パジェロ等、進入禁止

呉美保 監督作品
「そこのみにて光輝く」観ました!
スパイダーオルフェノクこと、綾野剛さんは
二枚目カテゴリにいるようですが、
私的には、こんな泥臭い役を演じる綾野さんが大好きです。
首周りが伸びきったロンTにビーサンをズルズル…
家とパチンコ屋を往復の毎日
無精髭がまたカッコいいんだ!これが!(ノ∀`)
こんな場所で、目的もなく生きている若者ですが、
ちょっと、この自由度には憧れてしまう…
別に、
なにも手に入らなくてもいいような気になってしまうょ。
破滅的世界へ憧れるなんて、
いよいよ、ダメだな…・゜・(ノД`)・゜・

さてさて、
正直本編は、
120分、本当に必要なのか!?
ヘタすると40分程度の短編にまで
シャープになるのではないだろうか?
とか思っちゃいましたけど。(・∀・)


そこはそれ、呉美保監督の思うところもあるのでしょうが、
まぁ、
そんないらないシーン満載(失礼なっ!

同じくライダーデビューの菅田将暉さんがとてもいい役でしたね。
達夫が偶然知り合った拓児は、仮出所中でしてね、
それでも、実におおらかな佇まいで、
半身不随の父を含め、家族を幸せにしたいと純粋に想う人物像を
とても上手に演じていたと思いますね!
最近はひっぱりだこの
超多忙なだけあって、芝居上手かった!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

なのでね、
姉・千夏が中島に辱めに遭い、殴られた時には、
「あぁぁ・゜・(ノД`)・゜・中島に近づいたらイカぁ~~~ん!」って
本気で心で叫びましたよ!
きっと殺しちゃうってね…
案の定、
会いに行っちゃって、結局またやらかしちゃった…・゜・(ノД`)・゜・
こんな野郎のために、
せっかく決まった仕事もパーだっ!(;_;)



何で一度落ち込んだ底なし沼から
脱出できないのだろう…?
お金があったり、無かったりとか、そんなことではない、
その居場所から、何故?抜け出せないのだろう?
どうして帰って行っちゃうのでしょうね?(;_;)(;_;)
なんとも切ない(´;ω;`)

生きている場所に関係なく、その人なりの幸せが必ずそこにはある!
綾野さんもこのシーンは好きだと語っていますね。皆が笑っているいいシーン。
きっとさ、
どんな場所にだって、
それなりの幸せはあるワケでね、
それを望むことが、それほどにいけないことなんでしょうかね?
どうして、手に入らないのですかね…?
そしてまた同じ過ちを繰り返してしまう…
私の中では「歩いても 歩いても」での
人のいい義兄“片岡信夫”役がピタリはまってた高橋和也さんが
とんでもねぇ~~クズ野郎だったのが涙っすヽ(;▽;)ノ
池脇千鶴さんとの濡れ場も何度も登場(ノ∀`)
乳放り出しての熱演であった池脇さんに負けず劣らず
全裸で熱演!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
ハハハ…見たくないゎ!
かつての「男闘呼組」のベーシストはいずこへ…(ノ∀`)




最近、締切厳しくて、なかなか劇場へと足を運べませんが、
無理して観てきてよかったですよ!
正直、
もっと贅肉落とせそうな作品ではありましたが、
出会ったら観て欲しいっすね~~~( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

人間、感情の限界を越えると笑うしかないのかもね…切ねぇ~~…
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2014年4月19日
上映時間:2時間0分
製作:「そこのみにて光輝く」製作委員会
製作プロダクション:ウィルコ
配給:東京テアトル / 函館シネマアイリス

ストーリー
北の街...
ある衝撃的事件がきっかけで
仕事を辞め、何もせず過ごしていた佐藤達夫・・・
ある日、
パチンコ店で使い捨てライターをあげたことから、
粗暴ではあるものの、人懐っこい性格の大城拓児と知り合う。
ライターの礼だと、
言われるがまま拓児に付いて、彼の家行く達夫...
しかし、
拓児の家は、海辺に取り残されたバラックだった…
達夫はそこで、拓児の姉・千夏と出会う。
アッと言う間に惹かれあう二人だが、
脳梗塞で倒れ、寝たきりの父親に代わって
場末のスナックで身体を売り、生活費を稼ぐ千夏…
さらには、
仮出所中の拓児の保護観察官である地元の権力者・中島とは不倫関係にあった…。
そんな過酷な事実を知りながらも、
千夏への愛を一途に深めていく達夫
しかし、
そんな中、事件は起こった…。