私はその宝を護る番人です。 | 真夜中のキャプチュード

私はその宝を護る番人です。












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西谷弘 監督作品


「真夏の方程式」観ました!








あらすじ!





雪降る東京・荻窪…

ある女性の刺殺体が発見される…

被害者はホステスの三宅伸子…。

警視庁捜査一課の刑事、塚原正次により確保された容疑者は、

    伸子の知人、仙波英俊だった。


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それから16年...

宝石のような美しい海が手つかずで残っている

    海のまち・玻璃ヶ浦はりがうら

いま、この海に眠るレアメタルを巡り、

海底資源開発計画を推し進めようとする企業が

地元の環境保護グループと、本計画反対派住民を相手に

説明会を開き、意見交換をおこなっている…。


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この説明会に、企業側からのアドバイザーとしての参加を依頼された、

“帝都大学物理学准教授・湯川学”は、

説明会開催期間中を、地元の旅館「緑岩荘」で過ごしている。


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緑岩荘は、川畑夫婦と一人娘の成実の3人で細々と経営されている…

そこへ、

夏休みを利用して、甥である、小学校4年生の恭平がやってくる。

実は湯川は、

ここへと向かう車中で恭平と会っていた。


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子供が近づくと、蕁麻疹が出てしまう体質なのだが、

恭平にはその拒否反応が出ないでいた…。

理科が嫌いだという恭平に、

湯川は、

不器用ながら“科学”の楽しさを伝えようとし、

次第に二人の間には友情が芽生えていく。

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そんな中、

偶然にも緑岩荘に宿泊していた塚原正次が、

防波堤の下の岩場で変死体で発見される。

警察を定年退職した後、

かつて逮捕した仙波の故郷である玻璃ヶ浦を訪ねてきていたのである...

県警は事故死として片付けようとするが、

不審な点が多いため、

警視庁での後輩である草薙の指示により、

岸谷美砂が現地へと現れ調査をはじめる。

さっそく居合わせた湯川に捜査協力を求める岸谷。


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そして、

何故か協力的な湯川…

一見事故に見られるこの事件…

やがて、複雑に絡み合う様々な因縁は、

川畑夫妻や成実、

  そして、恭平までもを巻き込み、

 意外なる真実へと突き進み始める…!


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前作から随分と時間が経っていたんすね(●´艸`)

頻繁にDVDで見直すのであまり5年の実感がないっすね。


容疑者Xの献身が、かなり面白かったので迷わず鑑賞!

本作も、かわらず切なく、

真に悪いヤツが登場しないお話でしたね。


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ひとつ、前作との違いで心配だったのが、

本人が降りる的発言をしたらしいという、(まぁ、監督交代は大きな問題ぢゃないよね。)

柴咲さんに代わり、吉高さんがシャシャってくること…


しかし、

本作では、完全に脇役であり、

捜査上もサポート程度にしか活躍しませんでしたっ!

彼女が特に嫌いなわけではありません。

むしろ、

「蛇にピアス」での濡れ場が目に焼き付いていますけどね!
                   '`,、('∀`) '`,、

しかし、

最近の彼女の芝居は評価対象外ですが…(-.-;)(-.-;)


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本作では目立たない役回りの所為か、変に濃いメイク(特にアイライン)で自己主張?


この物語は軸となる登場人物と、

それらの人間関係が、

成実を含む川畑一家を中心に進みます。


そして、彼らの親族である恭平が絡むのですが、

今回、

湯川先生が、妙に子供に近づこうとする…?


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湯川は恭平と話をするうちに、

恭平は、船酔いするし、泳げないしで、

この水晶のように美しい海を見られないのだと知る。

そこで湯川は、

ペットボトルロケットを使い、

何度も調整とリハーサルを繰り返し、

ついに沖の海へと発射!


携帯電話をカメラ通話状態で中に仕込み、

恭平の携帯へと、海中のライブ画像を送るという

なんとも、バカ親切な行動をおこすのですね…

しかも、

説明会をすっぽかしてまでも…(-.-;)(-.-;)コイツ子供か…!?

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しかし、

そこまで湯川が執着するキャラである恭平は、

オチに大きく関わるということが、

薄々勘づいちゃうのですね~…早い段階でね。
               '`,、('∀`) '`,、
まぁ、仕方ないっ!
         '`,、('∀`) '`,、


このシリーズはテレビ放送も含め、

ラストにドカン!と謎解きするのでゎなく、

徐々にヒント落としてくれて、

さりげなく話に付いてこられるようにしてくれてる

なんとも親切設計なシリーズでしてね。

今回もまた、早めにすべてが繋がるように工夫されてましたね。


だから、

ストーリーに追われることなく、

お馴染みのキャラクターの

お馴染みの行動やセリフを存分に楽しめますよね。
                 (∀`从)♡♡♡


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本作では、

湯川が事件の真相を暴くことに躊躇する

つまり、

全ての真相がわかってしまうと、不幸になる人が現れること。

そこら辺を上手く成実に注目が集まるようにリードし、

ラスト、

じつゎコッチのことを気にしてたんですよ~~ともっていく、

さすがな本ですね~~

まね、

ちょっと、大オチは弱かったけど、

なるほどね!って思いましたよ。

これらに関わる、辻褄も少し無理あるかな?ですけど。


      
        …(-.-;)(-.-;)



まぁ、ぶっちゃけ、

恭平が、知らぬ間に殺人の手助けをしてしまっていたんですね~~
             (あ~ぁ、しゃべっちゃいやんの!'`,、('∀`) '`,、)


しかも、4年生にしては、

なんという利発な少年なんでしょう!!


アッと言う間に全ての状況を飲み込んで、

  知らぬとはいえ自分の犯した罪を悔やむワケです。


そしてラスト、

川畑一家中心だった物語を、

恭平がすべて、かっさらっていってしまうのでした。
                '`,、('∀`) '`,、

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もともと、

塚原元刑事は、

16年前の事件が仙波の仕業ではないのでゎ?って思ってたと思うのです。

本編中、

奥さんに、長年の刑事生活で、最も心に残った事件として、

仙波の一件を挙げています。

冤罪である可能性を微かに示唆していたのでゎないでしょうか?

しかし、

それを今更どうこうしようというのではなく、

たぶん、

仙波の人となりを、故郷に確認しにきたのでしょうね…

それを早合点した重治は、

塚原を殺してしまう…

しかも、

小学生を巻き込んで…

やらねばならぬ殺人だったのでしょうかねぇ…・゜・(ノД`)・゜・。



本作では信じられないくらい子供に優しい湯川も、

ラストに恭平と、

ひと夏の秘密を墓まで持って行く約束をするのです…


彼は将来、

物理学者とかを目指しちゃうのでゎなかろうか…?(人´∀`)




相変わらず、切なくてイイ話ですよ…えぇ…


まぁ、前作には及ばない気がしますけどね。
              (〃'∇'〃)ゝ




そして、本作にも

影のレギュラーである

“納豆”が登場します。
            '`,、('∀`) '`,、



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あまり、「食」に興味無さそうな湯川も、

海辺のまちでは、海の幸を堪能し、地酒を求め、街に出るという

    意外な行動も見られます!




    公開直後は混んでいたようですが、

      私は250キャパに10人で観ました!
                '`,、('∀`) '`,、











  今がチャンス!





















普通です。






































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