荒らさず、絶やさず、欲張らず…

木村大作 監督作品
「春を背負って」観ました!
劔岳・・・
そこそこ面白かったのに…
…どうした?木村さん!
正直、
特筆すべき点は、
スクリーンに映し出される壮大な景色のみ…(-.-;)
とにかく立山連峰の大自然をおさめたかっただけ的、
カメラマンである監督の、かなりオナニー色が強い一本に仕上がっていました。
しかも、そこ外しちゃうと後、
何も残らなそうなのに、山小屋シーンがセットだとゎ…(-.-;)

これ撮るために山に登らされた役者陣…気の毒だ…

で、
物語はもう、
70年代くらいのよくあるお話どまりで、
それこそ原作は未読なのですが、
まさか、まんまこんな物語なのか!?って不安になっちゃいましたよ!
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
そこで考えた…
本作に登場する、
居るのか?こんな人?
みたいな澄んだ心の登場人物たちの口から出る
かなりクッサいセリフの真意。
大自然と共にあるべき姿を描く作品
どちらかというと本作は、アースみたいな一本なのだと!
でないと、
この、
あら?この物語って、
過去に何度もリメイクされたんぢゃね?みたいな
見たことある内容、
山場すら存在しない物語の意味がわからない…

来る日も来る日も、
大自然はといえば、
照り、降り、荒れ、凪ぐ...
この繰り返しだ…
淡々と、静かに、毎日毎日...
つまり、
この様子を表しているのだね!'`,、('∀`) '`,、
この起伏の無いストーリーはね!

で!
本作における、大作語録!(≧∇≦)/
亨が、まだ慣れない山生活開始の日、
大量の荷物を小屋へと担いで運ぶのを、見知らぬ男・ゴロさんに手伝ってもらい
ゴロさんが一服点けて一言!
「タバコと人間の共通点…わかるか?
タバコも人間も、煙になってから本当の価値がわかるもんだ」


















ちゅど~~~~~ん!


















いやいや…'`,、('∀`) '`,、
すっげぇ~~乱暴な意見!'`,、('∀`) '`,、
人は死んで焼かれないと、その価値はわかんねぇ~~と?
_| ̄|○∠))バンバン
ァ '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、
うまいこと言ったつもりか!?
こん、ばかちんがっ!!
このタバコ話、ゴロさんのセリフなんですが、
これ以外にも、
登山ってのはね、
「一歩一歩負けないように、普通に歩けばいいんだよ」とか、
セリフまでベタな感じ・・・
そんなんぢゃ、心に響きませんけど…?(-.-;)(-.-;)

いやはや…(-.-;)
本作の公開、
かなり楽しみにしていたってのに…・゜・(ノД`)・゜・。
ラストもね、
もう、いきなり亨と愛が、
なんのフリも脈絡も無く、くっついちゃうって…
子供の書いたような急展開の脚本に驚き…(-.-;)
すでに愛については語られているから
無理にくっつけなくてもいんぢゃね~かな?(-.-;)

ボチボチな困難を共に乗り越えたので、まぁ、より固い絆で結ばれた仲間!
それくらいにはなると思うけど、あまりに飛躍し過ぎぢゃね?
まぁね、
一つ思い当たるとすれば…

このシーンでゎなかろうか…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
この仕草と表情にヤられちゃったんだな…きっと…(-.-;)




















さてさて、
壮大なる大自然の風景をデッカいスクリーンでご覧になる
そこに価値を感じる大人の対応が出来る方にはお薦めですね!
'`,、('∀`) '`,、
どうかご覧くださいね。
私のような小さい人間の感想文を読んで
ご気分を害された方がいらしたら、申し訳ないです
(〃'∇'〃)ゝ
ただね、
このガッカリ度を理解してほしい…'`,、('∀`) '`,、
(C) 2014「春を背負って」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年6月14日
上映時間:1時間56分
配給:東宝
カラー

~ストーリー~
立山連峰で山小屋〝菫小屋〟を営む厳格な父・勇夫に育てられた長嶺亨。
社会人になった亨は
そんな父から遠ざかるように金融の世界で、会社の歯車として毎日を過ごしていた。
そんなある日、父の訃報が突然届く。
登山者を助けようとして、山で命を落としたのだ…。
帰郷した亨の前には気丈に振る舞う母・菫、
その姿を沈痛な想いで見守る山の仲間たち、
そして見慣れぬ一人の女性・高澤愛の姿が。
彼女は心に深い傷を負い、
山中で遭難しかけたところを亨の父に助けられたことをきっかけに、
菫小屋で働き始めた。
二度と父と会えなくなった時、
いまさらながら父の想いに触れた亨は、
都会での生活を捨て小屋を継ぐことを決意する。
山での生活に悪戦苦闘する亨の前に、
父の友人と名乗る、“ゴロさん”と呼ばれる多田悟郎が現れる。
世界中を放浪しているゴロさんの自然に対する姿勢や
愛の天真爛漫な笑顔に触れ、亨は新しい自分の人生に向き合い始める。