夕べ葉をとっても明日また葉が付く・・・ | 真夜中のキャプチュード

夕べ葉をとっても明日また葉が付く・・・
















武士の献立















朝原雄三 監督作品


「武士の献立」観ました!








あらすじ!





江戸の世。

加賀藩六代藩主・前田吉徳の側室・お貞の方に仕える女中・春は、

浅草で著名な料理屋を営む両親の下に生まれた。

しかしその生家も、火事で何もかもなくなってしまい、

唯一、奉公に出ていた春だけが生き残った。

そんな家に生まれた春は、

いつの頃からか料理の業を身に付け、

皆の舌を楽しませ、お貞の方の日々の健康を支えることに一役買っていた。





ある日、江戸屋敷の宴席で、

藩内屈指の料理人、台所方の舟木伝内が、

汁椀の“鶴もどき”を用意する。

吉徳は余興に、具材の中身を当てよと問いを出す。

誰もが答えられぬ中、

春は見事具材や、調味料の産地までもを言い当て、伝内を驚かせる。

その才能に惚れ込んだ伝内は、春を自らの次男・安信の嫁に希望する。

熱心な伝内にくどかれ、

春は金沢へと嫁いだ。





しかし、安信は包丁侍の身を憂いで、

その職を恥じている状態だった。

春は安信に料理による腕比べを挑み、

見事に勝利する。

そして、勝利の条件として、春の指南を受け、

安信の料理の腕をあげさせる。





ちょうどその頃、

藩主・吉徳は大槻伝蔵を側近として抜擢、

藩主独裁体制を目指す。

米相場を用いた投機、新税の設置、

   公費削減、倹約奨励をたからかに謳った。

しかしそのことが、既得権を奪われた門閥派の重臣たちを怒らせ、

やがて、吉徳が病死するや、

大槻は蟄居を言い渡され、やがて自害する…

吉徳へ毒を盛ったという嫌疑にかけられたお貞の方も

幽閉の後に、

後を追うようにこの世をさった・・・

お貞の方は大槻と好き合っていたのだった…

この一件を皮切りに、

世に名だたる、「加賀騒動」が勃発

安信も次第に、騒動に巻き込まれていくのだった…。
















































皆さま、
新年、おめでとぅございます。


今年しょっぱなゎ、

昨年に続き時代物で始まりです!!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

私、

常々、高良さんの顔つきが月代似合いそうだと思ってたんですよ。

あまりに“蛇にピアス”のアマがハマってて、

   強くイメージ残ってるのですが、

 思った通り、キレイな侍でしたね~~(∀`从)♡♡♡





なにせ、刀を包丁に持ち替え!ってくらいなので、

派手なチャンバラこそ無いのですが、

私の好きな、食べ物シーンがたくさん出てきますのでね、

充分楽しめましたよ

時代小説読んだり、

時代劇観たりしてるとね、

江戸の時代って、現代とさして変わらないんですよ。

生活の様式とか、習慣とか、

食事はまぁ、

フライドチキンなんてありませんから、

純和食に限られちゃいますけど

そこは“ユネスコ無形文化遺産”

美しく、そして健康的!(∀`从)♡♡♡

そのレシピ的なものは現代でも通用するようなものばかりでね。

それこそ、

ギトギトした現代の食べ物より

よほど旨そうに見えるわけでね。





クライマックスは舟木家の威信をかけた饗応料理を披露するわけですが、

かなり、堅苦しい席での作法にのっとった膳の席だったようです。





調理場の人数も大した数でね、

大きなパーティー!って感じ!

魚も、淡水魚が多かったみたいですね~?

鯉とかを刺身にしてました。

なのでね、

素早い調理を心がけることで

味がね、結構左右されちゃうわけですね~~!


春の包丁さばきはキレイでしてね、

冊の身も、右から切り分けていましてね、

江戸時代はそれが通常の形だったようですね。





たぶん、

上戸さん本人が練習したのでしょうね。(≧∇≦)/

手元ばかり映されてて、努力が無に帰すような映像が多かったですね。
                      ┐('~`;)┌



とても軽めな時代劇ですが、

意外と上映時間は長め・・・

そして、

もう少しスッキリさせることも出来たであろう内容です。

しかし、

加賀騒動を絡め、

筋が立った物語でした。

私としては、満足いく出来だったと思いますよ。

朝ね、

「必死剣・鳥刺し」がBSでやっててね、

それ観てからの鑑賞だったので、

物足りなさが助長された感はありましたよ!

鳥刺しは衝撃的でしたからね~~
             '`,、('∀`) '`,、スバラシイ~





ラストシーンからの
     エンドクレジットもね、

Charaさんが違和感あるような、無いような?'`,、('∀`) '`,、


微妙ではありますが、

決して外しているワケでもない感じが可笑しかった。

そしてね、

語りの声がとても良くてね、

「??鹿賀丈史さん兼任?」とか思ったのですが、

エンドクレジットを見ていると

中村雅俊さんでしたっ!(∀`从)♡♡♡さっすが~~~!

「あさきゆめみし ~八百屋お七異聞」での喜兵衛役を思い出します。





本作は、ご家族で足を運ぶようなエンターティメント作品ではありませんが、

熟年夫婦の方が行くのにちょうどよい感じの

軽めな時代劇ですのでね、

お正月のただ、ダラダラ流される

テレビのお笑い番組に飽きたら、

ちょっと、行ってみてもいいのでゎ?

そんな印象でしたっ!




それでゎ、

本年もまた、よろしくご指導ご鞭撻を!
           ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;































普通です。