINEMA
英題:THE FINISHERS
製作年:2014年
製作国:フランス
日本公開:2014年8月29日
上映時間:1時間30分
日本語字幕:寺尾次郎
提供・配給:ギャガ
提供:カルチュア・パブリッシャーズ
カラー/DCP/ビスタサイズ/5.1chデジタル

~ストーリー~
車いすの生活を余儀なくされる17歳のジュリアンは、
ロープウェイのメンテナンスの仕事で世界中を飛び回る父・ポールが、
仕事をクビになり、久しぶりに戻って来るのを楽しみにしていた。
だが、
ポールは失業のショックと、
長く離れて暮らしていた息子とどう接していいか分からない・・・。
顔を合せず、口をきこうともしないポール。
ある日、
かつて父がトライアスロン選手であることを知ったジュリアンは、
そんな父に、とんでもない提案を突きつける。
「父さんと、アイアンマンレースに出たい。」
若い頃にトライアスロン出場の経験を持つポールではあったが、
週20時間以上のトレーニングを何か月も積んだ者でさえ完走も難しい
そんなレースに車イスで出場などムリだ!と一蹴する。
アイアンマンレースは、トライアスロンの中でも最難関。
しかも障がい者用の装備には莫大な金額が必要だった。
しかし、
負けず嫌いのジュリアンは諦めない。
様々な作戦を企て父を説得。
同じハンディキャップを負う級友達の協力もあり、
心配性の母をも説き伏せ晴れてチーム結成となる。
「これまでの時間を取り戻す。」
「もう子供じゃないことを、認めさせる。」
ふたりの無謀すぎる挑戦は、
やがて周囲の人々を巻き込んで、皆の夢へと変わっていく。
そして迎えた運命の日、
様々な困難を乗り越えた<グレートデイズ>にゴールは来るのか