落ちることなく漂って、ゆっくりと着地する・・・

モーガン・ネヴィル 監督作品
「バックコーラスの歌姫たち」観ました!
あらすじ!
エルヴィス・プレスリーや
ザ・ローリング・ストーンズなど
数々のミュージシャンを、
その強烈な歌唱力で支えてきたバックシンガーたち。
彼女たちの多くは聖歌隊で歌うことを覚え、才能を開花させた。
しかし、
多くがソロでの活躍を夢見ながら失敗に終わっている。
1960年代から活躍するダーレン・ラヴ・・・
現在、70歳を超えた彼女が、
60年代に加入した黒人コーラスグループ
“ブロッサムズ”時代を思い出し語る・・・
当時のコーラスグループといえば、
上品な白人ミュージシャンばかり・・・
そんな中、
類稀なる歌唱力で真っ向から勝負するダーレンたち・・・
第一線で活動するバックシンガーがその栄光と挫折を赤裸々に語る。

超~~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙
いい作品に
出会えましたよっ!
内容的には、
マイケル・ジャクソン 「THIS IS IT」っぽい流れでね、
各ミュージシャンがインタビュー形式で思い出を語る
長編ドキュメンタリーって感じ!
しかしね、
一流ミュージシャンたちの、
重い言葉にね、
もう、いちいち感激しちゃいましたよ・゜・(ノД`)・゜・。
ディーバ達の中には、
一度は夢諦めてね、家政婦やったりしている人もいたんだけど、
浴槽を磨いていて、ラジオから曲が流れると、
やはり自分には歌しかない!って目覚めてね、
もう一度戦うために立ち上がるんですよ!ええ!
・゜・(ノД`)・゜・。

特に残ったのは、
アメリカを代表するロックミュージシャン
“ブルース・スプリングスティーン”の、
「数歩の距離だけど、バックコーラスからメインの位置に来るのは難しい」
って言葉…!
全編通して、スプリングスティーンはいい言葉をたくさん残す!

メインボーカリストの
わずか6m後方、近くて、もの凄い遠い距離・・・!
充分の技術、
天賦の才、
しかしね、
それは関係ないんだって!
運とか、タイミング・・・
それが大事!
それを掴める者がプロなんだってさ!
私なんかもそうですよ~。
ちょっとしたタイミングで大きな仕事が舞い込んだりね。
少し方向を間違えると二度目が無かったり・・・
もうね、
自分に言われてるようでしたょ・゜・(ノД`)・゜・。

私の友人でね、
めっちゃ歌上手いのがいましてね、
やはり、
そっちの道へと進んだんですが、
やはり、
センターに立つことなく、今はどこにいるのやら…
彼女の名は“ヨシコ”(実名です)
生歌聴いてるとね、
マライア・キャリー超えてんぢゃね?とか思うんですよ。
まぁ、体型は、その声量に比例してね
森公美子さんソックリの重量級だったんですが…
あれだけの才能を持ちながら、
プロとして、運を掴めなかったんですね・・・
プロってそういうことなんだね(-.-;)(-.-;)

また別の子はね、
横浜でライブとかやってたキーボード弾きだったんですが、
サザンの桑田さんに見初められて、
桑田さんの事務所に入ったんですよ。
だけどね、
鳴物入りでデビューも決まってたのに、
そのタイミングで結構面倒な病気にかかってね、
そのまま引退ですよ・・・・゜・(ノД`)・゜・。
桑田さんは待ってるよって言ってくれたみたいだけどね。
掴めない人は、どれだけ段取っても、掴めないんだよね…
・゜・(ノД`)・゜・。
結構、彼女とは仲良くて、
それ聞いた時は、同じくらいショックでしたっけ・・・

ドキュメンタリーですからね、
そこにはノンフィクションしかなくてね、
だから、
ちょっと内容を語りづらいんでね、
全国で20館程度上映してますのでね、
ご自身で心うたれて欲しいですかね~~
(∀`从)♡♡♡

