花が恐竜を滅ぼしたのだ... | 真夜中のキャプチュード

花が恐竜を滅ぼしたのだ...











シャニダールの花












石井岳龍 監督作品


「シャニダールの花」観ました!








あらすじ!





ごく少数の

それも女性の胸に咲く美しくも不思議な花があるという…


$♥



この花が満開となった時、

花弁から摂れる、この花特有の成分が、

画期的な新薬の開発につながるとあって、

胸に蕾を付けた女性は、

シャニダールと呼ばれる研究施設で、その花が開花するまで、

すべてのケアがなされる…


$♥


そして、

花の提供者には、億の単位での契約金が与えられる。


植物学者の大瀧賢治が働く施設「シャニダール」に

美月響子というセラピストが着任する…


花の提供者へのメンタルケアをし、

美しく花を咲かせ、最高の状態で花を採取する…


$♥


人を惹きつける不思議な魅力をもつ響子

花が少しずつ成長するように、

大瀧と響子は深い仲へとおちていく…


$♥


そんな中、

花を採取する手術中、

提供者が謎の死をとげる事例が続く…

徐々に研究施設に不信感を募らせる大瀧…

一方、

この花が危険な花であると知りつつ、

花へとのめりこんでいく響子…


花の開花が近づくにつれ、

  二人の運命の歯車が徐々に狂いだす…。


$♥





































“女性の胸にのみ咲く花には、画期的な新薬開発に関わる成分が含まれる!”

という、

なんとも素っ頓狂なアイディアなんですが、

こういうの、




大好きです!(≧∇≦)/





ということで、

前売りまで買って、勇んで行ってきましたが、

超ガッカリでしたっ・゜・(ノД`)・゜・。

せっかくのアイディアも、終始膨らむことなく

ラストはもう、なんだかよくわからない

感覚だけで流れ着いちゃった感じでしてね。

スッキリしねぇ~~しねぇ~~!(-.-;)


$♥



今夏も大忙しの、

今をときめく綾野剛さん主演なので、期待度も高かったのに…

彼のデビュー作、「仮面ライダー555」までチェックしているのに…
                      (-.-;)(-.-;)(-.-;)

終始、中途半端感が拭えず、

こりゃ役者さんが可哀そうですって…


$♥


で、

ヒロイン響子役の黒木華さんなんですが、

「あまちゃん」の前に放送されてた「純と愛」に出演していた、

なんか、顔の地味な女優さんですね…(-.-;)(-.-;)

“船を編む”にも出てましたね。

大森南朋さんと結婚したとかいうデマが流れた、あの女優さんですね。
                      '`,、('∀`) '`,、

若手注目株と言われてますけど…


$♥


花 = エロス、死、生命

そんなところを表現したかったんでしょうが、

どうして、“花”というイメージからかなり遠く感じるこの女優さん?

   って思っちゃいました。

シャニダールの花が咲くと、それは豪奢でしてね。

この黒木さんは、パッと見

      雑草っぽいんですね…地味な色した草に近いんですよ。


  エロスとかと最も遠い女優なんぢゃね?(-.-;)(-.-;)

    どういうこと?これ?


華という割に、華の無い女優さんだこと…
   (華は、「はる」って読むみたいだけどね)


でもね、

この方、名だたる演出家から高評価なんですよね~~

ヘタではないし、

物語には必ず必要となる役者であろうとは思いますが、

使いどころの難しい方ですよね。

いきなり主役級に据えるってのはどうなんだ?


$♥


そんな中、

最近とにかくよく見かける「山下リオ」さん!

あまちゃんにも出てましたけど、

いま、「リミット」での役どころが気になりますね~~~
                    ヾ((○*´∀`*))ノ゙

桜庭ななみちゃんも出てますしね。

   これからの展開、気になります!
            '`,、('∀`) '`,、



$♥




でさ、

石井岳龍監督なので、(ご存じと思いますが、石井 聰亙監督のことっすよ)

面白くないわけないぢゃん!とか


とにかく勝手にハードル上げまくっての鑑賞だったせいか、

こう、

上手く飲み込めなくてね。

胸につかえたまま終劇してしまった感満載でしてね…

結構前から楽しみにしてたのにさ・・・ (-.-;)(-.-;)



特にね、

響子の胸に蕾が芽生えて、

「きたぁぁぁぁ!期待通りの展開!」ってなるぢゃないですか?

ところがね、

ここから徐々に、なんかすべてに曖昧な展開になってしまいましてね。
                        (-.-;)


$♥



響子は

開花させて、種とっちゃる!って言うんですが、

(-.-;)この花って、寄生してんだよね?

種で増えるんだ…?


色々と歪みだすんですね'`,、('∀`) '`,、

  軸ブレ開始!(●´艸`)


なんてズルい展開!
          '`,、('∀`) '`,、

もうその後は、夢幻世界へ突入し、

幻惑的描写なシーンを重ねて、終わってしまうのです…

土の上で咲く、シャニダールの花がたくさん増えてね…


$♥


もう!!
  何なの!?

と、軽くイラッ!とした瞬間

天より声が…!







“Don't think. FEEL!”












            し…師匠…Σ(-`Д´-ノ)ノ




なるほど、

考えてはダメなんだな…この手の作品ゎ!


    そう…月を指さすようなもんさね…┐('~`;)┌



$♥



あ!

わかっちゃったよ!



シャニダールの花は、さらに成長すると、

    きっと“オードリー”になるんだな…(-.-;)(-.-;)


$♥
資料提供:リトルショップオブホラーズ



と、

鑑賞側に、それなりに委ねてしまう

  想像力を試されるそんな一本。

東京2館神奈川2館と、

   あまり配給側も力入れてないのか?


104分の短めなので、偶然出会ったらどうでしょうか?
                (●´艸`)



















普通です。



















$♥