瞳を見ただけで、あいつの心を感じた気になるな!お前はあいつの瞳に自分の心を読みとっただけだ!

アン・リー 監督作品
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
観ました!
あらすじ!
インド東海岸、
元フランスの植民地であるポンディシェリで、
社会貢献の一環として、植物園を改良して作られた
動物園経営をしているサントッシュ・パテル…。
妻・ジータとの間には、
ラヴィと、
家族ぐるみで付き合っているママジおじさんが連れて行ってくれた
コーヒーが沸かせるほどに澄んだ水を湛える
パリのプールの名前から名付けられた、
“ピシン・モリトール”という二人の男の子をもうけている。
ピシンは、友人から“ピシング(おしっこ)と呼ばれ、からかわれていた。
中学に入るとピシンは自らのニックネームを、
パイ(π)と名乗った。
その名の通り、
円周率を何百桁も暗記し、
いつしか彼をピシングと呼ぶものはいなくなった…。
子供時代のパイは、
宗教に興味を持った。
ヒンズーにはじまり、キリスト教や、イスラム教…アラーと
無節操に信心深かった…
彼は父の動物園にいる動物の中でも、
ベンガルトラの「リチャード・パーカー」にご執心だった。
動物園に来た時の書類上のミスでついた、ヘンテコな名前のトラだ…。
素手で肉塊を与えようとし、父に叱られ、
怒った父に、肉食獣の恐ろしさを身を持って教えられた。
そしてパイ16歳の年…
父の動物園の支援を市が打ち切ることになり、
一家でカナダへと移住することとなる。
日本籍貨物船、ツィムツーム号に、北米で売り払う動物たちと共に乗り込み、
一路カナダを目指す。
ところが航海の最中、
貨物船は大嵐に沈没してしまう。
たまたま、夜中にデッキに出ていたパイだけ、
救命ボートに乗り、死を免れた。
嵐が過ぎ、
救命ボートで目を覚ましたパイ…
ところが、
ボートにはパイ以外に
足を怪我したシマウマ、
オランウータン
ハイエナと、
ベンガルトラのリチャード・パーカーが乗っていた…
シマウマとオランウータンはハイエナに、
そしてハイエナはトラに殺されてしまう…
そして、トラの次の標的はパイということになる…
危険を感じたパイは、
トラの目を盗み、ボートの床板と
救命胴衣を使って簡易イカダを作り
ボートとロープでつなぎ、
そのイカダで漂流することとなる…
こうして、神に導かれ、食糧も水も尽きた海上で、
パイとベンガルトラの奇妙なサバイバルが始まるのだった…。

昨年の夏くらいから劇場CM流れていて
かなり楽しみに待っていましたよ。
公開初日に行っちゃいましたヾ((○*´∀`*))ノ゙
映画公開とブログ公開の時間差は気づかないフリしてね。
原作はカナダのヤン・マーテルの2001年発表の小説『パイの物語』なんですが、
いきなり序盤から、
大人になったパイと、
彼の冒険談を聞こうと自宅を訪れた
カナダ人のライターが食事するシーンなんです。
ひょっとして、
このカナダ人がオチとなる予定だったんでしょうかね?
'`,、('∀`) '`,、
私、
このファーストシーンで、
なんとなくオチがわかっちゃって…
(__)ノ彡☆バンバン!
だってさ、
しょっぱなに、パイが大人になってれば、
227日漂流したって、助かったんでしょ?結果として?
'`,、('∀`) '`,、
そして取材しに来たライター…とくればね…。

で、
オチわかったので、
あとはもう、映像美とか、
いかなる過酷な冒険が待っているのかと思えば、
序盤30分以上かけて、
幼少のパイのことを延々と語り、
必要以上に掘り下げられる主人公キャラ…
そしていざ、
漂流がはじまると、
広い太平洋上にポツンと一艘の救命艇…
何故か子供と、腹を空かせたトラが乗ってるという
これ以上ないシチュエーションなのに、
トラ以上の脅威がほぼ、存在しないという…(-.-;)

まぁ~~海上も穏やかでね~~
凪の日なんて、
水面が鏡のようになって、
太平洋上でですよ!'`,、('∀`) '`,、
サメとかもいるんですが、
簡易イカダに目もくれないし、
渇いてくると、
定期的に雨も降り、飲料水を確保でき、
腹が減ると
トビウオの群れが勝手にボートに飛び込み、
それを追って、赤身で旨そうなマグロっぽい魚も飛び込んでくる。
わずかにトラと奪い合うが、
何故かトラは引き、トビウオで我慢する…
もうね!
神が居るんだか、居ないんだか?
しかも、
そのマグロ(仮)を使って、
トラを調教するんですね…
まぁ、人に飼われていたわけですから
条件反射で言うこと聞いちゃうかもしれないけど、
動物園の空腹のトラに、はたして野生は無いのだろうか?

トラに襲われないよう、
餌となる魚を捕まえて、斧で殺したとき、
信心深いパイは、命を奪ったことを懺悔するのですが、
後半はもう野獣と変わらない感じでね(●´艸`)
なりふり構っていられないんですね!
序盤の神への執着がこの辺で効いてますね
'`,、(人´∀`)'`,、
で、
やがて、パイたちは、
植物で出来た浮島へ漂着する
何故か何万匹ものミーアキャットのみ生息していて、
植物の根は食べられるし
真水もある…
パイもトラも大満足!(∀`从)♡♡♡
楽園ぢゃい!'`,、('∀`) '`,、
そんなバカな!┐('~`;)┌
でもね
その浮島は、夜になると真水が酸性に代わり、
喰える植物は夜になると肉食の植物になって、
逆に動物を栄養にする、とんでもない島だったんですね。
昼間、真水だった池に、溶けた魚が浮き、
植物の花弁の中から、人の歯が出てきて、
その事実を知るのです。
で、
やむなくこの島を離れることとなる…'`,、('∀`) '`
シンドバッドの冒険か!?(-.-;)
そして
次の瞬間、メキシコにたどり着いちゃったんですね。。。
浜辺で倒れるパイ
朦朧とした意識の中、
苦楽を共にしたパートナーの
リチャード・パーカーは、痩せた体でジャングルへと還っていく
仲間意識を持っていたのはパイだけ…
トラは、
パイを振り返ることもなく、
ジャングルへと消えていく…
救出されたパイは、その寂しさに泣き崩れる…
(*´-д-)-3 泣けないゎぁ~~…
私としては、
もう少し、キャストアウェイっぽい、
サバイバル生活に馴染むくだりが観たかったかな~~~…
救命胴衣とボートの床板
オールで組んだイカダまではワクワクしたのにね
┐('~`;)┌ヤレヤレ...
想像以上にガッカリ度の高い_ノ乙(、ン、)_ ウウウウウム...
否!
期待度が高すぎた私の責任です(ll'∀')
もうさ、
トラVSサメとか見たかったよね'`,、((ヾ(∀´* )'`,、
違うドラマになっちゃうか!?
_| ̄|○∠))バンバン
もともとシャマラン監督にオファーされていたらしいですね
そっちも観てみたいね!
で、
予想通りのオチでしたとさ…チャンチャン!
