塩2t | 真夜中のキャプチュード

塩2t










渾身 KON-SHIN









錦織良成監督作品


「渾身 KON-SHIN」観ました!










あらすじ!



隠岐諸島で生まれ育った坂本多美子は英明と、出産後他界した前妻との子供・琴世と暮らす…。

だが、琴世はまだ一度も多美子のことを、“お母ちゃん”と呼んだことがない。

そんな生活を送るなか、

今日は、20年に一度の水若酢神社の遷宮を祝う古典相撲大会の日。


鏡餅のごとき三段重ねの土俵


英明はかつて、

親が決めた婚約者との縁組を挙式寸前に破談し、

駆け落ち同然に麻里と島を飛び出した…

やがて島へと戻った英明と麻里への、島での評判は決して芳しくはない…

以降、

父親とも疎遠になっていて、孫娘である琴世とも会わせることはなかった。


紆余曲折…新たな家族を持つ英明…



因習やしきたりが色濃く残る島…

周囲の冷たい視線に耐えながらも、相撲を始めた英明…

ひたむきに相撲に取り組む英明は徐々に実力をつけていく。


やがて、島の男の最高の名誉でもある、

遷官相撲大会において最高位の正三役大関に推挙された英明は

20年に一度…

   一生に一度の名誉ある土俵へとあがることとなった。



英明の四股名は“双竜”



























キネマ旬報社主催の試写会に行ってまいりました!

レビューとかKINENOTEに載せていただいたりして、

  そんなこんなで当たったんです(●´艸`)



世話役が土俵を固める


本作、

公開は来年2013年の1月12日公開ですヾ((○*´∀`*))ノ゙


上映後、

錦織監督がいらして、ティーチインがあったり、

非売品のプレスをいただいたり

これだから試写会は素敵だぁ!(∀`从)♡♡♡


相撲シーンは迫力あります!



さて本作ですが、

監督も仰ってましたが、

相撲の映画!?σ(゚、。)
       と少しひいてしまうかもしれませんが、

 なかなかの人間ドラマっぷりでしたょ(●´艸`)





物語はちょい置いておいて、

まず、しょっぱなに少し感じたんですが、

ちょい映像の焼きが淡すぎて、

  隠岐の島の自然を抜いているのですが、

 自然の緑とかが淡すぎちゃって、

いわゆる緑萌ゆるイメージがあまり強く感じなくて
              ちょいもったいないかな…と…(-.-;)

せっかくの壮大な自然の描写が

作り物の色に見え、嘘っぽく感じました。

生き物の躍動感というか、生命力が

   あくまで画面の向こう側って感じでしてね…


脇役イメージの強い伊藤さんですが…



まぁ、

上映施設等の性能的なもんも関係しているのかもしれませんので

なんとも言い難い部分もあるにはあるのですが…

制作者側の責任でもないのでしょうけどね。


$真夜中のキャプチュード



私の好きな画面を作ってくれるのは、是枝監督とかですね~~

赤も

緑も

とても目に焼き付くいい色を切り取ってくれますね!

ただね、

是枝監督って、

シーン転換の際の差し込みイメージカットとかがちょい長い…(-.-;)


    ん…?

    まだ…?

    あれ…?

      もうちょいなの?

    いつまで雲映してんだ?

って、遅っせっ!_| ̄|○∠))バンバン

    ってなっちゃうんですよ!'`,、('∀`) '`,、

観ている側とのタイミングが合わないのね'`,、('∀`) '`,、

  ここでシーン変わって!っていうさ。




その点、

本作はナイスなタイミングでして、

  気持ちよくシーンが進んでいくワケです!

サクサク入るカットが小気味よくて観やすいのです。

やっぱこうぢゃないとね!

   観客とのキャッチボールね!+.(*ゝд・)b゚+.゚








そして、

鑑賞された方全員が思うでしょう!

本作が本格デビューらしい、

坂本琴世役、子役の井上華月さんですね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

素晴らしい!

オーディションでのキャスティングらしいのですが、

セリフまわしも当然のことながら、

カメラが彼女撮っていないシーンでも、

しっかりと素敵な笑顔をしてたり、

  スポット当たってない時でもしっかり芝居しててね、

ホント!

天才子役時代なの?今って?

彼女に全部持っていかれちゃってる感じ!


ヤバいよね…彼女(●´艸`)


同じくオーディションで選ばれた

英明役・青柳翔さんですが、

   どうもセリフが少な目な所為か、

  あまり重きを感じませんでした。

“劇団EXILEの[青柳翔]、主演映画『渾身 KON-SHIN』での演技がカナダで「黒澤明監督作品の三船敏郎のよう」と評される”

    らしいのですが、

    どこをどう、三船さんと比べたのか、私的には理解できませんでした。
                          (-.-;)(-.-;)(-.-;)
                           スイマセン…







そういえば本作の音楽なんですが、

エンドクレジットで妙にトランペットが耳について…

柔らかいのに、輪郭のハッキリした音が気になって


もしかして…??

なんて思ってたら、

やはりエリックさんでしたっ!(_△_)ノ

エリックさんはYAMAHAとかから、

  ミュージシャンモデルが出ているくらい凄いトランペッターです!

群を抜いて、耳に届く速さが違う、

  すぐわかる音を出します!



…って、

あの音の中から、トランペットの音がエリックさんでゎ??

って思った私も

  ある意味凄いですけどね
           ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 

監督知り合いなのかな?



好みの音をだすミュージシャンに出会う確率の低さ!


さて

公開前なので、

あまり物語には触れませんでしたけど、

実際、

この島に住んでみたくなるし、

やや、序盤の一時間が長く感じるところはありますが、

134分、丁寧に描かれていて見応えありの一本ですよ!


是非、劇場に足を運んでほしいですね!

 
























サインもろたぁぁぁ

監督、サインありがとうございましたっ!



もしこのレビューを監督が読んでくれたら、
    是非、次回作にはエキストラ出演させてください'`,、(人´∀`)'`,、
            私、エキストラ実績何本もありますよ∵ゞ(≧ε≦;)