警察犬ほどもあるモルモット。 | 真夜中のキャプチュード

警察犬ほどもあるモルモット。












世紀の怪物 タランチュラの襲撃












ジャック・アーノルド監督作品


「世紀の怪物 タランチュラの襲撃」ご紹介いたします。



あらすじ!




田舎町“デザートロック”へとセスナで到着した青年医師マット・ヘイスティングス。

ホテルに到着すると、何度も電話が入っているとスタッフに伝えられる。

折り返すと、相手先の保安官ジャックからすぐに来てほしいとのこと…

遺体安置所へ連れられて、ハイウェイ近くであがった死体についてだった。

どうやらディーマー博士の共同研究者エリック・ジェイコブズだろうと保安官は告げる。

マットは保安官とともに、

バーニーが管理する安置所にて、遺体を確認するものの、

その無残なる遺体に言葉を失う。

たぶん闘病生活の長い者だろうと判断し、

彼はジェイコブズではないのでは?ともうったえたのだが…


そこへ

ディーマー博士が現れ、

これは、エリックであると断定!

死因は先端肥大症と確定した。

遺体の解剖すら断るディーマー博士…

マットは疑問を抱くが、

    高名なる科学者であるディーマーの言いなりになるしかなかった。

家族のいないジェイコブズは、
       自らが弔うと博士は告げ、研究所へと戻っていった。

研究所に戻った博士は、

謎の液体を注射器に詰める…

そこには、謎の薬品により巨大化した

ホワイトラットやモルモットの姿が!

そして、

薬品注射後22日を経過した、

   巨大なタランチュラの姿があった!

そんな時、

助手のポールが博士に襲い掛かる。

そう!

ポールは博士の手により、

ジェイコブズ同様

博士の実験の犠牲者になってしまっていたのだった!

そしてジェイコブズの死を知り、

自らも死んでしまうのではと思い、

博士を襲ったのだった!

もつれ合う二名…

やがて、はずみで、タランチュラの入った水槽が破壊され、

巨大化したタランチュラが、研究所の外へと逃げ出してしまった!

ポールは気絶した博士に謎の薬品を投与し、絶命する。

博士は寸での所で脱出するものの、研究所は丸焼けになり灰と化す…

唯一、生き延びたタランチュラを除き…

$♥
































動物パニック映画が大好きでしてね。

キングコングまで含めて、

デカくなった動物や、大群で襲ってくる作品が、

まぢ好きなんです!(●´艸`)



本作は、

実際のタランチュラを巨大化合成してあるんですね!

かの、

バート・アイラ・ゴードンが得意とする手法なんですが、

ゴードンよりも、かなり丁寧なつくりでしてね、

リアルな動きとかが素晴らしいわけですよ!

しかも、モノクロ映像ですから、

カラーよりもうまく画面に溶け込んでて、

かなり魅せるつくりでしてね!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

丘の向こうから現れる巨大タランチュラが、

前足を立てて威嚇するポーズなんて、

そりゃ~~もう、

本物だけに超怖いんですよ!(_△_)ノ彡☆!!バンバン

毛の生えた太い足で歩く姿、

あんなのに遭遇したらどうすんの!
            '`,、('∀`) '`,、


ジェイコブは全体的にデカくならず、部分的に巨大化しちゃった。



しかも人だけぢゃなくて、

羊やら牛やら、

片っ端から食っちゃって、

あ…タランチュラですから、

消化液ぶち込んで、
   体液をチューチューと啜るんでしょうね…(-.-;)
                      こえ~~~…

キャトルミューティレーションって

じつは、どこかにデカいタランチュラとかいて

ソイツの仕業なんぢゃね?

足音しないし…あいつら…(-.-;)ウウウ...



うっかり注射された博士もこんな姿に…



本作でのタランチュラは、

もう、デカい蜘蛛ではないんですね。

ライフルなんてはもちろんのこと、

ダイナマイトも、

ロッキードのF-80 シューティングスターが放つ、
    ミサイル攻撃にすら耐えてしまうのです。
               '`,、('∀`) '`,、すげ~~なぁ

$♥


まぁ、結果としては、

クリント・イーストウッド率いる戦闘機が落とした

ナパーム弾で丸焼けになっちゃうってのがラストなんですがね。


もう、

途中、コイツはどうやったら沈黙するんだ!

って、かなりワクワク出来て、なかなかの良作なんですよ!


軍は?軍はどうした!


こうなったら、

コイツを止めるには、

カンボジアのタランチュラを生で食う部族を1000人投入するか!?

   とか、くだらんこと考えちゃいましたよ'`,、('∀`) '`,、


タランチュラって、

同じ節足動物である、カニの味するらしいすね。
              ∵ゞ(≧ε≦;)

しかも、

テレビ番組で、蜘蛛食う部族の人が、

「日本人は魚を生で食うのかい!?クレイジーだぜ!」っていってましたね
                    ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \

しかし、タランチュラって、

昆虫より表皮が柔らかく、食べやすいらしいよ!

中には危険な毛が生えてる種類もいますから、

炙りタランチュラにするとか…?'`,、('∀`) '`,、





もともとディーマー博士が

何故にこんな実験をしているかと言うと、

かなり使い古された理由でしてね、

所謂、人口増加による食糧難の対策なんですね。

まぁ、

薬で巨大化した牛や豚の肉を

   はたして食いたいかは今は置いておいて…(-.-;)


で、ディーマー博士の見解は、

当時の世界人口20億に対し、

20年後には30億、

2000年には“36億2500万人”になる!

と、かなり細かい数字を挙げているのですが、

実際はその予想の倍になってますね…(-.-;)(-.-;)

         …恐るべき人類の業の深さ(-.-;)(-.-;)(-.-;)



さて感想になったかどうかわかりませんが、

そんな、

人間の欲望と、

そして、本来の

アメリカの映像技術をまざまざとみせつける本作、

一度ご覧になってくださいね。












普通です。






















$♥












何と!奇特な方がいらして、動画がありましたっ!お借りします!