よく晴れた日、浜辺に死体が転がっていた。

三池崇史 監督作品
「悪の教典」観ました!
あらすじ!
生徒たちから絶大な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司は、
女生徒からは“ハスミン”というあだ名で呼ばれ、
ほかの教師や保護者からも信頼される模範教師だった。
生徒や保護者からの問題を次々と解決していく蓮実。

しかし、
それらの解決の裏には信じられない事実が隠されていた。
彼の真の正体は
他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。
14歳の時に両親を殺害、
それを強盗による犯行に見えるよう画策する。

まんまと罪から逃れ、大人になった彼は、
自身に降り掛かかるトラブルや、障害を取り除くためには、
平然と殺人を犯し
障害の無くなった彼の信用は、徐々に強固なものになっていった。

しかし、ある犯行途中、
ちょっとした計算ミスから
大きな証拠を残してしまいそうになる。
自身の凶行が知られそうになり、
悩んだ末、
彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった。

「十三人の刺客」「一命」の三池さんですので、
おのずと期待が膨らみますね~~(●´艸`)
鑑賞してみて思いましたが
比較的臆病な邦画にあって、
適度なゴア描写が、これからの邦画への提唱になるといいですね~~
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

とにかく後半はドカスカと殺しまくるんですが、
そのほとんどがショットガンによるものなので、
飽きてきちゃいますね。
ドキドキしないのね!

で、殺害シーンも血が飛び散るだけでね。
表現も散弾なんだか、
ショットガンなんだかわからない着弾のしかたでね。
リアルさはなかったですね。
相手はウォーカーぢゃないんだから、
もっと芸術的に殺害しませんか?蓮実先生!

主要キャストの生徒はちょっと特別な殺され方するんですけどね(●´艸`)フフフ...
林遣都くんは喉刺されて、ピュ~~~って血を噴出させて逝きましたし、
ダルビッシュの弟はかなり早い段階で、酒で潰され、
埋められてました(殺害シーンはなし)
KENTAっていうと、
どうしてもNOAHのほうのKENTAを思い出さざるをえませんけどね。
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

なので、
若手で結構見かける役者さんなんかでも
時間的問題もあってか?
一撃のもとに死んでしまいます'`,、('∀`) '`,、
出演者多すぎて
死んでいく要員って感じですね~~(●´艸`)

この作品はいったい、どんなジャンルに入るのでしょうかね?
人殺すシーンもイマイチ、ノりきれてない感じですし、
サイコホラー?
サスペンス?
血みどろの学園ものか?_| ̄|○∠))バンバン
ただ、主人公・伊藤さんは適役だったかもしれません!
なんだか、猟銃を気持ちよくブッ放す彼の表情には
清々しさすら感じましたよ。えぇ!(人´∀`)
故に、
全員惨殺ではなくて、
一人ずつ、
丁寧に消していくのを見たかったなぁ…

だってさ、
蓮実って、自分が悪いことしている意識がないわけで、
一切の倫理がないその様は、
まるで、完全生命体のエイリアンな感じでしょ?
予想外のことが起こっても、
少しだけ悩んで、、
「いいや!全員殺しちゃおっと!」って結論づけるところが素晴らしいじゃないですか!
なので、
数減らすためだけに、全員の死亡シーンはいらないワケで、
死体が転がってるシーンでも差し込んでおけば
勝手に想像しますってば!

結局、
最終的に生き残りを作らねば成立しないので、
全員が死んだように物語を運ぶ必要があったのかもだけど…?
エイリアンのように忍び寄り、
ザッ!ってね(●´艸`)
美しいよね!そのほうが!

さて・・・
相変わらず今年も邦画が弱いですかね?
どうですかね?
賞に絡みそうな作品もかなりありますが、
「終の」と「北の」は
狙って作っているのみえみえぢゃん?
どっちもキャラ濃いので、
その色になっちゃってますしね。
で、
北野監督は名声でソコソコいっちゃうぢゃん!?
「桐島」どうだろうね?(●´艸`)ふふふ

さて本作、
ラストに「To be continue」って出ましたけど
次ではスッキリするんでしょうかね?
そのためにも、
本作は鑑賞しておく必要があると思いますよ!
それほど、ドぎついゴア描写もありませんので、
上手い事、見えにくく撮られてますので、
苦手な方でも、なんとかイケると思いますよ。