神が人に与えた、おまけみたいな能力…それが妄想!

宮藤官九郎 監督作品
「中学生円山」観ました!
あらすじ!
円山克也は、中学2年生。
家族構成は
エロ動画と食後のフルーツだけを楽しみに生きている
夜6時に必ず帰宅するサラリーマンの父・克之。
韓流ドラマに夢中な、地味な専業主婦の母・ミズキ。
兄といまだに同室の、無神経な妹・あかねの4人での団地暮らしだ。

思春期真っ盛りの克也は、
身体を柔らかくするための努力に精を出している。
それは、
自分で自分の“ち●こ”を舐めるためだ!
克也はそれを「自主トレ」と呼んだ。
レスリング部に入部し、柔軟体操に精を出し、
熱い風呂で身体をほぐし、酢を瓶ごと飲む。
そして、
どこにいようと隙を見ては前屈をする毎日。
いつものように自主トレに励む克也は、
ついに、限界まで背骨を折り曲げる…
すると脊髄に電気が走り、
電気が脳に達した瞬間、
妄想の世界にトリップするようになってしまう。
中学2年生らしい妄想に浸かりながらも、
穏やかな日々を送る克也とその家族…。
そんなある日、団地の上の階に下井辰夫という男が引っ越してくる。
いつもベビーカーを押している、シングルファーザーの下井は、
あっという間に、団地の主婦達の輪に溶け込んでしまう。
仕事をしている様子もない謎の男、下井。
そして何より、
ルールを破る行為、
不正行為を忌み嫌っている、神経質な男だった。

クドカン脚本って、
ホント、白か黒かの二つに一つぢゃないですか?
でね、
本作はハッキリ言っちゃいますと、
黒です…(-.-;)
まね、
笑えるシーンも多々あるのですが、
単発の笑いばかりなんですね。
例えるなら
悪球打ちの、一発屋の長距離ヒッターばかりの野球チームでね、
当れば飛ぶんですが、
カスりもしないことが多くて、ちっとも面白くないんですね。

でね、
そんなチームに一人、貧打がいましてね、
草なぎ剛さん何ですね~~~…(-.-;)
彼は
その活躍でも実証されているとおり、
芝居は決して悪くないんですが、
彼らの冠番組でもわかる通り、
コントがかった芝居はヘタクソです。
単に勘が悪いんだと思います。
そして、アドリブがきかないのでしょうね。
┐('~`;)┌
キャストにもう一考ほしいところでしたね。
そんな中、
最近、アチコチで見かける“皆川猿時”さんという方、
どの役も皆、同じ演技プランでこなす方なんですが(笑
いいキャラですよね。
そのうち飽きちゃうと思いますが…(-.-;)
もう少し、クローズアップしてほしかったですね。
ヘンテコなキャラで括っちゃったので、持ち味殺してましたね。

克也の、小学生の妹・円山あかねは、
別棟の、認知症の老人、「井上のおじい」と
年の差カップルとなるのですが、
あかねの
「一人で歩いていると徘徊だけど、
二人ならデートだから!」というセリフ…
深いけど笑えた'`,、('∀`) '`,、

でまぁ、
本作は黒ですのでね、
内容も酷いんですよ…(-.-;)(-.-;)
ほら…
思春期だからといってさ、
自分でち●こ舐めるための特訓をする話ってさ…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
実際、
「ち●こ」と「う●こ」は子供の大好物ですけど、
そんなモン笑いの軸に置くとさぁ~
ドリフターズコントっぽくなっちゃうよね┐('~`;)┌
結構、サクッと認められちゃった人なんで、
何でもアリになっちゃってる感じなんですよ…(-.-;)
面白い時は凄いんだけどなぁ~~クドカン…
あまちゃん…面白いんだけどなぁ…(-.-;)(-.-;)

ヘンテコ主題歌、
及び、
ヘンテコ挿入歌の数々をつくった方は、
「NUMBER GIRL」ヴォーカルで有名な向井秀徳さん。
映画音楽の担当は、「少年メリケンサック」とか有名ですね
(__)ノ彡☆バンバン!
本作でも、ヘンテコでしたっ!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
さて、
このクオリティの作品ですので、
言っちゃいますが、
ラスト、
克也の舌は、ついにち●こに届くのですね。
(=´∀`)人(´∀`=)
そして、
下井の真の正体と、彼を襲った悲しい過去…
…と言っても、
かなり浅めの物語なんですけどね'`,、('∀`) '`,、
もう少し、
あかねとおじいのエピソード欲しかったな…
手放しに笑えるほどでもないので、
ホント、気が向いたらでいいですかね…?
って言うかさ!
来週、凄い数公開ぢゃん?
少しでも今週に公開されたら、変なモン観て後悔しなかったのに。
…公開されたら…後悔しなかったのに…
…公開されたら…後悔しなかったのに…
…公開されたら…後悔しなかったのに…
…公開されたら…後悔しなかったのに…
