ROLE?

製作総指揮・大川隆法
浜本正機 監督作品
「ファイナル・ジャッジメント」 観ました。
あらすじ!
アジアの独裁大国「オウラン」国。
そのオウランに脅威を感じる若者、鷲尾正悟は、
オウランの脅威を訴え、2009年の衆議院議員選挙に立候補するも落選。
平和に、どっぷりと浸かった日本で、
軍事的侵略を説いても、誰一人として耳も貸さなかった。

そして5年が経ち、
突如、オウラン国は日本に侵攻してきた。
正悟の予想は当たり、
日本は為す術もなく、オウラン国の植民地となる…
言論や信教の自由は奪われ、
宗教に関わるものは死罪となった。
やがて正悟は、
反政府地下組織の一員となり、
オウラン国に奪われた日本を取り戻す戦いへと歩みだす…

CAUTION!!
本作は、
宗教団体「幸福の科学」の創始者であり総裁である大川隆法氏の製作総指揮による、
94年の「ノストラダムス戦慄の啓示」に続く
近未来SF実写…らしき映画作品です。
つまり、
幸福の科学の教えを広めるための、普及活動の一環であります。
故に、
神に関する説法が作品の大半を占め、
テロとか、
侵略とか、
壮大なるテーマを掲げているにも関わらず、
映画作品としては、かなり出来損ないです。il|li(;-_-;)il|li
架空のオウラン国は、仮想中国、もしくは北朝鮮といったところでしょうか?
幸福の科学を母体とした、政治団体「幸福実現党」は、
かなり中国のことを嫌っていますし(●´艸`)
そこいらを加味した味付けですね。

大きなテーマとして、
「危機感を持とうぜ!」ってのがありますね、
「中国漁船衝突」とか、「北のミサイル発射実験」とかね…
もっと、関心もてよ!って言ってるのかな?
平和ボケ日本人とかってセリフも出てくるしね。(; -y-)ツ))
主人公、正悟は、とにかく戦わないのですね。
説法で、テロ国家を説き伏せちゃうんです。
仏陀再来ですよ…えぇ…
いまどきは、
右の頬を殴られて、左の頬をだすと
今度は撃たれちゃうんぢゃね?って時代ですしね…
なんか途中で、関係に溝のある父親との、
心の葛藤みたいのがあって、急成長するんですが、
それでも、説法でって…
無理ないか?(; -y-)ツ))

まぁ、俗物である私なんかは、
この筋書きで、主人公のドンパチ無しな作品なんて、
ガッカリを通り越して、腹が立ちますけどね。
とにかく、
本作は普及活動ですから、
オウランが日本に侵攻してきたさまとかは、まったく描かれていません。
突如、
渋谷のビジョンにオウランの絶対権力者ラオ・ポルトが映し出され、
「侵略したので、今日から日本はオウラン国を名乗ってね~」って言ってお終い。
渋谷の上空に、ものものしく飛び交う戦闘機や戦闘ヘリの描写のみで、
アッサリと侵略されちゃうのですね。
ヒロインは
同じくオウランの属国となったアジア共和国出身のリンという子…
じつはラオ総裁の娘らしい。
正悟に近づき、
正悟の動向を父に知らせるスパイ。
しかし、
最初から、黙っていてもスパイとわかる怪しさ_| ̄|○∠))バンバン
しかも、
このまま行くと、改心しちゃって、
今度はパパ裏切るぜ!コイツ!
しかも、命がけで正悟守るかもしれね~~!
愛の力でね!
って思って観てたら、その通りになっちゃいました'`,、('∀`) '`,、

もう!
侵略されたのに、首相はどうしたの!?
自衛隊はどうなったの?
なんでその辺、割愛しちゃったの?
(。◕ˇε ˇ◕ฺ。)プンプン!
…って、
そうか…説法が目的だからいらないんだった…(-.-;)
私ね、
はじめて劇場で映画観たの、小学1年の時なんですね…
従兄弟が映画好きで、今でもたまに一緒します。
なので、意味わからず連れて行かれましたょ。
そして、一人での初映画館は3年生の時、
子供なんで、入れ替えに引っかからなくて、
同じ作品を何回も観たり、
小さいのが一人で居るもんだから、
どこかのおぢさんがジュース買ってくれたりね。'`,、('∀`) '`,、
映画館って素晴らしいとか、思ってましたよ!
そんな、
長い長~~~~~~ぃ映画に関わる人生の中で、
初めてでした!
鑑賞途中にお客さんが帰っちゃったの!
'`,、('∀`) '`,、
そして、
ついに出ちゃいました!d(≧▽≦;)
0点作品!!ハァ━(-д-;)━ッ... 言っちゃった…
今回も、
苦情は受け付けませんからね!
