10段階でいうと、ルックスは5だ!

スティーヴン・クォーレ 監督作品
「イントゥ・ザ・ストーム」鑑賞!!
超体感型ムービーとか、
さも、話題作っぽく言われていますが、
過去のパニック作品の域を越えてはいませんでした。
まず、
89分という短めの上映時間で、はたして
どれだけ語ることが出来るのか?
私的予測としては、
98分の「ポセイドン」における
開始5分で巨大波出現!
あれよあれよと
ポセイドン号はまっ逆さま!
こんなスピーディーな流れなんぢゃね?
と予測しつつ鑑賞。
案の定、いきなり出し惜しみなしの竜巻地獄'`,、('∀`) '`,、
小気味よい進行ではありますが、
特に“ツイスター”を遥かに凌ぐ迫力とかだったわけでもなく、
“パーフェクトストーム”程、人間ドラマも描かれてないし、
まぁ、並なパニック作品ってとこですかね。(ノ∀`)

だって、
パーフェクトストームは観終わって劇場を出てからも
耳元で嵐のゴーゴーいう音が残っちゃって、
後遺症的に、強く擦り込まれた一本だったけどね、
本作は
「あらσ(⌒▽⌒;)終わっちゃった?」って感じで、
なんだか、あまり被害者も出ないし、
街は野原になっちゃうことはなっちゃうんだけど、
もともとテキサス州ってだだっ広いイメージあるから、
その被害の大きさに比例した、
凄まじい爪痕感は感じられなかったわけです。
確かに、ゴヂラの通った跡みたいでしたけど…(-.-;)

ツイスターでは牛がすっ飛ばされたシーンが印象的でしたけど、
この竜巻はジャンボジェット機を巻き上げちゃう破壊力です。
紙飛行機のように舞うジャンボ機は
演出としては、
ド迫力追及ってより、薄っぺらい感じになっちゃって逆効果。
あれだけの質量のモノを軽々持ち上げちゃうのも善し悪しですね~~
(-.-;)(-.-;)
たぶんなんですが、
ジャンボ機が竜巻に巻き込まれた場合、
主翼とかがもぎ取られたとしても、本体は持ち上がらないような気がする。
このマンガチックな表現で、本作はかなり損したと思う…
しかも、
劇中アチコチでビデオ回して、モキュメンタリー風に仕上げているのかと思いきや、
ビデオ映像の検証みたいのはまったくなくてね、
竜巻に車ごと巻き上げられ、
かなりの上空までもってかれたストーム・チェイサーの一人が
無風状態の「竜巻の目」を撮影してたんですが、
後の検証とかなくてねぇ…┐('~`;)┌
ちょい残念でした…

唯一、いい感じだったのが、
YOUTUBEに衝撃映像をアップして
有名人を目指す冒険バカとその仲間
竜巻を無防備な状態で追いかけ撮影を繰り返し、
最後には巻き上げられてどっか行っちゃうんですが、
大オチで木に引っ掛かって二人とも助かっているってくだり
'`,、('∀`) '`,、
この二人のキャラが
唯一、センスを感じた起用だったよう思います。
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
この手のボンクラおちゃらけキャラは物語には重要ですね!
'`,、('∀`) '`,、

そんな感じで
格別、目新しさも無いままわずか89分のパニックドラマは
あれよで終わってしまいました。'`,、('∀`) '`,、
でもこの潔さは
デートの途中にゃもってこいの一本だと思います。
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!
時間調整が必要になったあなた方!
どうぞ映画館へと足を運んで、
この一本をお選びになってくださいね!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.
英題:INTO THE STORM
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年8月22日
上映時間:1時間29分
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー

~ストーリー~
テキサス州・シルバートン市は
これまでにない規模の竜巻の襲来により大打撃をうける。
ストーム・チェイサーのアリソン・ストーンたちは
この竜巻を追い、調査を続ける中、
また新たな巨大竜巻の発生を予測する。
やがて彼女らの目の前には
複数の竜巻が一つに合体した
直径3,200メートル、
秒速135メートルという、今までみたことのない巨大竜巻が発生する。