バターまで9MILE

キャメロン・クロウ 監督作品
「幸せへのキセキ」観ました!
あらすじ!
半年前に愛する妻を失ったベンジャミン…
時に、キラービー(殺人蜂)の大群の中で、
はたまた、飛行機でハリケーンに突っ込んで!
さまざまな冒険レポートにより、
新聞記者としては名の知れた男。
ところが、
妻の死後、心が荒むばかりの14歳の息子ディランと
傷心にくれる7歳の娘ロージーには手を焼いていた。
さらには、会社と、その方針の違いから意見が食い違い、
仕事まで辞めてしまったベンジャミン。
そして、
盗みを働いて、ついに退学となったディラン…
いまだ、母親の死から立ち直れない、寂しがり屋のロージー…

ある夜、
自由奔放にホームパーティーで盛り上がる隣家を見つめながら、
虚しさを感じたベンジャミンは、
この街にいると、妻を思い出してしまうと引っ越しを決意する。
そして訪ねた不動産屋に、
広大な敷地をもつ郊外の家を紹介される。
一発でその家を気に入ったベンジャミン。
即決で購入を決めたものの、
当の不動産屋は歯切れが悪い…
そう…
そこは実は閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。
亡くなった前オーナーの遺産で動物は飼育されていたのだ。
ここで買い手が見つからなければ、
ここにいる動物たちは生きて行かれなくなる…
ベンジャミンは動物園の再建を決意し、物件を買い取るが、
資金難の発生や、
息子との溝は開いていく一方だった…
悩みながらも、自らを、
そして家族や飼育員たちを、見つめ直し、
共に成長していくことを決意したベンジャミン。
はたして動物園を、
そして家族の絆を、再建していくことは出来るのか?

いや、
いい作品でしたょ(●´艸`)
なんか久しぶりに見応えあってね。
私は、マット・デイモンがあまり好きではなくてね。
しかし、
本作でのお父さん役は素晴らしいとか思っちゃいました。
アクションいらないでしょ?彼ゎ!ヾ( 〃∇〃)ツ
実際、
後半でウルウルしちゃいましたしね。
途中、
あまりに虫のいい話だこと!って思う部分も無くはないのですが、
そのへんはご愛嬌でしょうね。

またね、
娘のロージー役のマギー・エリザベス・ジョーンズちゃんも、
また現れたなぁ~~天才美少女!って感じでね。
その表情がタマラン可愛さですよね~~
今回、相手役は飼育員のケリー。
ブラック・ウィドーこと、スカーレット・ヨハンソン
もう、ヒット作に出ずっぱりの、エル・ファニングも出演してますよ!

本作、
なんで動物園?って思いますが、
そう!
動物の命
人間の命
動物園の再建と、家族の再生を諦めない姿勢…
やはり、舞台は傾いた動物園でないとダメなんでしょうね~~
これが実話だってんだから、
世の中、ドラマが転がってますね~~たくさん!

動物モンのあるある話で、
真っ直ぐな笑いも多数盛り込まれているし、
何と言っても、
動物たちの演技が素晴らしかったですよ。
動物プロダクション所属の動物たちなんでしょうが、
どいつも、目が生き生きとしてて、
体重300Kgのグリズリーのバスターの信じられない演技力もさることながら、
特に物語の中心となる、17才になるベンガルトラのスパーは、
見事な役者ぶりでしたよ~!
とても瞳が素敵なヤツでした!(≧∇≦)/

いつまでも、
妻を忘れられず、
暗い目が、そんな妻に似ているという
やりきれない思いから、ディランを無意識に遠ざけてしまうベンジャミン。

動物園運営の資金も底をつき、
どうにもならなくなった時、
妻の残したメッセージ…
おのずと息を吹き返すベンジャミン
そして、
高齢で、衰弱していくスパーを安楽死させることを躊躇するベンジャミンと
死なせてあげる時を見計らうケリーとの対立。
やがて、自然の摂理を学び、
息子・ディランと共に、
スパーを看取ることで、親子の関係を修復していく…
(ちょっとこのシーンはいきなりすぎた感あるけど…)
ラストまでしっかりしていて、
とても感動的なお話でしたよ!

私もね、
自信を持って、こんなセリフをはけるようになれたらいいなぁ~…
もし動物と人間、どちらかひとつを選ぶとしたら…
もちろん人間!
