口の巧い毒蛇め!

ダーレン・アロノフスキー 監督作品
「ノア 約束の舟」観ました!
とにかく本作、
観続けているうちに、
ノアの姿とブラックスワンのナタリー・ポートマンの姿がダブり始めましてね
'`,、('∀`) '`,、
また同じような作品撮ったのか!?
ノアの物語とは、サイコスリラーなのか!?
ってな具合に、
ノアのぶっ壊れっぷりが面白かったですよ!(≧∇≦)/
神の啓示に
そりゃ~~ストイックなまでに任務遂行を優先させるノア!
見どころと言えば、
長男セムと養女イラの間に子供が出来た時!
d(≧▽≦;)
もしも生まれてくる子が男なら、
その子が世の中の最後の一人として命を全うする…
しかし!
女であれば、子を増やすかもしれないので殺す!
孫ですよ…
孫…
って言うか、そもそも神の啓示を受けたのはノア一人、
妻とか息子とか連れてっちゃうのって、
そこいらも実は神の命に背いてたりすんだよね!'`,、('∀`) '`,、

出航した後の箱舟でのノアたるや、
まぢでサイコ野郎でね、(゚д゚;) アブナッ...
ラッセル・クロウっていうか、
シャイニングでのジャック・ニコルソン並に怖い。
瞳孔開きっぱなしで、ノイローゼとしか思えない!
しかしまぁ、
これだけの偉業を神に命ぜられたんだから
そのプレッシャーたるや、想像を絶するんだけど…(-.-;)
それにしたって、
堕落した人間とはいえこれだけの大人数を見殺すその度胸!
さすがです!ノア…!
バッサリと川田を切った三沢社長のように…・゜・(ノД`)・゜・。
しかしね、
これだけの大量殺人をカマした割には、
テメ~の家族ん時だきゃ~悩みやがってね!
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
結果として、
神の命に対して疑問を持っちゃってね…
イラの双子の女の子を許しちゃうんだよね…
微妙な解釈で進む話は、
こりゃ、
キリスト教徒達に反発かうワケだ!'`,、('∀`) '`,、
上映を禁止された国もあるんですってよ!奥さん!
Σ(゚□゚;)

アダムとイヴをそそのかしたと言われる楽園のヘビが
恐ろしくアニメチックだったことは置いておいて、
私も、
旧約聖書に詳しいわけではないんですが、
随分と思い切った解釈ではあったろうに、
映像スタイル自体は、
監督得意のショットが鳴りを潜めた感じで、
本作なんてまさに主人公の心の孤独を描くべきなのに、
いつものスタイルとは違ったイメージづくりだったのが
少しばかり肩透かし食らった感じでしたね。
実験的な画づくりも特に感じませんでしたね…

でもこの話、冷静に考えると、
こんな、
思いもよらぬ訓示受けちゃったらどうすんだろうね(∀`从)♡♡♡
「ノウイング」あたりはあからさまにネタ元がわかりますが、
こんな風に、現代に置き換えてみると、その偉業っぷりがよくわかります。
場合によっては、親まで捨てる!
はたして徹底できるのだろうか?
ここまで自分は非情になれるのか!?
ノアの箱舟に乗るって、そういうことですよね?
で、
こう考えると、
プロレスリングノアってネーミングはセンスあるなぁ~~
当時の三沢社長の心情が
全て現れた形のプロレス団体だよなぁ~(∀`从)♡♡♡
まぁ、
今となっちゃ~、ノアの箱舟に乗ったレスラーたちが
はたして正解だったのかも謎の感じになってきましたけどね…

本作、
好き嫌いは別れるであろう一本ではありますが、
特典としてはやはり、
エマ・ワトソンの成長でしょうね~~(∀`从)♡♡♡
ダニエル・ラドクリフや、ルパート・グリントが成長したことで
なんだか気持ち悪い奴らになっちゃったのに対し、
えらい別嬪さんになったエマの姿を確認しにいくだけでも価値ありですよ!
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
138分のやや長めなお話ですが、
ぜんぜん飽きないので、
是非、大きなスクリーンでご覧いただきたい一本ですね!
サクッと行っちゃいなよ!
YOU!

(C) MMXIII Paramount Pictures Corporation
and Regency Entertainment (USA) Inc.
All Rights Reserved.
英題:NOAH
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年6月13日
上映時間:2時間18分
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
カラー

~ストーリー~
ある夜、
ノアは眠りの中で、恐るべき光景を目にする。
堕落しすぎた人間を消し去るために、
地上から全てを消し去り、新たな世界を創造するという
神からの啓示だったのだ。
大洪水がおこることを知ったノアはその日から、
妻・ナーマと3人の息子たち、
そして養女のイラと共に巨大な箱舟を作り始める。
神のご加護により、材料となる木々は
箱舟を囲むようにふんだんに生え
この世の全ての種類の生物を、それぞれ1組のつがいで収容。
いざ出発という段になって、
ノアの父を殺害したトバル・カインがノアの計画を知り、
箱舟の乗っとりのために大群を率いて襲い掛かってきた。