私は外側の人間。 | 真夜中のキャプチュード

私は外側の人間。














思い出のマーニー















米林宏昌 監督作品


「思い出のマーニー」観ました!








簡単に言っちゃうと、

“12歳の自閉症夢遊病者が、お婆ちゃんの幽霊に出会う白日夢ホラー”

   そんな感じ?'`,、('∀`) '`,、


どのシーンも、

かつて同スタジオ作品で観たような、

焼き直しシーンが目立つ感じ・・・

もう、

序盤のシーンは、ぽにょとか、

   千と千尋が自然と思い浮かんでしまう…



なんか、千と千尋っぽい…


過去作品と同じようにファンタジー色が強いものの、

これほど精神・心理の奥深くの物語を

同スタジオが表現しだしたのは、

なんか…

必死の脱却っぽくて見苦しい…

真似でいいんだってば!(ノ∀`)汗汗汗汗

何かに追われてんのかな?'`,、('∀`) '`,、
   そう感じるのかな?

静かなプレッシャーがヒシヒシと…?





アニメ界の超大物を師に持つ

とある関係者とよく飲むんですね…私…。

その彼がね、

宮崎さん世代がいなくなったら、(一線を退いても)

日本のアニメーションは作れなくなるらしい…

なんか

意味わからないようで、

じつに深い意味を持つなぁ~~って思いました。


そんな、

ジワジワと滲むように、

 現実が見え隠れし始めている気がする…





まずね

なんと言っても

観終わって、幸せを感じなくなってる…


気持ちが、キュ~~~ってしなくなってる…



きっとね、

作品は、ブランド力でソコソコ売れるでしょう…

でも、

同スタジオにはもう、勢いなんて感じないのが寂しいです。

幸福のオーラが無くなっている…





主人公はまさに今時の女子。

不思議な世界で力強く生き抜こうとするような主人公に比べ、

静かに狭い世界で襖の隙間から外を覗いているのが本作の主人公。


舞台は北海道の果て…

どうしても冬の暗雲と灰色に荒れる海を想像してしまう…

画に華がないし、

クライマックス感がない…


物語上の、湿っ地屋敷やサイロ...

シチューションとして、イマイチわかりづらくて

   結果、活きてないんだよね~…


このサイロのシーンには大きな意味があるんだけど、

どっかで観たことあるんだよなぁ…??σ(゚、。)

まったく思い出せないんだけど。。。'`,、('∀`) '`,、

イギリスのドラマっぽいなぁ…??



いえね・・・

成立してるし、

言わんとすることもよくわかるんですけどね…
               (-.-;)(-.-;)

なんていうか…

代が替わって、

アンコの味が落ちたタイヤキ屋みたいでね…(-.-;)(-.-;)



私達はいつでも、

どんな居場所であろうとも、
     必死に生き抜こうというエネルギーを感じたいのだ。

自分大好きな、鬱陶しい子供は見たくもないのだ!





ディズニーみたいな暖かい躍動感が欲しいんだよぉぉぉぉ・゜・(ノД`)・゜・。







'`,、('∀`) '`,、今の子はボートも漕げないんだね


アリエッティーって、ボチボチな出来栄えでしたよね??

あ~~上手く真似したね~~って微笑ましかった気がするけど、

監督…

何をターゲットにしようとしたのか…?


   …って、


文句ばっか言ってますけど、

緻密さ、正確さ、ブッとさ、

   継承すべき点はシッカリおさえ、

 その上で、別土俵で勝負した!みたいなトコはありますね。

創る人の苦悩も苦労も十分伝わる完成度はあるんだと思います。



あとね、

個人的に、マーニーの金髪が、

  ハラリ...と一本顔にかかる描写が素敵すぎましたね!
                 '`,、('∀`) '`,、


ただね、

この次がまた来夏あるとして、

どんどんと尻すぼみになって行かなければイイなぁ…


結構、

ジブリ作品は監督云々ではなく、

公開が楽しみなんですよね。

期待が大きくなりすぎるのだろうか?


(●´艸`)フフフ...

まぁ、

私が何言おうと、観にいくんでしょ?


夏はジブリだもんね!
















































普通です。





























(C) 2014 GNDHDDTK

製作年:2014年

製作国:日本

日本公開:2014年7月19日

上映時間:1時間43分

配給:東宝

特別協賛:アイフルホーム

特別協力:ローソン / 読売新聞

カラー






~ストーリー~


心を閉ざした少女杏奈は、

夏休みを利用して、

ぜんそくの療養を目的に継母の姉が生活している

岬の高台にサイロがある、海沿いの村にやって来た。

新しい生活にも馴染めない日々の、

そんなある日、

近所の女の子との些細ないざこざの末、

彼女の目の前に

入り江の誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、

きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。

その出会い以来、

杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、

それは二人だけの秘密・・・

こうして、

杏奈の不思議なひと夏の出来事がはじまった…。