俺達の心には嵐がある!

ピーター・バーグ 監督作品
「ローン・サバイバー」観ました!
あらすじ!
2005年6月、
アフガニスタンの山岳地帯...
ある特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズ...
ビンラディンの側近でタリバンのリーダーであるアフマド・シャー殺害作戦である
“レッド・ウィング作戦”が決行されようとしていた。

マイケル・マーフィ大尉
マーカス・ラトレル二等兵曹
マシュー・アクセルソン二等兵曹
ダニー・ディーツ二等兵曹
の4名は、
シャーの監視任務遂行中、
山中にて待機していると、
現地の山羊飼いに遭遇し、
シールズたちの作戦は歯車が狂いだす。
彼らを捕縛するものの
民間人を殺害すれば世界中から非難の声があがる・・・
しかし、
このまま解放すれば、タリバンへ通報されてしまうかもしれない・・・
無線が使えない状況下、
指揮官の指示を仰げない今、
彼らネイビーシールズの決断は、彼らの「解放」であった・・・

しかしその判断はやがて
彼ら4人の精鋭部隊を、
200人のタリバン兵が包囲する結果となった!

またもや、先月鑑賞の一本を今頃アップです。
ハァ━(-д-;)━ッ... スマソ...
で、
とにかくね、
オープニングからワクワクが止まらないわけですよ!
'`,、('∀`) '`,、
ディスカバリーチャンネルで以前観たことある、
シールズの訓練風景から始まるんですね。
CSで放送されてた番組では、
手をつないで、波打ち際に寝そべって
波を受け続けるみたいな訓練風景があって、
これは低体温症に耐えるみたいな意味の訓練でしてね、
そこで脱落する兵士が最も多かったんですが、
本作では、そこらはサラッと映っただけでしてね。

しかし、
去るものは、鐘を鳴らして辞めていくってのは、
本作でも描かれてましたょ!
さすがに海軍特殊部隊だけに、
プールの中で、
失神するまで潜らされる、水中順応訓練とかあって、
何かと水関係の訓練が多いですね。
おかげで、超高度な潜水能力とか
泳ぐ能力が備わり、
グリーンベレーとか、デルタフォースとかの作戦目的に比べると、
いざというときに水場へと逃げることが可能な特殊部隊なワケで、
そういう場での活躍が当然多くなってくるってことでしょうね!
言うなれば、
ガンダムに圧され、
ジャブローの地下水脈へと逃げた
赤い彗星のズゴック的な行動が可能ってことですか?
違いますか?(-.-;)

MSM-07Sの雄姿を貼っておきましょうね。
そんな死と隣り合わせな、
もう壮絶なる訓練を経て、ようやく一人前となるわけですが、
残念なことに、
この訓練に見事耐えきる者は、
100人いても1人にも満たない
それこそ超精鋭部隊なんですよ!
かの有名な「Hawaii Five-0」の
スティーヴ・マクギャレットはネイビーシールズの少佐ですしね。
'`,、('∀`) '`,、
タダ者ぢゃない奴しかいないってことです!

ここいらを大前提として、
こんな化物が涼しい顔して行う作戦はカッコいいこと!
しかし本作では、
この精鋭たちが、圧倒的な数の敵に袋叩きに遭う物語です。
実際にこの手の作戦で一兵士が持って歩ける弾薬って
いったいどの程度なんでしょうかね?
さすがに200人を蹴散らせるほどは携行出来ないでしょうが、
なかなか4人は善戦するんですね。
ナイス!
シールズ凄い!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
しかし、数に物言わせ、ジリジリ4人は追い詰められ、
休みなく攻撃され、
後退に後退し、
まともな時には絶対近づかないであろう断崖絶壁に追い詰められ、
しかも、
そこから飛び降りて逃げようって思っちゃう・・・
絶体絶命!Σ(゚□゚;)
しかしいくら超人軍団でも、
崖からは無抵抗に転げ落ちるだけなんですね。
しかも、
岩場の凸凹に、アッチコッチぶつけ
スクリーンからは
“骨が軋んで悲鳴をあげる図”ってのが見て取れるんですよ!
地面に叩きつけられるシーンなんて、
こっちの息まで止まっちゃいますよ!(-.-;)えぇ...

私の記憶が正しければ、
ピーター・バーグ監督っていえば、
最近は、
ハンコックとか、バトルシップとか、
どうしたらいいんだよ!っていうような作品ばかり発表してた人ですよね?
・・・彼に何が起きたんだ・・・?(-.-;)(-.-;)(-.-;)
・・・って位には、
ハラハラするし、緊張感も抜群な出来ですよ。うん!
そして、
一人一人の“死”へのシーンが凄まじく素晴らしい!
瀕死で取り残され、
敵兵に捕獲され、
装備を奪われ、
徐々に呼吸音が激しくなり、
そして弱弱しくなっていく
死を目前に見た風景、
それはタリバン兵が己を覗き込む顔・・・
何か、考えているようで、思考はまとまらない胡乱な目付き・・・
素敵な死への演出でした・・・

4人のうち、
生還したのは1名
あとの3名の死に方はそれぞれ、性格とかが立っててね、
個々に独自の死への過程を飾るのです。
そして終盤、
様相は、
200人が4人をイヂめる図式から、
タリバン 対 USネイビー + 反タリバン組織の図式へと移行
アメリカの本気に、タリバン蹴散らされちゃいます!
で、
この反タリバン派の、
マーカスを匿った村の人々を
アメリカは後々援護してあげたのでしょうか!?
恩を借りておいて、後は勝手に喧嘩してくれぢゃ、あまりにもね・・・
・゜・(ノД`)・゜・。

まぁ、
正直今回はあまり期待していなかったのですが、
実話であるってだけで観ちゃったわけで、
正直、
拾いモンでしたょ!(∀`从)♡♡♡
ラストの救出シーンでの、
マーカスと村の子供との友情もなかなか泣かせますしね!
エンドクレジットには、実際の登場人物たちの画像も登場。
途中までの、ただ観ているだけの
抵抗出来なさ過ぎのフラストレーションも、
最後にはスカッ!とします!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
非常に後味がよろしい展開で満足です!
(∀`从)♡♡♡
アフガニスタンの子供の
大きくてキラキラした瞳も、
私のようなダメおぢさんには毒でしかないくらい綺麗でね~~(∀`从)♡♡♡

ってことで、
だいぶ、ご報告が遅れましたが、
見応えあり!な一本ですので
サクッ!と観にいっちゃいましょう!
それがイイ!

