揺らぎ…ですね… | 真夜中のキャプチュード

揺らぎ…ですね…











モンスター












大九明子 監督作品


「モンスター」観ました!








あらすじ!





岬に灯台のある、海辺の田舎町…。

ある日、美しい女が列車から降り立つ。

彼女の名前は鈴原未帆。

そして、

彼女がオーナーを務めるレストランには、

美しいオーナーを一目見ようという客で賑わっていた。


そんなある日、

店内監視用モニターに映るひとりの男性客に目を留める。

それは彼女が来店を待ち続けていた「高木英介」だった。

鈴原未帆…

本名は田淵和子…。

その昔、

彼女は、それは醜い風貌を蔑まれ、バケモノ扱いされる悲惨な日々を過ごしていた。


$♥




唯一、

彼女を女性扱いしてくれた同級生の英介に対し、恋心を抱く…。

和子は、思い悩んだ末、

自らの醜い姿をこれ以上見せたくない思いに駆られ、

英介にエタノールを飲ませ、失明させようとしてしまう…。

容姿に加え、悪魔のような行動に、

和子は家族からも見捨てられ、町を追われ、

東京の叔母に養子として引き取られる…。

東京でひっそりと働き暮らす和子。

ある日、

ふと目にした雑誌広告をきっかけに、美容整形クリニックを訪れる。

そこで二重手術を受けた彼女は、

わずか8万4千円で自分も美しくなれる可能性を見出す。

以降、

整形手術の代金を手に入れるため風俗で働き始める和子…。

繰り返す手術により、完璧な美貌を手に入れた彼女は、

ある思いを遂げるために生まれ故郷の街でレストランを開業する。

何かを待ち続ける彼女の真の目的とは、いったい何なのか…?


$♥


































日本の特殊メイクもかなり腕をあげましたな
                 (=´∀`)人(´∀`=)

高岡早紀さんの不細工メイクは

  高岡さんであると判る、醜い顔にしあがっていましてね

ただ、

整形が進むにつれ、

徐々に高岡さん本人に近づいていく過程のメイクは

まさに作り物って感じ'`,、(人´∀`)'`,、

こういうとこ力入れないとね!



同タイトルの、

シャーリーズ・セロンの

凶悪殺人鬼の意である「モンスター」とはちょっと意味が違って、

見てくれがモンスター(あわせて、性格もであると本作では描かれてますが…)な

ドストレートな物語なんですね'`,、('∀`) '`,、

しかも、

主人公・和子の姉は、とびきりの美女という

いくら、両親それぞれに似たといっても、

あそこまで別の顔になるには

なんか外的要因があんぢゃね?とか思いますけどね…

                     …ないみたいだけど…(-.-;)


$♥



本作、

監督も、

特殊メイクアーティストも、

どちらも女性であって、

女性目線から見た、“化物”とまで呼ばれる不細工顔が

この作品での和子である点がなかなか興味深いですね。

ここまでかぁ…(-.-;)ってのが私の感想でして…


ただ、

和子が唯一救われたのが、

問題が顔だけであった点。

ボディは少し胸をいぢっただけで、

整形しながらも、

なんとか風俗で働けたワケです。

これで、体型がアウトだったら、

美女キップすら手に入らなかったでしょうね…



結局SMクラブで、顔に袋被されてヤられてましたけどね…(-.-;)



$♥



こうして、

生まれ変わった和子なんですが、

興味を惹く展開はこのあたりまで…(-.-;)


以降は、

なんか無駄にSEXシーンが長かったり、

和子こと、未帆の

何が目的なんだ!?行動がつらつら描かれ、

時間が経つのが遅いんですよね…




かつては化物…

故に追い出された街に、

整形し、別人で戻ってきたモテモテの女…





サスペンスの定番ともいえる設定に対し、

なんかもったいないプロットと

それほど楽しくない演出で2時間はキツいゎ…(-.-;)

微かに、

軽めの復讐とかはしますけど…


例えば、

かつて街を出る際、

トマトを投げつけられた八百屋の息子に、

美女故に、トマトをサービスしてもらうとか…



かつて、マフラーをあげたが、

不細工からもらったから、それを犬用にした憧れの先生を、

セクハラ容疑で貶めたり…


   復讐…

          絶対に軽すぎです(; -y-)ツ))



$♥




本編中、

風俗店のオーナー役で、村上淳さんが出演しておりまして、

彼のセリフ、

「男は目でSEXするんだよ…。」は

女性監督だからでしょうか?

実際は、

そんなこともないんだけど、

それはそれで、

名セリフだなぁ~~とか思っちゃいました。



$♥



でもさ、

美女って得しても当たり前なんだよね。

それにより職業差別が起きても仕方ないしさ…

韓国なんて、整形は当たり前で

それで、職業が決まるから!って

   キチンと割り切ってますからね。

和子タイプの国民性ですよ。


だってさ、

全ての商売ってさ、儲けることを大前提として運営されるべきでしょ?

その為に、戦力となる、

企業イメージのプラスとなり得る人材が、美女であれば

    当然、それを選ぶのですよね。



私の知人のコンビニオーナーは割り切ってて、

スタッフは、点を取れる者!

そう決めてるんですね。

だから逆に、

オーナーのタイプの美女娘が集まっちゃって
             _| ̄|○∠))バンバン

そしてまた、客もバカ集まっちゃってね
             '`,、('∀`) '`,、

レジ打ってる娘に、いいオッサンが、

「モデルさんになれば?」とか意味不明な会話仕掛けてね!
                  (__)ノ彡☆バンバン!




沖田艦長の名セリフ!




はたして、

それもどうなんだろうってね!



その代りこの店、

点さえ取れたら、顔に15個ピアス付いてても採用だけどね
                   ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

基準間違ってねぇ~~か?
        '`,、('∀`) '`,、ワラウ...



$♥



さて、

女性目線による、

顔は醜くても、

女性らしい心を描く的テーマはわかりますが、

どうも監督、

夢見がちな乙女過ぎっすね'`,、('∀`) '`,、

綺麗に描き過ぎ!


どうせなら、

ホラーテイストで全編描いちゃえばよかったのに。


現代の医学でゎ、

あそこまで変われないだろうし、

施術の痕がわかりますよね。

少なくとも私の身の回りの整形経験者はそうです。

鼻が壊れちゃった人も知ってますよ。


ただ。

不細工の要因の一つに、

頬がブルドックのように垂れているっての入ってて、

そこらが女性らしいですけどね。



監督って、

ホント、どの作品も着眼点はすげ~~んだけどなぁ…

彼女の経営する会社が「猿と蛇」って社名なのもすげ~~んだけど

オドロオドロしい社名の割に、

      サイトは愛らしいデザインセンス?

まったく謎の多い方です!
          '`,、('∀`) '`,、



一生懸命、

女性の心の切なさを伝えようという試みは伝わりますが、

ぶっちゃけ、

あまりお奨めしません。(-.-;)

やっぱ、流れに退屈さを感じたらダメですね。


$♥



さぁ!

あとは自己責任で判断をね!



           また、
             とりとめ無かったすか?…スマソ(-.-;)
















普通です。











































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