Do you remember | 真夜中のキャプチュード

Do you remember








最強のふたり








エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督・脚本作品



「最強のふたり」観ました!













あらすじ!



パリの豪邸に住む大富豪フィリップ。

彼はある事故による頚椎損傷により、首から下が麻痺してしまっている。

フィリップの介護者選びに訪れた者たちの中に

就職活動の証明書でもらえる失業手当を目当てに
        スラムの貧困層出身、“ドリス”がいた。


金...憐み...様々な想いの人間が集まる




他人からの同情にウンザリしていたフィリップは、

自分を健常者と同等に扱うドリスを採用する。

その日から相入れないふたつの世界の衝突が始る…。


何もかもが正反対!

まったく噛み合わなかった二人ではあったが、

二人の根底には、偽善を憎み本音で生きる姿勢があった。


やがて互いが、互いを受け入れ始めた時、

主従の関係はなくなり、予測不可能な輝かしい時間が訪れるようになるのだった!



ドリスのペースで生きている実感を感じるフィリップ
























劇場CMで

“生涯の一本になる!”って前振りだったので行ってきました!

まぁ、期待し過ぎたせいなのか実際は、

実話を基に書かれた本らしいので、

ザックリした全体像が、

これ以上でも以下でもない感じはありますね…(-.-;)


物語を構成するエピソードを、

強めのキャラで演出し、オーバーな表現をしたって感じ?




原題のIntouchablesはあいまみえない2つの世界って言う意味だとかって書いてありました
                              '`,、('∀`) '`,、

                                ホントか?



介護経験は無いが、デカい体躯で仕事をこなすドリス




それでも見どころはぼちぼちあって、

オープニングはサスペンスタッチで始まるものの、

アッと言う間にコメディ色が濃くなって

アースウィンド&ファイア「september」にのって

めまぐるしく軽快に変わる各シーンに期待も高まります。



腫れものに触るような態度な人々に囲まれていたフィリップには新鮮なドリスの態度




劇中ドリスが、フィリップの足にお湯をこぼしてしまい、

それにまったく反応しないフィリップに興味津々!

わざと足に熱いお湯をたらしてみて、

「感じねぇ~~のか!?スゲ~~な~」とかってシーンがあるわけです。


完全看護を必要とするフィリップとドリスの関係は、

血行不良予防などのための間接などの可動訓練や、

車イスや自動車などへ乗り込む際も

入浴などの際も、

すべて、ドリスに抱きかかえられ、頻繁に触られ
                   触れ合うワケなんですが、

それでもつまり

フィリップは、ドリスの体温を感じないわけなんですね。

人として、ちょっと切ないですよね!

握手したり、キスしたり

それって相手の体温を感じるためですもんね…

血の温度って言うのかね?そんなところをね。


しかし

それ故に、フィリップは、心と心の温度を感じる感性が高くて、

障害をドリスと共に楽しんでしまう場面などもあるのですね。





車椅子が遅いと言って最高速を上げてしまうメチャクチャさ!



生真面目揃いの日本だと

もう大騒ぎになっちゃうような、障害者への対応が結構笑えて、

障害者に対し、障害者ギャグも飛び出したりして

ドリスって、実はおおらかで真っすぐで、

子供の心を残した青年なんだな~~って感じます。


それを優しく見守る、余裕の大人なフィリップ。

まさに、邦題の「最強のふたり」ってこの辺りからでしょうね~~




アッチが不能であれ、別の性感帯でたのしめばイイのだ!




ただね

こんなドリスも背負うものが結構あってね、

そこら辺をもう少し丁寧に描いてほしかったかもなぁ…

小さくまとめた感じだったので。

ドリスが本当はとてもイイ奴なのは、

弟?への対応や、

“たまご”のくだりでハッキリわかりますね~~




ドリス唯一の醜態はパラセイリング




また、

フィリップの助手を務めるイヴォンヌが笑えるナイスキャラですね~

真面目一本の堅物キャラに思えたイヴォンヌでしたが、

徐々にドリスのペースに引き込まれ、

ドリスが屋敷を去る時の互いの感情のやりとりはよく描かれてましたね!

ドリスが憧れるフィリップの秘書のマガリにはしなかったキスを、

イヴォンヌとは交してお別れしたりね!

いいシーンでしたよ(=´∀`)人(´∀`=)



ナイスキャラなイヴォンヌ



こういったデリケートな内容を日本が、

第24回東京国際映画祭最優秀作品賞

日本ではまったくの無名役者である
  主演のフランソワ・クリュゼとオマール・シーが
    最優秀男優賞をW受賞という結果で受け入れたことにも驚きでしたけどね!


作品としては80点くらいだと思いますが、

臆病な日本人には
    なかなかつくれないブラックユーモア満載の本作!

  ちょっと興味わきましたかね?
            ;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;


    






































gferdinandus3さん動画お借りします