姉は優し過ぎて脱落し、兄は乱暴すぎて脱落した。 | 真夜中のキャプチュード

姉は優し過ぎて脱落し、兄は乱暴すぎて脱落した。























ギャヴィン・フッド 監督作品


「エンダーのゲーム」観ました!








あらすじ!





アンドリュー・エンダー・ウィッギンは

禁断の“サード(第三子)”として生まれたために、
         友達もいない孤独な少年時代を過ごしていた。

だが、

彼はエンダー(終わらせる者)という名の通り、

宇宙戦争を終わらせ地球を滅亡から救う使命を背負う運命の子。

敵は、独自に進化し圧倒的な軍事力を誇る昆虫型生命体フォーミック。

一次侵攻により壊滅的な被害を被った地球だが、

何とか撃退し、敵母星に近い惑星に前線基地を構え、

第二次侵攻に備えていた。





それと同時に、

エンダーは、世界中から選抜された少年戦士たちと共に、

防衛軍ベースキャンプのバトルスクールに送られ、

過酷な訓練によって宇宙で戦うためのあらゆる術を叩き込まれる。


たとえ敵であろうと、多くの生命を奪う戦争は許されるのか?…

エンダーは強い疑問を抱き苦悩する。

フォーミックとも意思の疎通が図れないものか考える。





そんな彼の思惑とは裏腹に

ゲームで培った戦闘の才覚により、

驚くべき速さで戦士として頭角を現し、指揮官となる。

いつ開戦するかもわからない焦燥感と、

絶望的なまでの孤独や重圧と戦うエンダーに、最終戦争の時が迫る。

そこには純粋な彼の心を破壊しかねない、

衝撃的な事実が待ち受けていた…。

















































ぶっちゃけ、

40年近い年月は、

ハリソン・フォードをすっかり宇宙の似合わない男に変えていました!
                   '`,、('∀`) '`,、

今回、

本作で最も期待したのが、

宇宙時代に生きるハリソン・フォードの姿であってね、

神的作品における、ハン・ソロ船長のような勇士であって、

あの壮大なる世界観であるんだけど、

正直、

“遅すぎたキャスティング”でしたか...(-.-;)



                    ・・・そうですか・・・



とはいえ、

子供向き作品って括りでどの劇場も認識しててね、

吹き替え版しかやってなくてね~~

何としてもハリソン・フォードの声聴きたいので、

わざわざ遠い劇場まで行って鑑賞ですょ!'`,、('∀`) '`,、


全体的に、

「スターシップ・トゥルーパーズ」っぺ~なぁ~って思いましたよ。

小学生の頃、

「宇宙の戦士」を何度も読み、

ガンダムのモビルスーツの概念が宇宙の戦士のパワードスーツであり、

その映像化ということでね、

「スターシップ・トゥルーパーズ」はもう、何度鑑賞したことか!

いまでもDVDひっくり返して観てますょ!





敵が昆虫型異星人だったり、

指導教官が後々、主人公の部下となる流れとか、

スターシップ・トゥルーパーズ色を感じずにはいられないところでしたね。

スターシップ・トゥルーパーズはこう、

人間臭い感じが強かったのですが、

エンダーのゲームは、

そのタイトル通り、いまどきの戦争が描かれていましてね、

主人公はゲーム感覚で指揮するだけ。

生々しさは感じないんですね。

宇宙の戦士が書かれた時代背景を考えれば、

その生臭さも理解できるのですが、

この作品の原作は85年に出版されてましてね、

当時はコンピューター制御の戦争の始まりの年代でしたよね。

この2年前に公開された「ウォーゲーム」とかね、

ロイ・シャイダー主演の「ブルーサンダー」も83年に公開されてますしね。

コンピュータ制御の兵器が続々と登場する時代でしたね。





最初ね、

このタイトルだけ聞いたらさぁ、

「エアベンダー」を想像しちゃってね!
            '`,、('∀`) '`,、

コイツゎ期待して行ったら痛い目見るな!って思ってたんだけど。

さすがにアソコまでではなかったですよ!'`,、('∀`) '`,、

エンダーのゲームなんてタイトルの小説まったく知らなかったしね!





内容的には、

先に申しました通り、血が通った感じがなくてね、

こう、痛みを感じないので共感しにくいというか・・・

まぁ、

そこが本作の狙いなんですけどね!(●´艸`)


エンダー役、エイサ・バターフィールドくんは、

そりゃ~いいお芝居してますしね、

キャラはまぁ、ソコソコなんですが、

エイサくん自体は大物従えて

その堂々たる主人公っぷりには頭が下がるおもいです!

アンダースン少佐役のヴィオラ・デイヴィスも、

どっかで観たことあるなぁ~って思ったら、

結構チョイ役でアチコチ顔出しててね。

「トラフィック」とかにも出てるんですね~。

そして総合的に、

若い子たちがとてもいい仕事している作品ですね!





しかしね、

例えばなんでサードが禁断なんだかとか、

その背景がもう少し深く描かれてたら理解し易かったかもって思いました。

敵に関する情報も少なすぎるし、


さらには、

何かのトラウマ的存在の、エンダーの兄とも、

姉との関係も、もっともっと深い背景がありそうなニオイだけさせて、

その辺は放ったらかしだったし、

ブートキャンプでのライバル的存在や、

理解しあう仲間や、いがみ合う上官

それらがサクサクッって描かれちゃってね'`,、('∀`) '`,、

ソコ流したんかい!って感じ。

クライマックスも、早い段階で予測ついちゃうのね!

で、

やはりその通りになっちゃう展開!'`,、('∀`) '`,、

ま、

だからって、否定的な意見ではないのだということを言っておきますね。


しっかしまぁ、

何と言っても、本作の、爺さんの観客が多いこと!

この爺さん共が、85年当時でも、

この手のSFなんて読まないであろう年齢に達してるんぢゃなかろうか?

   って思うのですが、

何期待での鑑賞なんだろ?





とにもかくにも、

敵との二次戦への備えが、

次世代の者たちに委ねられるという点は、

物語としてとても好感もてましたね!

エヴァンゲリオンに通じますよね!(=´∀`)人(´∀`=)

その結果、

次世代が、新しい感性や能力へと繋がるという、たまたま感はあるものの、

大きな希望となっていく流れは、

歴代の同様な作品の好感部分とも違和感なく比較できてイイですね~~
                      (∀`从)♡♡♡

本国でも、軽くコケているようではありますが、

肩の凝らない単純作品ですからね、

どうぞ、

デートの途中にでも立ち寄ってみたらいかがでしょうかね?
                 ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;





























普通です。