ヒゲが似合うのはダンブルドアだけだ! | 真夜中のキャプチュード

ヒゲが似合うのはダンブルドアだけだ!














LIFE!











ベン・スティラー 監督作品


「LIFE!」観ました!








あらすじ!





「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」

このスローガンのもと、

ニューヨークで長い歴史を誇る伝統的フォトグラフ雑誌

      「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ。





彼はよく、空想の世界に入り込んでしまうクセがある。

真面目ながらも不器用で、

   人付き合いが上手くない彼には、

     密かに想いを寄せる女性がいた。

経理部で働く同僚のシェリル・メルホフだ。

デートに誘う勇気などはハナから無くて、

彼女が、

パートナー探しのウェブサイト

  「e-Harmony」に登録していることを知り、

ウォルターも登録してみたものの、

プロフィールに特別な体験談のひとつさえも書くことがなく、

他の会員から、ウィンクボタンを押してももらえない。

会の顧客サービス責任者であるトッド・マハールに、

何か体験談を書きこむように再三の電話をもらうも、

そもそもの地味な性格が災いし、話が一向に進まないのだ。





しかし、

お得意の空想の世界では、時にアクションヒーロー、

時には勇敢な冒険者となり、

シェリルに対しても情熱的な台詞を言うことも出来た。

しかし所詮それは、空想の世界の出来事でしかなかった。





ある日、

ウォルターが出社すると、

デジタル化の波に飲み込まれた「LIFE」は、

  ついに廃刊が決まった。

新しいボスである、テッド・ヘンドリックスは、

デジタル化を進め、人員を削減すると宣言。

当然、ウォルターの名もリストにあがる。


そんな中、

LIFE最終号の表紙のネガが

LIFE誌を代表するフォト・ジャーナリストであり、冒険家のショーンより、

ウォルターのもとへ届く。

ウォルターのこれまでの仕事ぶりに感謝を込めた、革財布の贈り物と共に。





しかし、

ショーンが最後にふさわしい最高傑作と称する25番ネガだけが存在しなかった。

テッドから25番ネガの提出を迫られるウォルター・・・


25番ネガの存在場所はショーンしか知らない、

そう悟ったウォルターは、

25番ネガの前後のネガに写る画像を元に、

シェリルの協力も得て、ショーンの所在を推理する・・・

しかし、

それらから出たショーンの居所は、

ニューヨークから遠く離れた場所、グリーンランドであった。























































結構前から劇場CMが流れてましたよね。

密かに楽しみにしていたんで、公開初日、

早速行ってきましたょ!(∀`从)♡♡♡


ベン・スティラーと聞くと、皆さんは何を思い出しますか?

ナイトミュージアムでしょうか?

私的には、スタスキー&ハッチだったりします!

ベンのスタスキー・・・ハマってたなぁ~

ポール・マイケル・グレイザーにソックリでしたょね!
                  ヾ((○*´∀`*))ノ゙





さて、本作ですが、

思ったほど


「!」ではなかったですね
         (-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)


なんか

妄想癖激しい情緒不安定な神経質男の話・・・?

   ・・・なの?

       ・・・みたいなね・・・(-.-;)


なんか、

CM段階での期待度を超えた鑑賞だったとは

   ちと思いづらいといった程度でしたかね・・・?(-.-;)


どうも劇中の“妄想”と“現実”の境がハッキリせずにね、

今のシーンはどっちかな・・・?(-.-;)って思いながらの鑑賞になりましたね。

なんか、どっちともとれるシーンもあってね、

例えば、

意を決し、ショーンを探す旅の途中、

まぁ、

通常ではやらないだろう行動をとったりするんですね。

ヘリから飛び降りたり、

落ちた海でサメと闘ったり、

普通、妄想の世界だと思える行動が現実だったりね。

ここの温度差があってこそ、

現実の物語が引き立つと思うのですが…?

そこに差が無いので、

現実感がかなりボヤけてしまってます。

その辺も制作側はよくわかっていたようで、

さらに素っ頓狂な内容の空想シーンが繰り広げられるのです。

このあたりのシーンは面白いっていうか、

   失笑しちゃうかもしれませんが…





本作の楽しむべき肝の部分って、

ちょっと普通に生活していたら出会えないであろう

壮大な大自然の風景の数々だったり、

危険がソコココに落ちてる旅路だったり、

幻のユキヒョウの姿だったり、

静かにその幕を閉じようとする、

雑誌などの媒体の衰退とか、

そういった、直接インスピレーションに語りかける、

  気持ちへの訴えかけの部分と、

その上に成り立つ現実の行動の妙だと思えるのです。

そこでの

監督としてのベンの腕は賞賛に値するものだと思います。
             ヾ((○*´∀`*))ノ゙

それを役者のベンが演じる・・・

  これって理想的な形なんでしょうね~~





と同時に、

ショーン・ペンがまた、カッコよくてね~~!
            (∀`从)♡♡♡

作中の、

いい立ち位置のキャラでしてね~

こんな生き方してみたいもんです!

彼こそ少年の心を持ち続ける大人!
           (∀`从)♡♡♡



でまぁ、

ストーリー的なところは、

そのほとんどが予測出来てしまいますので、

これといって特筆することは無いのですが、

例えば25番ネガの在り処だったり、

そのネガの内容だったりって、すぐわかっちゃうんですよ。

つまり、オチまでわかっちゃう(●´艸`)

なので、

私は、ただ観るってことをお奨めしますかね?

物語を追求すると、結構ボロが出そうだし・・・

感じ取る映画ですね。



何となく、Don't think.FEELを貼っておきます


まぁ、

本来、こんな感じで足元すくっていいような作品ではないと思うのですが、

ちょっと甲乙つけ難い感じもあるんですよね~・・・

酔っ払いパイロットのヘリに乗ろうか乗るまいか?

迷っているシーンも、

ウォルターの性格を強調しすぎて

かなりわざとらしかったりするし、

微妙は微妙ですね・・・。

空想上での結論がそのまま現実での行動になるのかな・・・? 
                    σ(゚、。)




ラストシーンのシェリルと手をつなぐシーンも、

シェリルの見ていない所で冒険しても、

多少、ワイルドになる程度だろうから、

もともとシェリルもウォルターに興味あったんだよ!

無理やり感あるよ(-.-;)


ウォルターって、もんの凄い単純なキャラって設定なのかな?





CM段階から、

どこへ向けて発信してんのかな~?って思ってたけど、

窮屈な生活をしてる人が観たら、

手足を伸ばしたような感覚にはなるのではないでしょうかね?

ターゲットがハッキリした一本だと言えるでしょう。

その画作りから、

爽快感もわくでしょうしね!

素直な方なら、元気もらえるかもしれません。


私は、

もう一度、腰据えて観てみたい気もします。





































普通です。