同情を恥じてはいけない…それが慈しみの心だから… | 真夜中のキャプチュード

同情を恥じてはいけない…それが慈しみの心だから…










ソウル・サーファー









ショーン・マクナマラ監督作品



「ソウル・サーファー」 観ました。











あらすじ!






天職はサーファー…


両親と二人の兄に囲まれて暮らしているベサニー・ハミルトンは、

幼い頃から、ハワイのカウアイ島でサーファー一家に育ち、

親友のアラナ・ブランチャードと共に、プロサーファーを目指していた。

優しい家族に後押しされ、

地方コンテストで優勝。

地区大会への出場権を獲得し、

さらには、サーフィン関連のメーカー「RIP CURL」と

   アラナともどもスポンサー契約を結ぶことになる。




子供の頃から親友同士のベサニーとアラナ





順調すぎる日々、

 夢までもう一歩…

  そんな、
    毎日が輝いていたある日、


アラナや、アラナの父・ホルトらと

  大会にむけて特訓に出かけたベサニーに、

  思いもよらない悲劇が訪れた。

突然のシャークアタックだった・・・


ボードごと、左腕を喰いちぎられたのだ。


幸い、一命は取りとめたものの

医師は「これから覚えなければならないことが山ほどあるぞ」

  そう、励ましながらも、決して楽観視できないことを告げる…



突然の試練に戸惑う家族




退院後も、好奇の目にさらされ、

  何もできなくなったと嘆きながらも、

  なんとか片腕の生活に慣れようとするベサニー…

 そして時が経ち、

  傷口がふさがるとベサニーはすぐにサーフィンを始めた…

家族に支えられながら、

  懸命に勘を取り戻そうとするベサニーだったが、

  復帰後のコンテストは散々な結果に終わる…




サラには神の教えを説いてもらう






















またまた実話の作品観てまいりました!(=´∀`)人(´∀`=)


これまた感動作でしたよぉ~~!


本編開始から約30分…

主人公ベサニーは、
     これでもかと言うほど幸せの絶頂にいました。

この30分の間に、

海中から海面を見上げたアングルのカットが

          かなりの数、差し込まれるのですが、

   そう!

  まるで「ジョーズ」そのものなんですね。

 たぶん、

 何の前情報も無しにこの作品を観たら、

 間違いなくジョーズを連想すると思います。

 

そして

 突然のシャークアタックなんですが、

 やはり、海中から海面に接近するカメラアングルで、

   ボードごと腕が持っていかれるシーンは、

   とにかくよく出来ていましたよ。

 音楽もマッチして、

  本年度最高なんぢゃなかろうかという迫力シーンに仕上がっていました!








それからのベサニーは痛ましい限りです。


 私も、

 事故で利き腕が一年間使えないことがありまして、

 おかげで、後天性の左利きになってしまうほどでして。

  
 ただ、私は腕ごと無くなったわけではなくて

 たぶん、30%くらいは生きてたと思うのですね。

しかし、ベサニーは100%機能が停止してるわけで、

  復活することもないのです。

 あれだけ不便な日々が一生続くと思うと、
     痛ましい事故だと思います。


 しかし、

  鮫側から見ると、

  サーフボードって、鮫の大好物のアザラシに見えてしまうらしいのですね。
                         (アニマルプラネット情報)


しかも、

 迂闊にも鮫の生活圏にズカズカ踏み入っているのは人間のほうで、

  無慈悲にも、フカヒレ欲しさに乱獲し

  殺しまくっているのも人間なんですね。

 

そして、

  ハワイという自然と暮らしているベサニー本人も、

  そのことを理解しているようで、

 撮影用の複製人形の鮫の大きさに怖れを抱きながらも、

  鮫は美しい生き物であると認めているのですね。

 教わらなくとも、自然界と、
       共存しているのだと理解しているようなんですね。



ハワイに育つと、ホント、おおらかに育つんですね~~

  それが彼女の成功した秘訣なんでしょうかね?(●´艸`)





家族に突然襲い掛かる試練





さて、

今回、難しい役どころを演じた主人公ベサニー役・アナソフィア・ロブ

  たぶん、ベサニー本人もそうなんでしょうが、

  快活な仕草や表情、

   過酷な運命に、正面から挑む姿を見事演じきっていました!


  私はかなりアナソフィア・ロブ出演作観ていますが、

     今んところ一番かもな~~

  特に、腕を失った後、左腕を緑色の袖で覆い、

   CG処理しての演技は大変だったでしょうね。

  本当に無いような動きでしたしね。





ブルーバックのように袖で腕をデジタル処理で消す





  とても優しく理解ある父・トムを演じたのは名優デニス・クエイド

  涙もろいお父さんを好演してました。

  私的にデニスを想う時、

  必ず「ドラゴンハート」のボーエンを思い出します。'`,、('∀`) '`,、

    なんででしょうね?ァ'`,、'`,、('∀`) '`,、



そして本作で最もよかった人!

 ベサニーの母・シェリー役のヘレン・ハントですね~~

 すぐ泣くお父さんに対し、

 決して娘の前では、涙はもちろん

   辛い顔一つしない強く優しい母を熱演してましたね~~自然体でね!

ベサニーに不安を与えないよう、

  決して本人の前では泣かず、辛い顔も見せない

   そんな強く優しい母を見事に演じておりました。

               いい役者さんですね。



  さらに

  親友のアラナ役に、

   ジャック・ニコルソンの娘のロレイン・ニコルソンが起用されていました。





トムとシェリー'`,、('∀`) '`,、聞いたことあるな?





大好きだったサーフィンとの決別を覚悟したベサニーは、

以前より参加していた、サラの率いる教会活動の一環で

大津波の被害を受けた、タイのプーケットにボランティアとして降り立ちます。

現地の子供たちと触れ合うのですが、

子供たちは海に近づこうとしません。

そんな、海に恐怖を感じている子供たちに

サーフィンを指導することで、

  海への恐怖心を払拭させようとするベサニー。


そして改めて、海の持つ、自然の治癒力を再認識し、

  もう一度、挑戦を決意するのです。



  そして再生を始めるベサニーの挑戦がはじまります!


ラスト、

 地区大会で、ポイントに大差をつけられての残り1分。

 波が止まり、万事休すかと思われたその時、

 ベサニーは残った右手で、

  穏やかな海面を撫で、

 目には映っていない巨大なエネルギーを感じるのですね!



  他の選手が動かない中、

  一人、沖へと進むベサニー


  終了間際、

  誰しもが、ライバル・マリーナの優勝を確信したその時、

 突如、

  巨大な波が立ちます。

 そして、一人その波を待っていたベサニーが

  大会最高得点を叩き出すライディングに成功するのです。

 皆が奇跡を期待する中、

 結果は

  終了のホーンが鳴った後に立ったので

  無情にも、幻の最高点となったのです…


 しかし、

 彼女は間違いなく、最高の波を制覇し

      自らに勇気を刻み込むことに挑戦し、成功したのです。

  




父のアイディアで彼女は波を越えられるように








  どうでしょう?

   今週末あたりに足を運んでみては?(●´艸`)


って、


また、




全部言っちゃったよぉぉぉぉ!

                    ・゜・(ノД`)・゜・。ごめんよぉぉ!























家族はまた未来を取り戻す