神様はそっぽを向く

トム・フーパー 監督作品
「レ・ミゼラブル」観ました!
あらすじ!
1815年…
ジャン・バルジャンは、
飢えで死にかけた妹の子供のために、パンを盗み
窃盗罪で19年間投獄、
奴隷同様の強制労働を強いられたが、
この日、仮釈放されることとなる。
ところが世間は、そんなジャンに厳しく当たり、
ついには生活に行き詰まり、
一夜の宿を提供してくれた教会から、
銀食器を盗み、逃亡してしまう。
すぐさま捕らえられてしまうのだが、
事情聴取に警官と訪れた教会で、
司教は、盗まれた銀食器を、ジャンにあげたものだと言う…
そしてジャンを兄弟と呼び、
ジャンの裏切りを見逃し、その罪を赦してくれた。
司教の真心に触れた彼は、 身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、
ついにはわずか9年で市長となるまでになった。

そんな折、
彼の経営する工場で働くファンテーヌは、
同僚からのイジメと、少しの誤解から工場をクビになる。
娘を育てるために、娼婦にまで身を落としたファンテーヌと再会したジャンは、
そこに不思議な運命の糸を感じ、
病気にかかり、死が間近な彼女から、愛娘コゼットの未来を託される。
ところが、
彼の身代わりに、無関係の男がジャン・バルジャンとして捕まったのを機に
仮釈放違反をし、姿をくらましたことへの罪悪感から、
自ら、自分がジャン・バルジャンであることを名乗り出てしまう…
そして、
長年ジャンを追い続けた
冷酷な追跡者・ジャベール警部の追跡をかわしてつつ、
パリへと流れ着く…。
やがて月日は流れ、
コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
そんな折、
パリの下級労働者を中心に、
革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが、運命という激動の波に呑まれていく…

スッカリ、
放置が当たり前状態の本ブログではございますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?(-.-;)
昨年、
地震以来、めっきり仕事が減り、
ニートな毎日を送り、
狂ったように映画館へ足を運んだダメ人間ぶりを反省し、
今年はとにかく映画館通いをセーブし続けたワケで、
言い訳にもなりませんが、
私のようなクズの、どうでもいい日常を書かない分、
どうしても更新が滞り、放置気味になるという事態に…
ホントすいません(-.-;)(-.-;)(-.-;)
ほんの少しだけ反省します…
(ふてぶてしいでしょ?プププ...)
こんないい加減な駄文ではありますが、
放置中も大勢の方々にお越しいただいているようで、
感謝に絶えない日々でございます。
そんな素敵な皆さまに、
来る年が幸多からんことを切に願います。
また、これからも多少のお返事の遅れは発生するかもですが、
私に解る範囲ではございますが、
映画等の質問に答えさせていただきとうございます。

さてさて、
158分の長さと、「英国王のスピーチ」の監督作品ということで、
かなりの不安
(ミュージカルの映画化という、すでに舞台で完成されているのでゎ?という不安)
を抱きつつ、レイトで観てきました!
ズバリ!
かなり面白かったです!'`,、('∀`) '`,、
レイトのためか、隣に居合わせたオバチャンは熟睡でしたが…
とにかくミュージカルの映画化ということで、
音楽に溢れた一本なんですが、
わかっていたこととはいえ、
これが素晴らしい!+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
しかも口パクでのスタジオ後録ではなく、
実際に撮影時に現場で本人が歌っていること!
その完成度、
クオリティーの高さ!
芝居しながらの歌唱なので、
ガッツリと感情移入された歌声!!
たぶんね、
コイツを観なければ、
「愚かなり!」ってカリオストロ公爵に言われちゃうかもよ(●´艸`)オホホ...

平和だねぇ~~~~…
そんな中でも、
ピカイチな出来なのが、
アン・ハサウェイによる、
壮絶なる運命への魂の叫びの歌声!
これが凄まじく美しかったのです。
上手いよぉぉぉ
上手過ぎるよぉぉぉぉ・゜・(ノД`)・゜・。
2009年の第81回アカデミー賞授賞式での
ブロードウェイ俳優・ヒュー・ジャックマンによる司会と、
ノミネート作品のミュージカル風紹介は記憶に新しいと思いますが、
その際、会場より、アン・ハサウェイを壇上に呼び込み
デュエットによるパフォーマンスを披露したわけですが、
まさにその再現とも言える今回の共演!
いろんなファンが夢見たことが現実となった一本でしょうね~!
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!

エポニーヌ役はテイラー・スウィフトへのオファーの噂もありましたが、
結局、
舞台でも同役をこなした
サマンサ・バークスが圧巻のパフォーマンスを披露してました。
でもさ、
映画でこんだけ凄いんだからさ
どうしても
余計に舞台を見たくなるよね!'`,、('∀`) '`,、

でね、
ここで大きな問題!
台詞のほとんどが歌なのにさ、
これほど音響が大切な作品なのにさ、
横須賀ヒューマックスシネマズの音響設備の悪さはもう、
犯罪レベルですゎ…(-.-;)(-.-;)
以前、
スパイダーマンの時も上映中断するしさ、
この劇場は、余所の劇場と同じ値段とったらダメだな。
とくに110分過ぎから約30分の間、
音量が安定せず、
大きくなったり小さくなったり、
ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、
パリパリとノイズが入って聴きづらく、
ハッキリいって、
一般家庭のスピーカーと変わらない悲しさ…
しかも158分の上映時間で、
110分から140分の間って、
超クライマックスぢゃんか!
出会いがしらの事故!(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)(-.-;)
代金返して欲しい…(-.-;)(-.-;)
別の劇場でもう一度観ますから…
横須賀ヒューマックスシネマズの支配人様
お願いします(-.-;)

さて、
年の終わりに、文句ばかり言ってても精神衛生上よくないので、
話は戻りますが、
この私でも読んだことある超有名な原作なんですが、
物語の起伏自体は、結構単純で細いんですよ。
でもね、
それをあそこまで昇華させた本物のキャストたちに拍手ですゎ!
'`,、(人´∀`)'`,、
映画史に残るパフォーマンスだと言いきれます!

まぁね、
少し疑問を抱いた箇所もありまして、
19年投獄され、奴隷扱いであったバルジャンが
仮出所から
わずか9年で市長となるのはどう考えてもあり得ない出来事ですし、
8歳でコゼットと出会い、
美しく成長するまでの、
コゼットとバルジャンの親と子の
こころの交流が1mmも描かれていないのと
中盤からは
主人公がバルジャンからマリウスへと変わっちゃった
軸のブレっぷりもやや笑いました。
全体的に本作は、
馬術の歩法でいうと
キャンター並の早さで進みますが、(わかりづらい(-.-;))
大団円はもう、
とってつけたように
無理やりにでも壮大で感動的に終わってました'`,、('∀`) '`,、
終わりよければナントカでね、
お正月にでも是非、足を運んでほしいですね!
