人が本当に愛する人と巡り合うのは難しい…

やまさき十三 監督作品
「あさひるばん」観ました!
あらすじ!
宮崎県の城北高校の野球部に所属する浅本有也、
日留川三郎、板東欽三は、
その苗字から“あさひるばん”トリオと呼ばれていた。
イタヅラも、恋する相手も、いつも一緒の親友同士だった。
県予選決勝に進出したあさひるばんの三人。
投手の浅本は
相手チーム、城南高校の4番打者・野沢七郎に敗れ、
甲子園出場を逃す。

そして、
それから30年後。
浅本は芸能プロダクションの社長に。
日留川は、宮崎刑務所の女所長と結婚するも、現在別居中。
マル暴の刑事だった坂東は、傷害事件を起こし懲戒免職、
現在は宮崎刑務所に服役中であと2か月で仮釈放をむかえていた。

そんな三人のもとに
当時の野球部のマネージャーで
三人の憧れの存在だった阪元幸子の娘、有三子から
「入院中の母に会ってほしい」と記された手紙がくる。
宮崎刑務所から浅本に電話が入る…
相手は服役中の坂東…。
幸子に会いたいから脱獄させてほしいという。
浅本は、自社の芸人を引き連れ、
故郷宮崎へと向かい、
慰問という形で宮崎刑務所に出演する。
観客をして座る坂東に、ステージ上からブロックサインを送る浅本。
しかし脱獄は失敗する。(笑)

しかし、仮釈放間近の坂東は、2泊3日での外出許可がおりて、
浅本たちと幸子のもとへ向かうことが出来た。
こうして故郷で再会した三人だったが、
有三子の祖父で幸子の父親、野球部の恩師・雷蔵と
幸子は、未婚で有三子を産んだことで、雷蔵とは疎遠になっていた。
しかし、有三子の結婚式が2日後に行われることを知るや、
あさひるばんの三人は、雷蔵に出席するよう説得に向かうこととなる……。

『釣りバカ日誌』の原作者やまさき十三さんが、
72歳にして初めて監督を務めるとあって、
見逃してはならんと早速に行ってまいりました!
本作で、
映画版『釣りバカ日誌』の主人公・浜崎伝助を演じた西田敏行さんと、
テレビアニメシリーズで
浜崎の声を担当した山寺宏一さんの2人の共演が実現!
帰ってきた釣りバカって立ち位置で、
もう、安心して観られるハートウォーミングな一本でしたよ!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
こんな人情コメディーは、
もっと作られてもいいと思う。
邦画らしい一本ですよね~~
釣りバカには友人も出演してて、
(私同様、チョイ役ですが'`,、('∀`) '`,、)
親近感感じるし、
いつ観ても楽しい気分になりますよね~~
で、
そんな雰囲気を十分に残し、
物語はシンプルで、
しかし、それこそが真骨頂といった感じで
お正月とかに観たい作品ですね。(∀`从)♡♡♡
悪者は一切出ないし、
酷い目に遭うキャラも出ない。
安心できる心地よい一本ですね~~(≧∇≦)/

でね
一つだけ引っかかる点がありましてね、
声で浜崎を演じてた、ヤマちゃんなんですが、
吹き替えならあの芝居でいいかもしれないのですが、
器用とはいえ、
あまりにオーバーな表情やセリフまわしが、鼻につく感じでしたね。
板尾さんの、ガスが抜けたような芝居と併せ、
2で割ってちょうどよいくらいですね'`,、('∀`) '`,、
ヤマちゃん…暑苦しかったなぁ~~_| ̄|○∠))バンバン
声が通るだけに、うるせぇし( ´,_ゝ`)プッ
全力投球はいいんだけど、
これからのことを思うと、
エンターティナーを、はき違えてなければいいけど…(-.-;)(-.-;)

しかし、
キャラ立てを優先し過ぎて、
このキャストで三人が同級って、
直感的な見た目にも無理を感じますね
'`,、('∀`) '`,、
國村さんと板尾さんって、8歳差くらいあるし。
( ´,_ゝ`)プッ
小笑いのシーンも、
その場は何だか押し切られちゃう感じで笑っちゃうんだけど、
実際は無茶苦茶だぁぁぁぁ'`,、('∀`) '`,、
板東を脱獄させようと、浅本が企てた作戦が、
浅本の芸である腹話術の人形に成りすますというもの!
'`,、('∀`) '`,、
無茶しすぎだろっ!_| ̄|○∠))バンバン
口に縦線描くという古典的なモノでね、
宮崎刑務所の刑務官は間抜けだとでもいいたいのか!?
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
バレるって!
しかし、
もう、この笑いが、この作品の存在感なんだよね。
笑わせ方が小気味いいしね。(゚Д゚)
案外にスピード感あったし。
この手の作品にありがちな、
犯罪まがいな行為も、全てイタヅラレベルになっちゃうのね。
逃亡幇助しても一切のお咎めは無し!
だって刑務官 寛平ちゃんなんだもん!

きっと
何したって許してくれるさぁ~~
ヽ(・∀・)ノ

でね、
この、あさひるばんの三人は、
憧れのマネージャーの娘・有三子の父親は
自分であると主張するんですが、
これまたテッパンなオチでしてね、
地区大会決勝で
浅本が打たれた、野沢七郎が父親っていう、
まさかの…
と言いますか、予定調和のオチでしたっ!
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
そもそも、
手も出してないのに、
何を根拠に父親名乗ってるんだ?
この三人は!?
(*´∀`*)アポかっ!

西田さんも文句なしだし、
ホント、
サクッと笑いに行って欲しいですね~~~
エンドクレジットでは、
メイキング映像流れてね、
出演者、ひとりひとりの笑顔が抜かれるんですね~~
まぢ、気持ちいい作品!
誰ひとり、
不幸になることない暖かい一本ですのでね、
少し疲れちゃった人なんて、
観てきたらイイぢゃん!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


西田さん、ホント仏だなぁ