プラグを抜いて、この悪夢を終わらせてくれ! | 真夜中のキャプチュード

プラグを抜いて、この悪夢を終わらせてくれ!













ロボコップ









ジョゼ・パヂーリャ 監督作品


「ロボコップ」観ました!








あらすじ!





2028年、

パトリック・ノヴァクがMCを務める番組

  “ノヴァク エレメント”が紹介した、

ロボット・テクノロジーにより成長した巨大企業オムニコープ・・・。





海外において、

オムニコープのロボット兵士が軍事利用されている一方、

アメリカでは

ハーバード・ドレイファス上院議員ら反対派に阻まれ、

法律で禁止されており、国内需要が乏しい状態である。

しかし、

オムニコープのCEOレイモンド・セラーズは、

その技術を国内に広めるための機会を窺っていた。

そして、

ロボットの足りない部分を補うため、

ロボットと人間の融合を考え始めていたのだ。


一方、

アメリカ・デトロイトで愛する妻・クララと

一人息子のデヴィットと共に暮らす勤勉な警官アレクサンダー・マーフィは、

相棒と共に潜入捜査でそのシッポを掴んだ

ヤクの元締めヴァロンを追い詰めるも、

寸でのところで身元がバレて、ヴァロンを取り逃がす・・・

ところがアレックスは、

自宅でヴァロンの報復に遭い、

爆弾で重症を負う・・・





かねてより、その候補者を探していたレイモンドと、

技術者のデネット・ノートン博士により、

オムニコープの最新のロボット技術を駆使!

26億ドルをかけ、

人とロボットを融合させた

ロボット警官“ロボコップ”として新たな命を得る。


驚異的な力を身につけたアレックスだったが、

オムニコープすら予想だにしなかった問題に直面する。

最新コンピュータにより管理された体躯

しかし、

コントロールしているアレックス自身の精神との間に、

大きなズレが生まれ、彼の精神が現実を受け付けなくなってしまう・・・

その身体のほとんどを失ったアレックスではあったが、

その気高い正義の感情は、1人の人間の警官に変わりなかった・・・!
















































ご存じ、

1987年の同名の映画のリメイクであり、

『ロボコップ』シリーズのリブート作品、

シリーズ通算4作目である本作!


これまた有名な話ですが、

ロボコップのその意匠は、宇宙刑事ギャバンが元になっているらしいし、

しかもその基本設定は「エイトマン」にソックリ

そんな逆輸入的作品、ロボコップなんですが、

このリメイク作品、何の前情報も入れず鑑賞しましたが、

なかなか面白かったですよ!



串田先生の熱唱を貼っておきますね!
本動画に、たまに仕事を回してくれる友人が出演し、串田先生と共演しております。  
          提供:yossy211jp氏


87年版に比べ、

エグい描写は殆どなく、

子供連れでも観に行けそうな作品として仕上がっていましたょ!

私は、

ゴア描写欲しかったけどね'`,、('∀`) '`,、

やはり、

ロボットに面白いように粉々にされる悪人とか観たかったな~~ 
                     (∀`从)♡♡♡


で、

本作の魅力といえばさ

アクションもなんだけど、

人として悩んだりしちゃうアレックスの姿だよね。

そのドラマ部分とアクションのバランスはイマイチでね、

結局、

序章を描いてしまった分、アクションはおあずけって感じ。

2以降があるなら、そちらは期待大だとおもう!


なので本作、

上映時間の半分くらい使って、

アレックスがロボ化する前置きが描かれてるんですよ。

そりゃ~~丁寧に!


そして、

そこがあるために物語に厚みが出てね。

しかも、

オリジナル版に比べ、

家族がクローズアップされてましてね、

ロボ化するのに、奥さんの許可をとったりして、

医学や医療現場の変化に伴い、

現代風に進化している感じですね。


何というか、

今では臓器提供なんかを意思表示出来ますよね?

家族の判断も、

そんなノリでロボ化しちゃうのが近未来っぽいしね!

ドラマ性も強く主張してて、

なかなかに見応え十分な一本ですよ!





しかしね、

オリジナルに比べると、

ロボット警官導入の意味がイマイチ、ボヤけている感じもなくない!

ロボットの判断ミスも強く描かれず、

はたして人間の判断が必要なほど、ポンコツなのか?と思えるんですね。


しかも舞台のデトロイトって、とんでもない凶悪犯ばかりで、

殉職者が多すぎるみたいな描き方が弱くて、

ロボットによる治安維持が必要には思えない舞台なんですね。

どっちかというと、

企業規模での犯罪が多そうでした。

直接、

現場の警察官の命が危ないとかって雰囲気がイマイチ無い感じでしたね。


正直、

ヴァロンの組織も、かなりショボイ感じでね、

あっさりと潰されてしまいました。

なんか

全体的に規模が小さい物語でしたね。


ロボ化した後も、

アレックスは人間の心を取り戻すどころか、

爆破映像などを見ると、

襲われた時の恐怖がフラッシュバックし、

システムが拒否反応を起こすもんだから、

企業の広告塔としては不完全でしてね、

アレックスの記憶を、薬や脳をイヂって薄めてしまうわけです。

このオリジナルにはない流れがはたして、

  以降の物語に(例えばさらなる続編があるなら)

    どんな影響を及ぼすのか、楽しみでもありますね。





で、

やっぱさ、

映画ファンなら誰もがその存在を知ってるワケで、

構えることなくその設定を受け入れられるんでもう、

超娯楽作品って感じ!

こういった作品こそが、映画館の役割な気がするんですがどうでしょうか?


奥さんのクララも色々と悩むんですが、

愛する夫のために決断し、

その後も、アレックスのために奔走する姿も描かれ、

一人息子のデヴィッドも、

その小さな体で、

ロボ化した父親を懸命に受け入れようとするところも描かれ、

人間ドラマとしてはなかなかに良いものになっていると思いましたよ。

デイヴィッド役の ジョン・ポール・ラッタン君もまた、可愛らしく、

クララ役・ アビー・コーニッシュも、オッパイ大きくてね~
                   (∀`从)♡♡♡
いろいろと

魅力的なキャラ多かったですよ。





でね、

私的には、何の前情報もなかったので、

マドックス役に、

ジャッキー・アール・ヘイリーが出ていたのに感激しました!
                    ヾ((○*´∀`*))ノ゙

知る人ぞ知る、

ヒューマンターゲットのゲレロですね~!

私の大好きなキャラです!





ヒューマンターゲットでは、静かに拷問の天才ゲレロだったが
本作では超ムカツク、スキンヘッド野郎でしたね・・・



ロボットと、

当然、ロボコップには、安全装置として、

レッドマーカーなる、腕時計式の識別信号発信装置が存在します。

それを装着している場合、標的として認識できなくなるのです。

ラスボスとして、

レイモンドを追うアレックスなんですが、

レイモンドはこのレッドマーカーを着けててね、

アレックスは銃をむけることも出来ないんですが、

最後は精神力によりレイモンドを撃ってしまいます。

これにより、

無理やりではありますが、

ロボットには、

やはり、それを使う人間の判断あってこそ有効利用が可能なんだと

そう言いたげでありましたね。


何故か中国が開発拠点であったロボコップ計画。

はじめて自由意思で動き出したアレックスが、

施設を脱走したシーンで、

施設の塀の外は、見渡す限りの水田風景で、

その田んぼの中を疾走するロボコップは笑いました。
                   '`,、('∀`) '`,、

しかし、

今や経済大国の中国を、

あんな70年代のベトナム風に描くなんて、

アジアについて何も知らんのだろうか・・・?

やや呆れます。┐('~`;)┌





まぁまぁ、

まだまだ面白いトコたくさんあり、

突っ込みどころも多々存在しますが、

色々忘れて楽しめる一本ではあります!

もう少しSF色が強くてもよかったか!?

是非、ご覧いただき、

色んなお話したいものです!


足を運んでみちゃいなよ!YOU!
          +.(*ゝд・)b゚+.゚





































普通です。