スマホはスマートじゃないと!

ブライアン・デ・パルマ 監督作品
「パッション」観ました!
あらすじ!
大胆なまでの、むき出しの野心と、
狡猾さとアグレッシブな行動力で
国際的な広告会社“ドッチイメージ社の重役へと登り詰めたクリスティン。
彼女のアシスタントであるイザベル・ジェームズは、
当初は羨望の眼差しで彼女を慕っていたが、
あるスマートフォンのCMアイディアを
自分の手柄として奪われてしまう。
そこでイザベルは、自らのアイディアをネットに公開し、
それがドッチ社長に認められる。
これに嫉妬したクリスティンは、イザベルに対し
ロンドン出張時、助手として同行したダークとの
ベッドシーンを隠し撮りしたものを
ダークと一緒に観ていると
テレビ電話で伝えられる…
動転し、怒りの頂点で乗り込んだ車は
柱にぶつけ、さらには自動販売機をなぎ倒してしまう
しかも、その様子を撮っていた防犯カメラの映像を、
同僚の前で流され、笑いのネタにされる。
こうしてイザベルの中に、クリスティンへの殺意が沸き起こる。
こうして周到に計画された殺人計画が動きだす…。

オリジナルの骨組みに
思いっきりデ・パルマを装飾した感じの、
デ・パルマファン垂涎の演出ですね。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
いたるところにデ・パルマカラーが満載してましてね、
ひいてはヒッチコックの世界なわけですね。
特に私は、
「色」のコントラストにヒッチコックらしさを感じたんですが…
刑事さんが抱える真っ赤な花束と、闇
クリスティンの口紅の紅とブルーの瞳
白い肌に黒い下着
黒髪のイザベルとブロンドのクリスティン
このコントラストになんかドキドキしちゃってね。
'`,、('∀`) '`,、
これゎ好みのヒッチコック作品によって、
感じ方かわるかもしれませんね~~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙
みなさんはどうでしょうね?
もちろん、
オマージュもありましてね!
全てはわかりませんでしたが、
ヒッチコック監督の大ファンであれば、
きっと、私なんかよりたくさん見つけられるんでしょうね!

ぶっちゃけ、
私はオリジナルのほうが好きです。
まず大前提として
「ノオミ・ラパスが苦手」ってのがあるんですが、
(-.-;)(-.-;)
はるかにオリジナルのイザベル、
“リュディヴィーヌ・サニエ”のほうが可愛い。
'`,、('∀`) '`,、 そこかよ!
ミレニアムでも思ったんだけど、
華奢さが足りねぇ~~んだよ!あの女!
庇ってあげなくちゃだゎっ!
とは思わない感じ?'`,、('∀`) '`
顔が石掘ったみたいぢゃね?
イースター島系?(=´∀`)人(´∀`=)
そして、なんかわからないけど、
強そうなんだよなぁ…(-.-;)(-.-;)
神取みてぇ~~なんだよなぁ…
まぁ、そこは置いておいてね'`,、('∀`)
でね、
かなり設定イヂってあってね、
ダニ(オリジナルゎダニエル)の性別が変わってたり、
ラストはオリジナルのもう一歩先まで描かれててね。
ひじょうに幻想的なニオイが強くて、
オリジナルでは「最後の砂浜」という映画館の切符売り場で
財布を無くし、カードで払おうとするも、そのカードが見つからず
モタモタして相手に自分の印象を強くアピールしアリバイを作っていましたが、
本作では
「牧神の午後」というタイトルのバレエの舞台に変わっててね、
ここが結構本作の肝であり、
オリジナルとデ・パルマとの大きな違いとなっています。
このシーンがホント美しくてね!
スプリットスクリーンが目まぐるしく入れ替わり
一貫して描き出されるバレエシーンは美しく、
美人バレリーナに目を惹かれつつ、
向かって右の画面でイザベルの瞳のアップや、
クリスティンへと画面が変わっていくのが
なんか、現実と夢を行き来している風で
幻想的なシーンに仕上がっていましてね。
画として非常によく出来てるんですよ。
つ~~か、
牧神の午後を観にいきたいけどね。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
ちなみに 牧神の午後って舞台は、
ニュムパイの水浴びを見た牧神が
なんか欲情しちゃって(笑)
彼女たちにイタヅラしようと誘惑するが失敗し、
ニュムパイたちが落としていったヴェールで牧神が自慰をするという、
本作にピッタリである、性的表現が過激な舞台です。
バレエでどうやって自慰行為を表現するんだろう?
'`,、('∀`) '`,、
そう思い調べてみましたら
ヴェールの上にうつぶせになり、手を下半身にもっていき
腰を痙攣させる表現をするらしいです'`,、('∀`) '`,、
過激!
そういえば、
本作に登場したあのバレリーナが
身体のラインがハッキリした結構キワドイ衣装でした。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
あの美人バレリーナLOVE!

このエロさは、巨神兵のプロトン砲2発に値します!

ラストに向かう一連のシーンも、
オリジナルはとても静かに進むのですよ。
ちょい二枚目のダニエルがサラリと、薬の話をして
「さすがっす!イザベルさん!」的なノリで、
なんというか、
あまり病的にイザベル追いかけない感じで、
なんかソコには、敵意を持って追い込みかける的なモンはない感じ?
イザベルのアリバイネタばれまで手出してないし、
むしろ、感心している風だったし。
本作のダニは
イザベルの行動を録画したりして、
コイツは決定的な証拠だし!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
レズだし!
この設定でオリジナルより深みが出ているかは謎ですが、
監督らしさである、
エロティックサスペンスには十分到達してましたっ!
本作では、
動的な演出で、一気にたたみかける感じでして、
もう、
夢なのか現実なのか
かなりわかりづらくなっててね
'`,、('∀`) '`,、
監督やりたい放題ぢゃん!
年とっても!
刑事が官能的な真っ赤な花束持って
上からのアングルの螺旋階段のシーンはゾクツとしましたょ!
すげ~~不安になるんですよ!
魅せるタイミングが上手くてね!
私のような、聞いた風なこという似非ファンでなくね、
マヂでマジメなデ・パルマファンだったら、
座りションベン漏らしてますね!
'`,、('∀`) '`,、
で、
とにかく本作ではレイチェル・マクアダムスが綺麗でね~~
ちょっと小柄で、
あれほどのイヂワルな悪役はどうなのか?
とも思いましたが、
あの透明感あふれる感じが、
さらに狂気を演出してるんでしょうね?
氷の微笑のシャロン・ストーンみたくね。
あっ!
ポール・バーホーベンに撮らせてみたらどうだろう?
また違った魅力の一本出来るんぢゃね?
(∀`从)♡♡♡

クリスティンが死んだあと、
クリスティンの妄想であったはずの
双子の妹が登場したり、
その妹がイザベルに復讐しにきたりという流れが
ヒッチコックの「めまい」でいうところの
マデリン・エルスターとジュディ・バートンの関係っぽくて、
チラチラと見え隠れするヒッチコックっぽさが
まさにデ・パルマらしい部分であると思いましたょ!
(=´∀`)人(´∀`=)
まぁ
正直、様々な手法でもって、
犯人を勘違いさせようと画策してるわけですが、
オリジナル知っちゃってるとさ、
あんまり迷わないんですね。'`,、('∀`) '`,、
それどころか、
切り替えがわかんなくなっちゃう感じ?
(≧∇≦)/
しかし、
映像きれいだし、
見応えあるので、監督ファンでない方も
それなりに楽しめると思いますよ!

このエロさは、巨神兵のプロトン砲4発に値します!
