GOTOCITYポンプ隊 | 真夜中のキャプチュード

GOTOCITYポンプ隊














捨てがたき人々














榊英雄 監督作品


「捨てがたき人々」鑑賞!!







ジョージ秋山先生はギャグ漫画のイメージが強いのですが、

ゴミムシくんはほぼ、記憶にないのですが、

作品によってはギャグ漫画として始まったと思っても、

途中、大きく内容が変わってね、

なんか、

柳沢きみお先生的流れが当時流行っていたのでしょうかね?

品の無い、クソみたいなハレンチギャグ漫画が魅力だったのに、

哲学的・宗教色豊かな作風へと移行する秋山先生から、

私はいつの間にか遠ざかっておりましたよ。





本作はそんな先生の後期の作品でね、

原作は90年代に描かれたものですが、

その内容は80年代以前っぽいですね。


ハッキリいって、セックスシーンが多すぎ(-.-;)

明けても暮れてもセックスシーンで物語を引っ張ってね、

たとえ

強姦だったとしても、

一度抱かれたら離れられなくなるみたいな女心の描写って、

いまどき誰もわからないのでゎなかろうか?

まぁ、

本作では京子は宗教団体の熱心な信者である設定だったとしてもね、

古臭い本だなぁ~~って思って観ていました…


いまの男女間って、

もっと複雑怪奇なんぢゃなかろうか?


それこそ70~80年代の物語って感じ!

トレンディドラマ全盛の少し前には、

こんな内容のモノも多々存在したでしょうが、

なんで今なんだろう?

そんな疑問しか出てこなかったですよ。

ホットロードにせよ、

本作にせよ、なんで今頃?そんな疑問ばかりな作品でしたよ。





ポルノ映画の系譜とでも言いたいのか?

キャストには、美保純さんなんかも顔を揃えててね、

しっかり濡れ場(軽め)も披露してくれてますよ。'`,、('∀`) '`,、





ゴーバスターズの司令官役もこなす、

自らも役者である榊監督の元、

監督の生まれ故郷である長崎は五島市の港街を舞台に、

ウルトラマンだとティガやコスモス

ハリケンジャーに仮面ライダーカブトと、

意外と子供番組歴が長く、

最近では昼メロでも見かける三輪ひとみさんが、

すっぽんぽんで熱演されててね、

美保さんを足元にも寄せ付けないハリキリっぷりには感動しましたよ。





そして大森南朋さんの、クサれ野郎っぷりも最高にステキ(∀`从)♡♡♡

だらしない裸体を晒し、_| ̄|○∠))バンバン

汚ったねぇ~ケツをスクリーンに向けてのダメさ加減に

タダ者ではない役者であることを再認識できます。

チ●コを三輪さんの眼前にひけらかし、

三輪さんにチ●コパンチを食らい悶絶するシーンに

声をあげて笑っちゃいましたよ!

ホント、品がなくてスイマセン(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ

そんな大森さん…

貴重な役者さんですね…ケツ汚ねぇ~けど'`,、('∀`) '`,、





本作にやや違和感を感じるのは、

色と欲にまみれた宗教団体が出る以外、

ジョージ先生特有の宗教色があまり濃くないので

ある意味、観る側は楽チンかもしれません。

にも関わらず、

生きることに飽きた男が、

金が無くなった途端に、包丁片手に

「また臭い飯かぁ…」って呟いて、刺す練習したりして、

破滅的思考で、つくづくクソ野郎だななんて目で観てるとね、

ラストシーンでは、自身の存在意義の疑問を高らかに訴えてね、

ジョージ先生の息子さんである命さんのこの脚本は

もう、どう捉えていいのやら、

ジョージ先生並に掴みどころが無かった気がしますよ。


実際には、この手の作品は大好物ではあるんですがね、

なんか、

文句言ってみたいお年頃なんで、ご勘弁くださいな'`,、('∀`) '`,、





個性派俳優のオンパレードである本作は、

それだけでも観る価値ありですのでね、

難しく捉える人も、

エロシーンだけが楽しみな人も、是非ご覧くださいね。


まぁ、衝撃作ってのは言い過ぎでも、

  いい感じの相関図が出来上がってるし、

古きも新しきも、

女性が魅力的に描かれています。

演出の妙がみれますので、足を運んでみてくださいな!


ちょっと上映劇場少ないですけど、

客足はかなりありました!

期待度高し!そんな一本ですよ!

















































普通です。






























(C) 2012「捨てがたき人々」製作委員会

製作年:2012年

製作国:日本

日本公開:2014年6月7日

上映時間:2時間3分

配給:アークエンタテインメント

カラー/HD/5.1ch






~ストーリー~

仕事も金もなく、

不細工で生への執着もない狸穴勇介

生きることに飽きた彼の最後の地は

生まれ故郷の五島列島の港街だった。

ここは幼い勇介を両親が捨てた街でもある…

街の人々は勇介をしるわけもなく、

目付きの悪い彼を怪訝そうに眺めるばかり…

そんな中、弁当屋で働く

顔に大きな痣があり、

そのことがコンプレックスだという女、

“岡辺京子”だけが勇介に笑顔を向けてくれる。

宗教団体「神我の湖」に所属し、人の途を諭す京子と、

強姦まがいに関係した勇介、

やがて

子供が出来た二人は、なし崩し的に家族となる…