そこに箱があれば開けちゃうよね。 | 真夜中のキャプチュード

そこに箱があれば開けちゃうよね。














リュウグウノツカイ












ウエダアツシ 監督作品


「リュウグウノツカイ」観ました!









劇場には、リュウグウノツカイのオブジェが飾ってありましたよ。
実物大なんでしょうかね?こんなのに海中で遭遇したら漏らすよね(-.-;)




リュウグウノツカイマスコットまで売られていました。
思わず購入したものの、何に使ったらいいんだろう…?
愛らしさゼロのマスコット…(-.-;)(-.-;)





最近、

頭で瓦を割るCMが話題の武田梨奈さんが出演。

朝の情報番組にも出たりして、

何かと注目を集めています彼女。

私は「KG」以来なんですが、

お芝居がかなり上手くなってて驚きましたょ!
            ヾ((○*´∀`*))ノ゙

まぁ、

本作では一切アクションなんてないのですが

何故に彼女に白羽の矢が???

そろそろ学生服も厳しいのでゎ?'`,、('∀`) '`,、





さて本作は

2008年

アメリカ・マサチューセッツ州の

グッドハーバー・ビーチなどで知られる漁師町グロスターにある

グロスター高校で、女子高生18人が集団妊娠する事件がネタ元です。


しかしね、

アメリカでは、普通にこんなこと起きちゃうかもしれないですけど(偏見(ノ∀`) )、

それをそのまま、

日本に置き換えて、はたして説得力は生まれるのでしょうか?


アメリカのティーンたちは(死語?)、

例えば、

ブリトニー・スピアーズの実妹ジェイミー・リン・スピアーズとかが、

10代半ばくらいで出産とかしてね、

若くして出産するのが、ちょっとカッコいい!

みたいな風潮もあって、

こんなヘンテコな事件も起きかねないのもわかるんですよ。

なのでね、

その家庭環境の悪化から、集団で妊娠し、皆で子供を育てて

全員幸せになっちゃおうぜ!的な考え方って

ある意味アメリカ的でもあって、

それが日本の高校生で、はたして起こるのかな?って

ちょっと違和感感じましたけどね。

しかし、

作品としては結構見どころ多くて、意外に面白かったですよ。
                   (●´艸`)
とにかくよく、

わずか60分でここまで仕上げたもんですよ!

本作にはヒロインと呼べる立ち位置のキャラが10人いるわけですが、

そのどの子も、

生命力を感じ、生き生きとした表情が印象的でしてね、

子供が子供をつくるその生命の営みが可笑しくも妙にリアルでしてね、

その生々しき行為を表現するにあたって、

一切、

セックスシーンが無いという出来栄えの美しさが目を惹くんですね。(∀`从)♡♡♡


どの子も

まだまだたどたどしい稚拙な芝居ではありますけど、

しっかり笑わせてくれたり、

考えさせられたりと、想像以上に奮闘してます。


マジメな優等生・孝子が、

このグループのリーダーになって豹変、

とんでもないエッチのノルマを課す悪魔と化すところは笑えます。


実際のアメリカの事件でも、

セックス相手の中には20代のホームレスもいたそうですが、

本作でも、

ホームレスのブルーシートのおうちに

「こんにちゎ~~」って入っていく女子高生を観て、

今泉力哉監督の「TUESDAYGIRL」が匂ったりしました。
                 (ノ∀`)(ノ∀`)

こんなの観ているとさ、

子作りに於いて、男の役割ってなんだろうね?
           ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

男に一切の主導権のない子作り行為は笑えますね!

彼女たちに於いての崇高な行為である

  “お種を頂戴いたします”作業では、

  もう、お種の製造元である男は、完全に置いていかれてますね。
                   ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \





なんだかとにかくね、

あっけらかんとした女子高生たちの

現実感の無さは

0か1しかない現代人を象徴しててね、

その行動の一部始終がなんだか、

ドット画で描かれたデジタルな世界に観えてきますよ。

なんか、未婚の母なんてさ、

昭和の時代には一大事だっただろうにね?'`,、('∀`) '`,、





本作で、

タイトルにもなっている“リュウグウノツカイ”・・・

本作のロケ地でもある三浦半島にも現れたことがあるんですね。

ちなみに横須賀の博物館には、ホルマリン漬けのがいます。

この博物館、無料な割に、なかなかのクオリティーです。'`,、('∀`) '`,、




このラブホが映るまで、横須賀ロケだと知りませんでした。


いやはや

実に不思議な作品でした。

彼女たち10人が、“今を生きた”結果、

これから長い子育ての時間に、どのような酷い仕打ちと出会っていくのか?

どのような想像だにしなかった幸せと出会えるのか?

考えないワケにはいかない投げかけ方ですよ。

グロスターの子たちは、

比較的、幸せに暮らしてる子が多いと聞きますが、

日本の、彼女らの挑戦?σ(゚、。)

   …お遊び?が

彼女らにとって、後悔のないものとなって欲しいと願いますね。



もしも本作に出会えたら

   迷わず鑑賞したほうがいいです!ヾ((○*´∀`*))ノ゙






















































普通です。
































(C) slash / nomadoh

製作年:2013年

製作国:日本

日本公開:2014年8月2日

上映時間:1時間0分

製作プロダクション:slash nomadoh

カラー/HD/16:9/デジタル5.1ch






~ストーリー~


開発工事の影響で漁業不振に陥っている田舎の小さな漁師町。

重機のノイズが轟く浜辺で、

それをかき消すように大声を上げて遊ぶ女子高生のグループ。

その輪には入らず、ひとり浜に座る真姫は

海に浮かぶ大きなサルベージ船を見つめている。

グループの中で唯一、開拓工事側で働く親をもつ孝子は、

不漁の影響で家庭が崩壊してしまった真姫に後ろめたさを感じている。


グループのリーダーである幸枝は明るく振舞い、

ふたりの関係を取り持とうとしていた。

ある朝、

日課である浜の水質調査を行う少女たちの前に巨大な深海魚が現れる。

気持ち悪くも美しい謎の深海魚「リュウグウノツカイ」―。

この魚には「豊漁の兆候」「災いの予兆」という両極端な言い伝えがあった。

そしてそんな中、

3年前にタレントを目指し上京した同級生・千里が町に戻ってくる。

なんと!千里は妊娠して戻ってきたのだ!

さらには真姫が、幸枝の彼との間に子供が出来てしまう…

千里に触発された真姫は、

仲良しグループ全員と共に赤ん坊を産み、

皆で育てようと

「妊娠協定」を結ぶ考えを打ち明ける。