また薬を間違えている!バイアグラが入ってないじゃないか!

イグナシオ・フェラーレス 監督作品
「しわ」観ました!
あらすじ!
かつて銀行に勤めていたエミリオは、認知症の症状が進み、
息子夫婦を銀行を訪ねた融資客と思ってしまう。
毎度の事に、息子たちはほとほと弱り果て、
エミリオは養護老人施設へと預けられる。
施設で同室となったミゲルは、お金にうるさく抜け目なく、
初日にエミリオも、10ユーロを奪われてしまう。
施設での食事の時、
テーブルには、面会に来る孫のために
バターや紅茶や石鹸などを貯めている女性アントニアや、
アルツハイマーの夫モデストの世話を焼く妻ドローレスらがいる。

施設には様々な行動をとり、様々な思い出を持つ老人達が、日々の暮らしを送っている。
そして重症の老人は2階の部屋へと入れられることがわかる。
エミリオはある日、
アルツハイマーのモデストと薬を間違えられたことで、
自分もアルツハイマーであることに気づいてしまう。
ショックで症状が進行したエミリオ…
ついには「ボール」すら何だかわからなくなる。
彼が2階へ送られる日も遠くない。
そんなエミリオのことを思い、ついにミゲルはある行動に出るのだった...

本感想文は、主観クソ丸出しの上、かなりハスに見ながらの感想文となっていますので、不快に思われたら、どうか帰っちゃってくださいね(●´艸`)
正直、
関心度が高い内容のためか、
かなり混んでいましたね。
配給が、「三鷹の森ジブリ美術館 」である点も、
話題性は抜群であると思います…
高畑勲監督も絶賛しているわけですが、
あまり触れたくないテーマを扱って~…という部分は
「最強のふたり」あたりを観ると、
ヨーロッパあたりではさして、
難しいテーマでもないような気もしますね。
ジブリ的には、手描きアニメに親近感がわいたのか?
正直、
賞総なめとかそんなレベルでもない気がする…
あの独特のタッチのアニメーションをスペイン語で観る…
ちょっと、対岸の火事みたいな気持ちになりますね…(-.-;)
ハッキリいって、
アニメ大国日本が、
そこまで媚び諂い、過剰評価するまでもないってのが感想ですゎ。
この手の内容を扱いさえすれば、
必要以上に高い評価を得ることが出来てしまうのは、
質の向上の上ではマイナス面になると思いますね。
だからね、
普通に感心させられたね~でイイと思うよ。
面白いしね。
正しく評価すれば、
おのずと高評価へとつながるとおもうので、
煽る必要はなし!ですね。

皆さん認知が進んでおり、この方↑は…

オリエント急行に乗っていると思い込んでいる…この容姿で↑昔はアンジーっぽくて美人だったんだね(●´艸`)
原作コミックスのイメージそのもののアニメーションは、
本作へ触れるには最適な出来ではありましたね。
やはりアニメってのは、手描きですかね~~(∀`从)♡♡♡
現在の、
宮崎監督世代が引退してしまったら、
あのレベルでのアニメ作りはもう出来ないと
業界人は言ってます
(私の言う業界人とは友人のアニメ歌手とか友人のアニメ制作会社のお偉いさんとかを指します。)'`,、('∀`) '`,、狭っ!
この年代の作品は、
嫌いな人少ないでしょうね~~~。
今観ても新しいもんね(∀`从)♡♡♡
後継ぐ人って現れないのかしら?(-.-;)(-.-;)

で、本作ですが
全国9か所程度の上映館しかないので、
出会いは難しいかもしれませんが、
原作は出会う機会もあるでしょうから、
そちらを読むのもいいかもね。
さて、
内容ですが、
主人公エミリオの認知が進む様子を、
モデスト、ドローレス夫婦にリンクさせて進む話は、
なかなかによく出来ています。
認知症のモデストの薬と間違えられた所為で、
薬の内容が大きく違わない、
自らもアルツハイマーであると知ってしまったエミリオ、
アルツハイマーの人が飲む薬と間違っちゃう薬って、
アルツハイマー用の薬ってことだもんね…(-.-;)(-.-;)
彼、エミリオは、
元銀行員であるが故の自覚が、
すべてにおいて、キッチリとした性格を産み、
それらが、集団生活、
特に同室のミゲルへの不信感へと繋がり、
あえて、自分の首を絞めてしまう結果となるのは切ない限りですね。

まぁ、そういう私も、
認知で施設に入った親族の世話に追われる日々なんですが…(-.-;)
実際、経験しないと、認知症の真実ってわかりませんよね
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
お金もかかるしね。
正直、
この作品でのエミリオの息子夫婦に関しては、
即行、施設に丸投げしてね、それほど苦労はしてないよね。
同居してた時だって、
食事の時に、銀行員時代に戻る程度で、
暴力はないし、
意識が戻る時間が長い点も、
介護放棄へつながる意識がわからないです。
たとえ、
面会の2時間中、
ず~~~~~~~~~~~~~~っと
同じ質問され続けたって、
慣れちゃえば平気なんすよ。

だからさ~
本作のオープニングである、
映画だか、お芝居だかを観に行くことが出来なかった事件だってさ、
父親であるエミリオの所為だと…
責任がエミリオにあると思い込んでしまっている息子の
その度量の狭さが、
エミリオの認知をさらに進めた感じなのが切ない限り…
要は、
受け取る側次第なんですよね~~~…(-.-;)

私は最近、
最も端的に、正確な解答を用意出来るようになりましたので、
2時間ぶっ続けの同じ質問も問題なくこなせるようになりました。
しかしね、この親族、
きっとまだまだ長生きするでしょうが、
もしもの時の準備だけはしているのです。
その場で慌てないようにね。┐('~`;)┌
これって本人への裏切りですか?
違うよねd(≧▽≦;)
そう信じるよ!
早く死ねなんて思ってないさ!'`,、(人´∀`)'`,、
でもさ、
本作が話題になるってのは、
誰しもが通る可能性のあるテーマだからですよ!
怖いもの見たさっていうのか、
観ておかないと、落ち着かないってのか…?
そして、
私が今、
この認知の親族にしてあげられることを
惜しみなくしたとしても、
自分がこうなった時には、
家族からは疎ましがられ、
イヂめられるかもしれないですよ…
だけどさ、
認知になっちゃえば、記憶残らないからイイんですけどね…┐('~`;)┌
そんなこと考えると、ちょっと寂しいけどさ、
必要とされたら出向く!
批判はしない!
これでいくしかないのですよ┐('~`;)┌
だからね、
本作を鑑賞されてね、
もし、悲しい気分や、
実際に泣いちゃいました!って方がいらしたら、
それは、あなたが本作に関し、他人事!
対岸の火事である証拠です。
だって、
その場に居合わせたらね
迷ってられないし、泣いてなんていられないからさ!
'`,、('∀`) '`,、
この作品観て、
現状幸せで良かったと思われたら
それでいいと思いますよ。

もしね、
この文読んで、気分を害された方いらしたら、
ホント、申し訳ない(; -y-)ツ))
今、
問題ない方は、
ジブリってブランドに騙されることなく、
本作を鑑賞しないでイイです!(問題発言?'`,、('∀`) '`,、)
そんな感じ!'`,、('∀`) '`,、

