日本とオーストラリアは海岸線の長さがほぼ一緒。 | 真夜中のキャプチュード

日本とオーストラリアは海岸線の長さがほぼ一緒。













MONSTERZ













中田秀夫 監督作品


「MONSTERZ」観ました!



神が創りたまうしモノには

必ずや陰と陽、

対象となるものが存在するんですかね?

本作では、視界に入る者を全て見ただけで自由に操れてしまう能力者が登場!

この便利な能力、

銀行で金を調達するなんて、真っ先に思い浮かぶでしょうね。

私なら、何に使うだろう??

実際、

操れちゃうからお金すら必要ないような気がするけど…?

競馬のジョッキー操って、大穴出すことだって可能だよね'`,、('∀`) '`,、


でもこの男、

能力使って、全てを奪うような派手な行いはしないのね。

お金とかも、必要なだけ少しばかり多めに調達するくらい。

基本、

ひっそりとその存在がバレないように暮らすんですよ。


で、

その反対側に位置する終一は、

男の能力は一切通じない。

さらには、

自己治癒能力が半端ない!

瀕死の重傷をおっても、3日くらいで治っちゃう。

言うなれば、

「HEROES」における

ヘイデン・レスリー・パネッティーア演じるクレア・ベネットそのもの!


このクレアって子も凄いんですよ!(-.-;)

ある時なんて、死亡診断うけて、司法解剖されている途中に復活しちゃってね、

腹をペロ~~ンって開かれた状態で、目覚めて驚いてたっけね。(=´∀`)人(´∀`=)

自分で腹の皮閉じてたもんね'`,、('∀`) '`,、

我ながらビックリでしょうね'`,、('∀`) '`,、

HEROESはそれぞれチェックしてみてね!

資金難から打ち切りになったけど、

来年、規模小さくして再会するらしいですよ!注目だ!+.(*ゝд・)b゚+.゚





さて!

また脱線しだしたよ'`,、('∀`) '`,、

で、まずですね、

本作では煮え切ってない脚本が

この面白アイディアの足を大きく引っ張ってるんですよ。

そもそも、

終一は、己の能力に気付いていないんですね。

確かに風邪もひかないし

怪我の治りも早すぎる!

しかし、そんなもんだろ?って思ってる凡人なんですよ。

単なる地図マニアの一般人でね、

せいぜい、タモリさんに注目されるのが関の山って奴なんです。


たまたま、

不思議な能力を有する男が、偶然出会ってしまって悲劇へ発展するんですが、

この男、案外身の程知ってましてね、

今まで大人しく、つつましく暮らしてきたワケです!

世界を転覆させるほどの能力を持っているのにね、

大人しく暮らしてきた…

そんな人がさ

突如、予想外な奴に出くわしたら、まずは驚くでしょうが、

特に世界征服を目論んでいるワケでもないのに

なんでいきなり、終一抹殺を決意したのか???


しばらく観察してたんだから、終一が男に危害を加えないのも

それどころか、男の存在も知らないのだって簡単に理解できたと思うんですよ。

だから、

そのまま放っておいて、やり過ごしてしまえば

自分の思い通りの世界は干渉も受けなければ、

  揺るがされるようなことも起きなかった筈なんです。

なのにね、

どういう経緯で終一を殺害しようと決意したのか?

いきなり襲ってくるんですよ。

あからさまに己の正体をさらしてね。


しかもですよ、

男は他人を操れる能力は素晴らしいのですが、

非常に身体が虚弱でね、

能力を使うと、自らの身体に反動が来て、

足やら指先やらが壊死し始めるんですよ

だから彼は片足が腐って無くなっちゃってて

義足状態なんですね。

だからさ、

無理に能力使って消耗してまで争う必要なんて

これっぱかりも無いワケです!

つまり、物語としてのきっかけが曖昧すぎ。





そして、

その辺を上手くカバーするために投入されたのが、

「押切奈々」というキャラ!

警視庁特別捜査官で、

FBIでの特別研修を受け、“文化人類学や遺伝子工学に精通し、

  語学も堪能な才女ってふれこみで登場したはいいけど、

投入が遅すぎて、彼女の存在がまったくもって利いてないのね。

この経歴をもって、

彼ら二人の相対する理由を、

生物学上の理由で説明つけてくれるかと思いきや、

何か操られるばかりでね、単なる賑やかしでしかないのですよ。

もう、

そこらによくいる“勉強の出来るバカ”なキャラでね…(-.-;)汗

まったくもって、何がしたいのやら…

役に立たないのなら、せめて男を追い詰める際に

  男に見られないような工夫をしようよ…
                 (-.-;)(-.-;)(-.-;)

    ただ、やられっぱなしぢゃん!(-.-;)(-.-;)





そして

せっかくの石原さとみさんも、

物語の原因をつくっただけで機能せず

終一が命懸けで護ろうと決意するのが早すぎだね'`,、('∀`) '`,、

操られたとはいえ、父親を突き落として殺し、

終一を刺したんだからさ、もうちょっと何かあってもいんぢゃね?


まぁさ、

あの無敵かと思われたダミアンにだって泣き処として

神の子が存在してるわけでね、

この対象者同士が争わないと物語にゃならんからね…

しかし、

韓国のオリジナルをそのままやってはダメだよね'`,、('∀`) '`,、

韓国だから曖昧でも荒唐無稽でもいいんだよね。

あの国のドラマは、困ると事故で記憶無くす方向へと進むしね。





でね、

私思うのですが、

終一を悪として描いたほうが面白いのでゎ?

終一は人を操る能力者が存在することを知ってて、

身体の弱い彼らは、細々暮らしているんですが

この超能力者たちを

自らの相反するその能力を駆使し根絶しようとする話?
           (-.-;)(-.-;)

      どう?




まぁ、何にせよ

  かなりな期待外れではありましたね。

"MONSTERZ"を“モンスターゼット”だと思っていたのが、

モンスターズ(複数)だと知った時にはセンスいいなぁ~~(∀`从)♡♡♡

  とか思ったんですけどね…(-.-;)

せっかくの、二人の怪物の関係に

もう少し深みがあったらなぁ~…あせるあせるあせる

憎くないのに

殺しあわねばならない、

そこの部分に、誰しもが納得できる理由ってやつがあればね…

















































普通です

















そういえば作中、

地図マニアの終一と叶絵の会話に

「日本とオーストラリアの海岸線の長さはほぼ一緒」ってのがありましたが

日本は海岸線の長さが29.751kmで

オーストラリアは25.760kmだそうですね。

やはり入り江やら、離島なんかも含めってことでしょうから、

クネクネした日本のほうが長いんでしょうね。(●//艸//)=3

ちなみに面積は日本が374.744k㎡

オーストラリアは7.617.930k㎡だそうです。



























(C) 2014「MONSTERZ」FILM PARTNERS

製作国:日本

日本公開:2014年5月30日

上映時間:1時間52分

企画製作:日本テレビ放送網

制作プロダクション:ツインズジャパン

配給:ワーナー・ブラザース映画

カラー






~ストーリー~


視界に入った対象を、

見つめるだけで自由に操れる超能力を持つ男は、

その能力ゆえに孤独と絶望の人生を歩み、

死ぬまでこの孤独が続くと思いながら、

必要以上に能力を使うことなく、人目に触れずに静かに暮らしてきた。

ある日、

自分の能力が一切通じない田中終一に出会ってしまった。

終一は、男の能力が通じないばかりか、

どれだけの大怪我をおっても数日で完治してしまう

驚異の回復力と、強靭な肉体の持ち主だった。

男は、

はじめて出会う思い通りにならない相手に

動揺のあまり終一の大切な人を殺してしまう。

事実が明るみにでるにしたがい、

男に復讐を果たそうと決めた終一と、

自分の秘密を知る唯一の人間を抹殺しようと、
          男は群衆を操り、終一抹殺を企てる…!