大光ビルヂング中国農民画展

松本人志 監督作品
「R100」観ました!
あらすじ!
都内有名家具店勤務の片山貴文は
謎のクラブ「ボンテージ」に入会する。
そこには様々なタイプの女王様が在籍し、
店内でのプレイではなく、日常生活の中でのプレイが売り。
日頃の生活の中に突如介入してきた
クラブ所属のあらゆるタイプの女王様…
代わる代わる現れる彼女たちによって、
片山は官能の世界へと引きずり込まれるのだった…!
ところが徐々に彼女たちの行動はエスカレート!
一年契約で、途中退会が出来ないクラブ“ボンテージ”
職場や家庭にまで現れるようになった女王様に
ついに耐えられなくなった片山は契約解除を申し出るが
一切聞き入れてはもらえなかった。
やがて、家族にもクラブの魔の手がのび始め、
事態は思わぬ方向へと転がっていってしまう。

目を閉じ、
耳を塞いで
そこここに落ちている負の噂!'`,、('∀`) '`,、
そこんとこに目を瞑り行ってきました。
ところが、
やはり噂話通り!
劇場にいたのは5人くらいでしたかね?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
序盤30分くらいは、
なんかいい作品なんぢゃね?
とか思ったんですよ。
その…
何ていうのか、ちょっと上品な感じがしましてね、
丁寧っていうか…?
映像が少しセピアでオシャレなんですよ、
どうも設定の年代が、80年代中盤~90年代中盤くらいなので、
パソコンや
携帯電話も無ければ、カフェもない時代。
その当時のドラマを再放送で観ている感じ。
公衆電話などの小道具。
デコレーションケーキの意匠にいたるまで
懐かしの風景なんですよ。'`,、('∀`) '`,、

主人公が乗っている車は、どうやらGX71のマークⅡで、
しかも後期型'`,、('∀`) '`,、
私の元愛車です。
どうしても欲しくて、
トヨタの営業の友達に探してもらった中古です!
(∀`从)♡♡♡
私のはツインカムでしたけどね!

音楽のチョイスも良くてね。
案外、噂は噂なんぢゃなかろうか?とか思い出したんですが、
それも開始1時間くらいまでで
そこからは
なんだかわかんなくなってきちゃってね…
そこでね、
松本監督の前3作…
とりあえず観てはいるのですが、
とりわけ、どうという作品は今の所出ていないですよね。
ヾ( 〃∇〃)ツ
それはまぁ、仕方ない。
コント番組作るのとは
やはり、訳が違うしね。(-.-;)
で…
これって絶対にやってはイケないことなんでしょうが、
あえて!
北野監督と比べちゃいたいと思います。
'`,、('∀`) '`,、

それはなんでか?
本作は、主人公が“マゾ”
その上で外せないSMプレイの数々なんですが、
オーソドックスな赤いロウソクタラタラ…とか
馬用ムチとかはいいのですが、
それ以外
そう、片山の日常で起こるSM行為が、
すべて単なる暴力なんですね。
しかも、虚構の暴力にしか観えないのです。
ただ蹴り飛ばして、階段から落としたり、
腕の骨折れたり。
そんなもんで恍惚の境地へ達するのか?
だって怪我してんぢゃん?
で、ボコボコ後にスクッ!と立って
何事もなく立ち去る…
なんかおかしい…(-.-;)
そこで
暴力描写と言ったら北野監督作品!
例えばアウトレイジに登場する暴力って、
キッチリと痛みを感じるわけですよ。
人も簡単に死んぢまう。
無限に殴り合うなんてありえない!
殴れば痛いし、
度が過ぎたら死ぬ。
この当たり前の構図をしっかりと描いていて、
その中に、コントのセリフ?のような笑いもあって、
北野監督がもてはやされる原因って、
そういったセンスの高さでね。
松本監督と出所一緒なのに、
出来上がりに差が出ちゃうのってきっとソコらへん。

頭抱えたいのはコッチだったりする…(-.-;)
特に本作は、
監督業がこなれ始めた4作目でもあり、
残念ながら、開き直りが激し過ぎ。
いったい何がしたいのか?
そこまでいっちゃう感じ?(-.-;)(-.-;)
監督の考えているSMって何だろうとまで思っちゃう。
イヂめられるのが好き?
痛みが快感?
怪我しても。
だったら、
高いところから女王様に突き落とされて、
瀕死の状態になっても気持ちいいのか?
二度と歩けない体になったら至高の快感!?σ(゚、。)
死と隣り合わせの快感?
そこら辺の線引きがまったくわからないし
とにかく伝わらない…

でもね、
細かいキャラ設定は監督らしい、
コントキャラみたいで際立ってましたよ!
豪華キャストだしね。
大地真央さんをはじめ、そうそうたるメンバーのボンテージ姿を見られる点、
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
上映時間が短い点、
大森南朋さんの恍惚の表情(CG加工)が笑える点。

こんな行為の後…

大森さんは…

こんな表情に!'`,、('∀`) '`,、
瞳が黒目だけになっちゃってね、
動物っぽくて愛らしいやら、気持ち悪いやら
'`,、('∀`) '`,、
後に息子の「嵐」くんも同じ顔になります'`,、('∀`) '`,、
さて、
襲いくる女王様たち
そんな中で、
ある女王様がプレイ中の事故で死んでしまいます。
'`,、('∀`) '`,、
そこからクラブ“ボンテージ”から追われる身となる主人公
何故かボンテージのCEOなる巨大な女性が登場し、
クラブをあげて片山を追いかける形になる…
CEOを演じたのはリンゼイ・ハワードさん
身長206cmのバカでかい女性…
ただそれだけ…(-.-;)(-.-;)
なぜ登場した!?

そして話は思わぬ方向へ…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
そう
いままでの片山の周囲で起こっていたことは
齢100に届こうかという映画監督の撮った映画だったオチ!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
言い訳めいたセリフと、登場人物たちの芝居で
丸くおさめようとしてるんですね。'`,、('∀`) '`,、
いやいや、
普通過ぎて、何も言えねぇ~
_| ̄|○∠))バンバン

さてさて、
とにかく不快映像満載の本作ですのでね、
劇場はおろか、
DVDでも観なくていい感じですね
'`,、('∀`) '`,、
ただ一言…
残念!(-.-;)

