捨てるところが無いのが人生だ…

井筒和幸 監督作品
「黄金を抱いて翔べ」観ました!
あらすじ!
過激派や犯罪者相手の調達屋など、
裏社会に生きる幸田弘之…
二十数年ぶりに故郷の地を訪れた幸田は
大学の同級生で、運送会社のトラック運転手をする北川浩二に、
しばらく住むための部屋と、仕事先の倉庫会社を用意された。

北川は、幸田に
大阪に本店を置くメガバンクの地下に眠る、
240億円相当の金塊強奪の話をもちかける。
やがて幸田は、外車ショーで知り合ったという
銀行担当システムエンジニアで、
多額の借金を抱える野田を紹介される。
そしてさらに、
野田の知り合いで、"ジイちゃん"と呼ばれる斉藤順三が仲間に加わる。
斉藤は、西区の公園掃除係だが、元エレベーター技師で、
目的の銀行内部にも明るかったのだ。

さらに幸田は、
爆弾のエキスパートが欲しいという北川の要望に応え、
かねてより顔を知る、
吹田の商店街にある豆腐屋でアルバイトをしている
自称・大学院留学生青年チョウ・リョファンを引き入れる。
元・北朝鮮のスパイという裏の顔を持つチョウ
しかし今は"脱北"し、裏切り者として追われているのだった。
チョウは、祖国の命令で自分を狙ってきた実の兄を殺したばかりだった。
計画は順調に進んでいるように思えたが、
北川の弟・春樹が計画を知ってしまう。
北川は、ギャンブル依存症で未熟な弟に不安を抱えつつも、
仕方なく彼をメンバーに加える。
こうして6人の男たちによる大胆不敵な計画が幕を開けるのだった…。

井筒さん作品はダルぃ…なんで有名になったの?この監督って?
おっと!
独り言、いっちゃった!(●´艸`)
私、東方神起好きでしてね'`,、('∀`) '`,、
中でもチャンミン大好きなんですね
だから好きでもない監督ですが
観た!(●´艸`)
PVもウォークマンに入れて、持ち歩いてるよぉぉ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
PVでは「Why」がすきだよぉぉ

さて、
悪人以来、すっかり悪者好きになったような妻夫木くんですが、
のび太のほうが、らしくていいぞ!(人´∀`)
何?
方向性変更なの?
そのままでいいぢゃん!

さて物語ですが、
井筒さんらしく大阪が舞台になっていますね
物語の持つ雰囲気…
雑多性…
暴力…
利権…
なんとなく血生臭い空気感に大阪という街はぴったりですね。
たぶん、
大阪の方が鑑賞されたら
いろいろと面白いかもしれませんね。
地理感覚がないので、
その辺の細かい演出は理解出来ていないかもしれないですね
(●´艸`)
全体的に暴力や性描写が軽めにありますが、
R指定まではされていないようですね…
ホント、軽めでしたし。

物語の芯に
どうしても金塊強奪よりも、
北朝鮮工作員のチョウのエピソードが色濃く表れ、
危ない組織の金塊を奪うわけでもないのに、
仲間が死んでいってしまうという
やや、ブレた流れになっていってしまうんですね…
インパクトがそっちのほうが強すぎるワケです。
私的には、「死に花」のような
笑えて痛快な物語が好みでして、
銀行襲撃って設定は無くても成り立つような気がしました。
つまり、
死に花のような、なんで苦労して銀行襲うのか?
って、男たちを突き動かす部分がブレちゃってるんだよね。(●´艸`)

あと感じたのは、
本編129分の時間配分が少しおかしく、
計画に8割がたつぎ込んでしまってますので、
実際に計画実行は、かなりの駆け足。
なので、あまりスリリングなシーンはありませんでした。
なんか都合よく進み、
特にチョウに襲い掛かる北朝鮮からの追手により、
幸田は実行日前夜に銃撃を受け、
そのまま朝を待ったために、
最悪のコンディションで実行日を向かえることとなり、
さらに、
作戦の成功に欠かせないチョウを失ってしまうのです。
あまりにデメリットの多い仲間を引き入れたものです
(-.-;)(-.-;)
しかも幸田、
もう血もなくなってるだろうに、
ガンガンに動く嘘くささ'`,、('∀`) '`,、

私、
辛めに採点してますが、
観た方なら、似たような印象受けると思いますよ!えぇ!(●´艸`)
まぁやるなら、シッカリとゴア描写してもらって、
もっとドロッってした物語が見たかったです。
いろんな脇道が多すぎ
そんな感想でしたっ!
豪華キャストに救われたかもね。
いろいろと無礼はお許しを(●´艸`)
