羊を狼の中に送るのと同じだ! | 真夜中のキャプチュード

羊を狼の中に送るのと同じだ!












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スコット・ウォーカー 監督作品


「フローズン・グラウンド」観ました!








あらすじ!





1983年アラスカ・アンカレッジ。

昼なお暗き、極北の地…

モーテルの部屋で手錠につながれ
    叫び声をあげている17歳の娼婦シンディ・ポールソンが警察に保護された。

彼女は指名された男に殺されそうになったと警察に告げる。

ところが、

名指しされたロバート・ハンセンにはアリバイがあり、

さらに彼は、

模範的な町の善良市民と言われており、警察は疑う余地はなく、

娼婦と客とのトラブルということで、
      シンディの訴えに耳を貸そうとしなかった。


そんな中、

彼女を助けた警官は納得がいかず、
    事件の調書を上司に黙って州警察へと送ってしまう。


時を同じくして、

ニックリバー沿いの平原で、無残な遺体となった身元不明の少女が発見された。

妻の願いで、

石油会社へと転職がきまり、

退職間近のアラスカ州警察の部長刑事ジャック・ハルコムが事件の担当となり、

短期間に、

立て続けに変死体が見つかっていたことから、
           同一犯の仕業ではないかと考える。

そんな時、

町警察から届いたシンディの事件の調書を見たハルコムは、

彼女が告発したハンセンに興味をもつ。

シンディ本人に会い

真相を確認したハルコムは

真犯人の魔の手にさらされているシンディを
             自宅で保護しようとするも、

妻アリーに猛反対を受ける。


そのことを知ったシンディは、ハルコムの家を飛び出してしまう。


いっこうにハンセンを捕まえる証拠がみつからない中、

事件のショックに怯えるシンディに、

いよいよ犯人からの危機が迫ってきた…


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今週の実話作品その2です!'`,、('∀`) '`,、


意外だったのが、

主人公とか、ヒーロー的存在が多い、

ジョン・キューザックが猟奇殺人犯を演じたことですね!

実に挑戦的なキャスティングですよ。

ジョンに関しては、あまり、

   「これゎ傑作だ!」って作品ないと記憶してます'`,、('∀`)


 ただ、

  すべてにおいて平均点越えゎしている優等生みたいな役者でしてね、

顔つきにも出てますが、

  本来優しい人なんでしょうね!

本作では、

知的で二つの顔を持つ殺人犯に好演、そう見えてくるから不思議!
                     '`,、('∀`)('∀`) '`,、


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そして

ニコラス・ケイジですが、

彼の親族はそうそうたるメンバーなのゎ有名ですね、

それ故に、

なぜ彼が二枚目役を!Σ(○∀○|||)

  って思うとおもいますが

カッコいい役が回って来てしまうのです'`,、('∀`) '`,、



日本で言うところの寺尾聡さんみたいなもんでしょうね。
             '`,、('∀`) '`,、

二世俳優であるが故、

福笑いみたいな顔でも二枚目役が舞い込んでくるわけですね
(こう見えて、共演しているのでココまでで止めておきますね'`,、('∀`) '`,、)

叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び禁止叫び


さて、寺尾さんは置いておいてニコラスですが、

やはり年を重ね、

それなりにイイ芝居しだしたように思えます。


アカデミー賞俳優でありながら、

イマイチいい作品に出会えていない彼。

そして、

どんな役をやっても同じ芝居の彼。(∀`从)♡♡♡

本作では、

憤るような怒りの芝居は魅せましたね!


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本作は、

ハナから犯人がわかっている作品ですので、

サスペンス色は、

犯人の手から唯一逃げ出したシンディの

あまりに奔放な行動にヒヤヒヤするって物語です。
              '`,、('∀`) '`,、

ドッキドキ感はそこにしか存在せず、

そして、

そこだけで物語を引っ張ります。

犯人の追い詰め方も、

日本の警察ドラマに比べると大雑把な感じで、

どんでん返しもなく、

スンナリとした展開は疲れないと言えば疲れないです。

シンディがあまりに勝手で、

阿呆なので、イラッとしますが、

もう少し、ニコラスの葛藤とか描いてほしかったですね。


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哀悼の意を込めて、

エンドクレジットでは被害者本人の画像が流されますが、

先に申しました通り、

どうも本作は、シンディにばかりスポットがあたり、

それ以外の被害者には大きく触れません。

少しおかしなつくりです。


犯人は、セスナを使い、

犯行におよぶ現場が特定出来ないため、

どうしても警察側は、後手後手をふむ感じでしてね、

その割に、

家から犯行を裏付ける証拠は発見されず
(実際には警察が雑な感じで家宅捜索しているので、
   見落としていただけなんですね!
     しかも、屋根裏とか、オーソドックスな場所から証拠品が見つかると言う
      恐ろしく雑な流れというか、事実だったら笑える捜査なんです。)


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推測しか出てこないボンクラ警察に笑いましたね。

そもそもすべてを疑うべき警察が、

善良市民の言うことだけ聴いて

娼婦は人扱いしないなんてね。


もうダメダメですって!ヾ((○*´∀`*))ノ゙


そんな影薄い警察ですのでね、

80年代だし、

今ほどDNA鑑定も正確ではなかったろうし、

  なぜ状況証拠しか見つからないのか?

するとね、

シンディ = ハンセン = ハルコムという

      軸がこの三角に絞られて、

  どうもハンセンの凶悪っぷりが霞む…


懲役461年の刑も、

あまりピンとこないんですね…


すげ~~悪いことしたって描き方してなくてね。
                 (-.-;)(-.-;)(-.-;)



まぁ…

事実ってのゎそういうモンなのでしょうね。
              (-.-;)(-.-;)


これ観て遺族が怒らないといいけど…


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まぁちょっと

全国で20か所も無い上映館ですので、

やや出会いづらいとは思います。

きわどいトコばかり面白おかしく描いたとも言えなくもないので、

あまり力入れてもらえないのも仕方ないのかな…?(-.-;)




























普通です。























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