でま~く | 真夜中のキャプチュード

でま~く














GODZILLA











ギャレス・エドワーズ 監督作品


「GODZILLA」観ました!








渡辺謙さんの演じる博士の名が
   “芹沢猪四郎”だったことに涙しました!
        '`,、('∀`) '`,、





ということでね、

すげ~~~いい出来でしたよ!

私、

いつものように2D版だったんですが、

3D、必ず行きますよ!'`,、('∀`) '`,、





唯一の被爆国で生まれた怪物、

54年版ゴジラが、反核の象徴だとすればね、

14年版は間違いなく、原子力エネルギーに対し

  何をかいわんや!

    呆れ果てて現れた、黒く巨大な問題の象徴でしょうね…。


そのためでしょう、

物語は日本から始まり、

原子力発電所の、謎の事故から話が動きだすのです。

この意味、

誰しもが認識出来ることと思います。

戦争からしばらく時間が経過し、

原爆の記憶も薄れ始め、

いま、ゴジラの担う役割が、

   改めて再認識される序章は抜群のスケールでしたよ。



原発事故で愛する者を失う悲しみ!



    恐怖!



すべて集約されておりました。





そしてその後、

舞台はなんとハワイ・オアフ島へ移るんですね。

南の楽園…

その真の姿である重要軍事基地のオアフ島が、

津波と破壊神により壊滅する流れ…

素晴らしすぎるヾ((○*´∀`*))ノ゙

あえてハワイ

  あえて津波、

おそるべきメタファー!

この辺りで失神しそうになりましたよ'`,、('∀`) '`,、

面白いように一般人が塵と化す様相が凄まじい!





本作ゴジラは、

ミレニアム辺りから採用されている、

切り立った氷山みたいな背びれが採用され、

基本、ミレニアム以降のゴジラにみられる

美しいプロポーションを継承して

海中を移動している際、

この背びれだけが海面に出ていることが多くてね、

とても効果的に背びれが活躍していて嬉しい限りですね~
                  (∀`从)♡♡♡

でね、

肝心のゴジラなんですが、

上映開始後60分くらい、

ちゃんとした姿が現れないんですね、

所謂、

ジョーズの手法ですよね。'`,、('∀`) '`,、アメリカっぽい!

54年ゴジラは結構あっさり、

その姿を現しちゃうのでね、

この、もったいつけた演出はアメリカだなぁ~~って思いましたよ。
                    (●´艸`)

それだけにジョーズと一緒で、

背びれ大活躍'`,、('∀`) '`,、


こうして、待ちに待った1時間後に登場のゴジラですが、

首が短く、頭がデカめなので、

より、ワニっぽさが強調された、いかにもなデザインで痺れます!
                        '`,、('∀`) '`

鰓とかもあって、

背びれが発光し、

圧倒的な破壊力の放射能火炎も吐くという、

東宝の配給に相応しいゴジラでしたっ!(∀`从)♡♡♡


こうして、本作でのゴジラのデザインは凶悪性が増し、

渡辺明氏のゴジラを十分に踏襲しつつ、

かつ、アメリカらしく、美しく…

何か、怪獣変態の私には満点に近い気がしました(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!





本作は、とにかくゴジラの独り舞台!大暴れ!なのかと思えば、

どちらかというと

ゴジラ対モスラの様相が強くてね、

なんだかとんでもないライバルが登場しましたょ!'`,、('∀`) '`,、


ゴジラという生物。

54年版では、

「ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた

  海棲爬虫類から陸上獣類への進化過程の巨大生物」とされていましたが、

本作ではさらに時間を遡り、

ペルム紀に存在したとされ、

当時の放射線をエネルギー源とし、

自ら原子炉のような器官を持つ生物となっています。 





で、

本作ではこのペルム紀に、

やはり放射線をエネルギー源とする巨大生物が存在し、

ゴジラの持つ、体内の原子炉に卵を産み付ける生物という位置付で、

M.U.T.O.(Massive Unidentified Terrestrial Organism)

と、呼ばれる(呼称名は無い)怪獣が登場!

遥か彼方の時代に一頭のゴジラが

M.U.T.O.に寄生され死んでいる…そんな化石がフィリピンで見つかり、

ゴジラはM.U.T.O.掃討を本能とし、

自身の生存のため、

M.U.T.O.は繁殖のため、双方が激突するという図式です。

ちなみに鑑賞中、

私はこのM.U.T.O.を、心の中でずっと「レギオン」って呼んでました。





このM.U.T.O.ですが、

デザイン的にも、同監督のデビュー作、

「Monsters」に登場する地球外生命体より、

クローバーフィールドのクリーチャーに似た動きをし、

ガメラに登場するレギオンと近い性質に感じました。

本作のオープニング部分なんかも

ゴジラらしさより、実にガメラっぽい始まり方で、

この辺り、

日本産モンスターへの愛が十二分に感じられましたよ。ヾ((○*´∀`*))ノ゙



同監督のデビュー作、「Monsters」貼っておきますね。モンスターパニックにしては大人しめですが面白いっす!


余談ではありますが、同監督のデビュー作、

「Monsters」をご覧になったことがある方はご存じでしょうが、

主演のホイットニー・エイブル・・・カワイイっすね~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙

いや…

  そこはいいか…(-.-;)(-.-;)汗


本作でのヒロイン的立場は、エリザベス・オルセンですかね?

それともサリー・ホーキンス…? 

つい最近、ブルージャスミンで出会いましたね。


さらには、

「ブレイキング・バッド」でスキンヘッドで熱演の

ブライアン・クランストンの出演に感動しました。

ブレイキング・バッド…また再放送してますね!

   こちらも是非ご覧ください!'`,、('∀`) '`,、





今回のリメイクでは、

ビキニ環礁の水爆実験は

実は、このゴジラを倒すため!ってな感じに

かなり微妙な感じに置き換えられていたのですが・・・

つい最近に54年版も観れたしね、

その意味で、

本来、ゴジラ誕生のメッセージを含んだこの事例を

サラッと置き換えられてしまったアメリカ感覚を

我々日本がどのように受け取るのかが別の楽しみでもありますね。


呑気日本が、

喉元過ぎてアッと言う間に色々忘れ去る今、

アメリカ発信の、

本作の存在意義と、

メッセージを考えられるレベルにまで仕上げられた一本

娯楽としても楽しめるので、

是非、足を運んでいただきたいですね~~~

続編も決定したそうです!

モスラとかラドとかキングギドラとか(●´艸`)

  お馴染みさんも登場するとか?(●´艸`)









































普通です



































(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
& LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC
英題:GODZILLA

製作年:2014年

製作国:アメリカ

日本公開:2014年7月25日

配給:東宝

カラー






~ストーリー~


1999年、日本。

原子力発電所で働くジョー・ブロディは、

かねてより発生していた異様な振動に疑問を抱いていた。

危険を感じて、原子炉の運転停止を提案。

だが、

そんな折、振動は激しさを増して発電所はついに崩壊し、

一緒に働いていた妻サンドラを亡くしてしまう。

それから15年・・・2014年、

アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォードの元に、

日本で暮らす父が逮捕されたと日本領事館より連絡が入る

慌てて日本に父を訪ねるフォード。

ジョーは妻を亡くした15年前の事故をいまだ追い続け、

侵入禁止区域に足を踏み入れたために逮捕されたのだった…

そしてジョーを引き取ったフォードは、

父の追う真相を知るため、

父と共に再び、

侵入禁止区域へと向かうも、

再度、逮捕されてしまう。

しかし、連れてこられたかつての原子炉跡地で

とても現実とは思えないおぞましい光景を目にする。