誰も寝てはならぬ | 真夜中のキャプチュード

誰も寝てはならぬ













ワン チャンス












デヴィッド・フランケル 監督作品


「ワン チャンス」観ました!








あらすじ!





イギリスの片田舎...

幼い頃より、

典型的なイジメられっ子だったポール・ポッツ。

大人になっても、

容姿もパッとしない地味な身なりの携帯電話販売員・・・

シャイで謙虚、自信の欠片も持てずにやってきた彼の、

密かな特技はその美声、

そして、誰にも言えない夢は「オペラ歌手」になること。





ある日、

そんな彼にも、生まれて初めてガールフレンドが出来る。

ネットで知り合った彼女の名は、ジュルズ。

彼女は、誰も信じてくれない自分の無謀な<夢>を、

まっすぐな瞳で信じ応援してくれる。

恋人ジュルズの存在に背中を押され、

かねてからの夢だったヴェネチアのオペラ学校へと留学を決意するポール。





やがてチャンスが回ってくる!

憧れのパヴァロッティの前で歌う機会を勝ち取ったのだ!

しかし、

パヴァロッティを前にして、ポールは過去にない程、緊張し、

歌うどころか声もまともに出すことが出来なかった。

そんなポールに、「君は一生オペラ歌手にはなれない」と一蹴するパヴァロッティ・・・

すっかり自信をなくし、

失意のどん底で帰国・・・

火が消えたように意気消沈してしまったポール・・・

しかし、愛するジュルズとの結婚式後、

彼なりの幸せが手に入ったかのように思われたが、

恩師からの紹介で出演が決まった「アイーダ」の舞台直前に

自動車事故に遭い、肋骨を骨折する・・・
















































ジャスティン・ザッカムの『最高の人生の見つけ方』がかなり好きでして!

迷うことなく公開直後に観てきました(∀`从)♡♡♡

今回もかなりレヴューのお届けは遅れております。
                 '`,、('∀`) '`,、←笑いごとでゎない


でね、

すげ~~惜しいんですよ!

メチャ面白いし、この主人公・ポールポッツのサクセスストーリーって

かなり有名ですよね!

私も実際のポールのオーディションとか見てますしね!

もう、かなり公開を楽しみにしてたんですよ。

同番組のスーザン・ボイルもすげ~~けどさ(∀`从)♡♡♡



実際の彼の神の声を貼っておきますね。
  提供:bousan4氏



物語もね、

ポールの周辺をとても丁寧に描いていたと思うのですよ。

たぁ~~だねぇ~(“歩いても 歩いても”の横山とし子風に)

私が特に観たかったのは、

ポールのオーディションの様子なんですね!

どこまで再現できて

裏話が観れるのだろうか!?ってね、

そこに重点を置いて作ってほしかったさぁ~





ところが、

クライマックスの「ブリテンズ・ゴット・タレント」のシーンは

ホントにわずかでしてね、

そもそも、

終劇30分前くらいになっても、

なかなかオーディションへとなだれ込まないんでね、

ちょっと不安になっちゃったんですよね。

そしたら案の定!

もんの凄いこのシーン短いんでやんの!'`,、('∀`) '`,、

え!?

これだけ!?ってね。


しかもその後のサクセスストーリーは

恐ろしく駆け足で、ほぼナレーションとテロップで済ませてしまうという・・・

だからね、

実際の映像でジーンってしちゃったあの感覚を、

本作で味わうことは出来ないと思われますよ。えぇ・・・!
                    (-.-;)(-.-;)




しかし、

そこまでの彼の生き様は、それは丁寧に描かれていましてね

こんな人生辿った人なんだなぁ~って、

そこはそこで楽しめるんですよ。

しかし、

ジーンってしたかったんだよぉぉぉ・゜・(ノД`)・゜・。

ちくそぉ~!



だってね、

ポールって、決して真摯に歌に向き合ってる人でゎないんですよ!

いわば、

歌手になりたいよぉぉって、

努力もせず言い続けてるだけの人なんですよ。

鉄鋼所で危険な中、懸命に働いて家族を養うポールの父・ローランド

彼はポールの歌手希望を嫌っているんですね。

汗水流して働いてこそ仕事!って感じの厳格な父親でね・・・


彼がパヴァロッティにこき下ろされて

傷心で家に戻ると、

それでもローランドはポールに、自身も務める鉄工所を紹介するんです。

ここがお前の居場所なんだ!って言い聞かせてね。

しかし、ポールは平気でキャンセルしちゃったりしてね、

父親の顔、平気で潰しちゃうの・・・

気に入らなければやらない的な態度、

     軽くイラッ!ってしますよ。

それに対し、

母親・イヴォンヌはもう、ポールには甘々なんですね。





こんな感じでね、

ポールの周りには、彼を支えてくれる友人知人が大勢いるんですよ。

アチコチから甘やかされてるわけです!

携帯ショップの上司・ブラドンだったり、

オペラ学校でコンビを組んだアレッサンドラの祖母だったり、

挙句、

素人参加ショーでの賞金をチンピラに奪われそうになった時も、

何故かヘビメタバンドに助けられるという強運の持ち主でね、

つまり、

虫も殺さぬ顔して、しれっと人たらしなんですね~~
                '`,、('∀`) '`,、


むしろ、長年、イヂめられてた方が不思議なくらい
                '`,、('∀`) '`,、


こうしてね、

様々な人に後押しされて、

独りよがりの我儘小僧は、まんまとオペラ歌手になっちゃいます。
         (-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)





こんな連中の中で、

唯一厳しくポールに接する父・ローランドが、

最終的にポールの味方になるところが見どころですし、

唯一、泣きどころでゎないでしょうか・・・?(-.-;)





ポールは確かに美声の持ち主で、

生まれ持っての才能がある人だったと思いますが、

ハッキリ言って、

周囲の人に恵まれすぎてましたね・・・

運の一言

ディーバでの、ブルース・スプリングスティーンの言葉通り、

プロになるには、

才能や実力より、運を引き寄せる力があるのがプロという

あの言葉が、まさにポールに当てはまる感じです。

そして、そんな連中にチャンスを身近に提供する英国の土壌


ということでね、

本作が、大仰に脚色されていることを願ってやみません
                  '`,、('∀`) '`,、


私の感じた感動が嘘でありませんように!
                 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \



本作では、

歌唱シーンはポール・ポッツ本人の吹き替えですが、

決して口パクではなく

ジェームズ・コーデンも歌唱指導を受け

呼吸法を習って歌っているそうですょ!

その辺にも注目です!ヾ((○*´∀`*))ノ゙





































普通です。