本物のポルチーニを食べたければ家にきて!ここからほんの、12000km先だけどね。

クリスチャン・ヴァンサン 監督作品
「大統領の料理人」観ました!
あらすじ!
片田舎で小さなレストランを営むオルタンス・ラボリ
フランスで初めてフランス料理の教室を開いた女性!
ある日、スカウトを受け、連れて来られた新しい勤務先はエリゼ宮。
そこはなんとフランス大統領官邸のプライベートキッチンだった。
主厨房のシェフたちからの嫉み、
嫌がらせや、陰口が見え隠れする。

やがて、ミッテラン大統領と対面したオルタンス…
大統領とも打ち解けて、好みを聞き出すことにも成功!
そんな彼女、
見た目重視の料理よりも、
田舎の母親が作るような料理をと、
自らの地元で採れた食材を使い、
子供の頃に食べた美味しい記憶を蘇らせる料理をと…
大統領に喜んでもらうことだけを考えて
工夫された料理に、
次第に官邸の料理人たちは彼女のペースに巻き込まれていく!
新しい風が通った官邸だったが、
事件は次々と起こっていく!

実在する料理人“ダニエル・デルプシュ”をモデルとした本作。
厳格な規定のもと料理をつくっていたそれまでの官邸主厨房のシェフたちに
新たな風を吹き込んだ女性プライベートシェフ
なんか、
新しいことすぎやりたがる(会社のことは考えない)ところは私に似てます
(=´∀`)人(´∀`=)ハハハハハ...
浮いちゃうんだよね!こういう奴って!
でね、
私は食事シーンや、食べ物がたくさん出る映画大好きでしてね!
それぞれの料理の一番作品ってのがあるわけです!
つまり、
マッシュポテトなら「未知との遭遇」だったり
ハンバーガーだったら、
「ターミネーター2」だったりってね、
登場した料理の一番があるんですよ!(=´∀`)人(´∀`=)

私自身は目で料理を楽しめたら案外満足しちゃうんですが、
実際に口にするなら、和食ですね~~(∀`从)♡♡♡ダンゼン!
そんな中本作、
ワクワクしながら足を運んだものの
出てくるフランスの郷土料理の数々をみても
さして、心躍ることはありませんでしたよ!
こう見えても(どう見えても??)私、
若かりし頃は、某有名一流企業に籍を置いておりましたので
それなりにイイもん口にしてましてね、
成績がいいとね、
ご褒美にハワイの会社所有コンドミニアムに連れて行ってもらえたり
表彰されて、十ン万の腕時計が副賞だったり、
なのでね、
若くしてフグだろうと、フォアグラだろうと、
本作でもやたら出てくるトリュフなんてのも
早くに知っちゃいましてね、
だからね、
鑑賞中に、
「あ~~どんな味すんだろうなぁ~~…」
なんて想像する必要もなかったりするんですね。

ホント、
いろんなモン食べさせてもらいましたよ(遠い目...)
ワニ、カエル、サソリなんてのも食べたなぁ…
でまぁ、
そんな経験のせいなのか、
何なのか?
こうして、
旨そうなモンが登場する作品が大好きなわけでね、
また登場で申し訳ないですけど
ドラゴンタトゥーの女でも、
序盤のカフェのサンドウィッチに引っかかる変態っぷりですょ
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
で
フランス料理で気になるのはやはりソース!
その辺りの欲望は満足させていただけたと思います。
92分という上映時間も、決して短くないし、
むしろ、
上手くまとめてたな~って印象ですよ。

マダム ダニエル・デルプシュといえば、
大統領付プライベートシェフという経歴も凄いんですが、
南極調査隊のシェフって経歴も凄くてね!
これゎ!って思ったのですが、
作中では現在が南極で、回想が官邸って設定なんですね、
でもね、
あまりに回想シーンが多すぎて、
南極で出る料理の数々が結構ぼやけてしまって、
心をくすぐることは結局なかったワケです。
なんかね、
出来がボチボチ良かっただけにね、
料理の魅せ方がもう一歩突っ込んだ
玄人受けする形での表現が観たかったわけです。

同じ南極舞台の
「南極料理人」は
しょっぱなの天ぷらや、刺身から、
ラストのテリヤキバーガーまでの一連の“飯”が
そりゃ~~~くすぐったけどね~~
'`,、('∀`) '`,、
そんな意味で、私的にちょい残念な部分もありましたね。
減点です!'`,、('∀`) '`,、

さぁ、
そんなこんなで、見どころ今一歩ではありますが、
映画作品としては、90分程度でこの出来だったらいんぢゃね?
って思います。
よく聞くのが、
かの「スターウォーズ」があと1分長かったらヒットしなかった!
というくらいさ、
上映時間って大事ょ!+.(*ゝд・)b゚+.゚
そんなチャレンジャー的一本!
お暇できましたらどうぞ!
