沖縄出身の玲子ちゃんを、里帰りさせたくて… | 真夜中のキャプチュード

沖縄出身の玲子ちゃんを、里帰りさせたくて…













ストロベリーナイト









佐藤祐市 監督作品


「ストロベリーナイト」観ました!










あらすじ!







天性のプロファイリング能力と行動力を武器に、

警視庁捜査一課で成り上がったノンキャリア・姫川玲子。



数々の難事件を解決してきた彼女には、

決して忘れることの出来ない暗い過去があった…







そんな心の闇とも日々戦いながらも、

彼女に協力的な一課の面々。


そんな彼らの前に、

また新たな殺人事件が舞い込む。








中野東署管内で見つかったマル害は、

仁勇会の下部組織“六龍会”構成員の小林充。

遺体には多数の刺し傷と

左目が縦に切り裂かれていた。


その殺害手口が、

5日前の三鷹、3日前の業平橋の殺人事件と一致。

警察は連続殺人事件として、

合同捜査本部を設置、

姫川班管轄である、中野東署に帳場が立った。






この3件の被害者が、

すべて、広域指定暴力団・龍崎組の構成員であることから、

組織の内部抗争ということで捜査を勧めようとする
             組織犯罪対策第四課の捜査員たち…

しかし、

そんな捜査方針に疑問を抱く姫川の元に、

犯人は「小林充を殺したのは柳井健斗だ」というタレこみが入る…

しかし、

柳井健斗の名前が挙がるや

警察上層部から、奇妙な指令がくだることに…




































ご存じ、

誉田さんの姫川玲子シリーズを原作とする、

テレビシリーズの映画化作品。

原作シリーズ第4弾
   「インビジブルレイン」のエピソードの本作。




本シリーズは、

原作シリーズ第1作がそのままタイトル化しておりますが、

テレビスペシャルドラマ自体は、

ストーリーは興味深かったのですが、

色んな意味で期待度が高かった割に、

映像の出来は凡庸でしたね。


$真夜中のキャプチュード


警察ドラマには、いくつか種類がありますが、

本作はカーアクション皆無、

   ガンアクションが妙にオモチャ臭い、

ストーリーとか、作品の雰囲気重視な感じです。






人間関係もなかなか深く面白いのですが、

劇場版は、

そこいらに、
  さらに輪をかけようとして、やりすぎちゃった感じ
                  '`,、('∀`) '`,、

なので、ところどころから、無理が吹きだしちゃってました。




特に姫川の過去をクローズアップし過ぎて、

何故か、極清会会長・牧田と寝てしまう変な流れになってしまう、

冒頭、

姫川は菊田とデートしてるところから始まるのに…(-.-;)

本作のお相手は、牧田だった…ってね(; -y-)ツ))






しかも、個性派ぞろいの

他のキャラはまったく掘り下げないという…


また、

劇中のキャラクターたちには、

各々にイメージカラーが設定されているのですが、

今回は、姫川の「赤」のみが語られていました。

小道具や、服装などで表されているらしいのですが、

意識して観ても、わかりづらかった!'`,、('∀`) '`,、





原作のタイトルをそのまま

サブタイトルに引用したテレビシリーズではありますが、

内容は、かなり違うものもありますね。

さらに、

公開日にテレビでスペシャルも放送されて、

「アフター インビジブルレイン」と銘打ったドラマは、

映画において、解散した姫川班のメンバーのその後が描かれていました。

テレビ局の、同作品への力の入れようが垣間見れますね。

つか、

絶対に、コケること出来ないのかな?'`,、('∀`) '`,、


かといって、

それほど、力んだ感じもなく、

  よい形で映画へ漕ぎ着けた感じですかね?
                (〃'∇'〃)ゝ


なんだか最近、

簡単にテレビドラマの映画化が行われてますが、

はたして邦画は、

この道を進んでいっていいのでしょうか?(-.-;)

ただ、

何故か観客動員はイイんですよね…'`,、('∀`) '`,、








さて、

今回のラストはなんだか軽い感じ。

いかにもシーズン2への布石的位置づけの作品であることはみえみえ!
                         ヾ((○*´∀`*))ノ゙


本作の個性派キャラの中でも、

姫川のライバルとも思える同じ十係の日下や、

テレビシリーズでは、憎らしいほど嫌な奴だった

“ガンテツ”こと勝俣らの態度の豹変は

シーズン2を睨んでのものなのでしょうか?
               (●´艸`)

特に今回、

ガンテツの優しさが光ってましたよヾ((○*´∀`*))ノ゙

暴走し過ぎて、捜査から外された姫川は、

ガンテツに、

掴んだ情報から捜査を進めてもらえるように頭をさげるのですが、

ガンテツは、手がかりの書かれたメモを

姫川の目の前で捨てちゃうんですね。

ところが、

実際にはガンテツは動いてくれてる…

そう!

実は菊田からも同じお願いをされていたため、

姫川には嫌がらせしたのではなく、

もうすでに頼まれてるんだよ!的な態度だったと後にわかるわけです。

なんだ~~~

ガンテツってカッコいいんぢゃん!(∀`从)♡♡♡
            って思いましたよ~!

   なんてイイ人っ!








今回は主軸となっているのが、

よくある警察の隠蔽体質のお話なので、

ガンテツも、それとなく上層部への不信感を募らせていたのでしょうかね?

今回カッコよかったのは、

  ガンテツの武田さんと

   潔い幕引きをする和田捜査一課長こと、
      三浦友和さんで間違いないでしょうね!


あと、

金子ノブアキさんがほぼ、死体役という

   贅沢キャスティングもお楽しみください。
               '`,、(人´∀`)'`,、


鑑賞後、

テレビスペシャルも観て欲しいっすね!

録画してるかな?みなさん??


そして次クールから、

第2シーズンが始まるのかな?ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、







インビジブルレインの名の通り、

全編通して、晴れているシーンはわずか1シーンのみで、

クランクアップの日、

最後のシーンである名古屋の市街地シーンで使われた水は

50tにもなるらしいです。

円形レールを使った、

大沢さんの360°撮影のアクションシーンといい

    気合の入った一本ではありますので、

      劇場鑑賞はお奨めかもです!
















普通です