途中は色々あるけどゴールは一つなんだよ。 | 真夜中のキャプチュード

途中は色々あるけどゴールは一つなんだよ。















HOME 愛しの座敷わらし















和泉聖治監督作品




「HOME 愛しの座敷わらし」観ました!
























あらすじ!




東京から、岩手へと引っ越してきた高橋家。

父・晃一は、食品会社の課長。

 晃一は、自身が考案した

   “豆腐わさびプリン”の大失敗により左遷状態での転勤だ。



晃一の説明では、オシャレなロフト付の家だったのだが…



晃一からの説明では、

   オシャレなロフト付の“和風ログハウス”だったはずが、

  妻・史子や子供たちの目の前に現れたのは

都心部から離れた田舎の藁葺き屋根の

       築100年とも200年とも言われる古民家だった。




築100年とも200年とも言われる古民家




東京での高橋家は、家族がバラバラだった。

それぞれが悩みを抱え、苦悩の日々が続いていたのだ。

そんな状況をみかねて、晃一の出した結論は、

  「家族で過ごせる時間もそれほど長くはない…だから、皆で集える、

               “囲炉裏”のような存在になりたい!」

   そう決意しての引っ越しだったのだ。


家族皆が集まる「囲炉裏」のような存在になりたいと願う晃一



この家に不満を抱える家族たちをよそに

高橋家の岩手での生活は始まった。


そしてしばらくすると、この家に、何か不可思議な現象が起こりはじめる…


物音や、鏡に子供が映ったり、超常現象が起き始める




























そういえば私…

水谷豊さんの出演した映画って

相棒以外で観たことないかも??σ(゚、。)って思って、

ちょっと調べてみたら、

ビデオか何かで観た「太陽を盗んだ男」という古い作品にチョイ役出演していたようです。

あ、

この「太陽を盗んだ男」って結構面白いですよ。

    ご存じない方は是非、探してみてください。



盛岡支店の営業部に配属された晃一




そんな、

あまり馴染みない水谷さん作品でしたが、

はたして、どんな?

そんな勢いで観ちゃいました。'`,、('∀`) '`,、



善人役が、これほどハマる方もいないでしょうね…




原作はかなりの反響だったらしいですが、

いざ、映画となると


   まぁ、

普通でしたヾ( 〃∇〃)ノ テヘヘ...


 ただね、

  事前情報まったく無しでの鑑賞でしたから、

 いきなり、長女・梓美が

  「「大木家の楽しい旅行~新婚地獄篇~」」のヨシコ役

      橋本愛ちゃんだったことに感激!'`,、('∀`) '`,、


  大木家の時は、顔を青く塗りたくってましたが、

        すぐわかりましたょヾ( 〃∇〃)ツヾ( 〃∇〃)ツ


梓美は東京でいぢめられていたため、ドコにも自分の居場所はないと思っている


弟は今をときめく鈴木福くんでした

  ↑ 大木家での愛ちゃんゎ“青い人・ヨシコ”役でした。





母・史子は安田成美さん


母・史子



祖母・澄代は草笛光子さん


祖母・澄代


長男・智也はイケメン子役、濱田龍臣くん



長男・智也


と、

まぁ、可もなく不可もなくって感じのキャスティングですね。(●´艸`)



肝心の座敷童も、

アッサリと姿を現して、

アッサリと幸運をもたらし、

家族が再生する手助けをしちゃう感じです。(●´艸`)

家族の絆を取り戻した高橋家



豆腐わさびプリンも、

  取引のない会社から注文が入って売れ出すという…(-.-;)

全て丸く収まっちゃう超ハッピーエンドです。


ウム...

 ゴールデンウィークにゃ、もってこいのファミリー向け作品ですね。




そして、

「わが母の記」同様

  こちらでもお婆ちゃんが痴呆気味になるんですね。

家族で夜祭りに出かけ、

 突然、症状が悪化してしまうのですが、

  ここで晃一が思わず涙を流します。


  同日公開である、わが母の記と同じ演出であり、

     このシーンが物語で大きな比重を占める点などが似ているのがちょっと不思議ですね。



ちょっと比べてみると

   わが母の記での役所さんの涙は、

  もう息子の顔も憶えていない痴呆症の母親。

  自分を捨てたと思っていたそんな母が、自分ですら忘れていた子供の頃の詩を

    空で詠ったことに対してなんですが、

本作での、水谷さんの涙の理由は、

  母親が痴呆症になってしまったから泣いたというより、

 そんな義母に優しく接する妻・史子に対する感情が大きいと感じましたので、

  役所さんが見せた母への想いの涙とは比べるべき基準が違うように思いました。

   何と言うのか?

       絶望の涙でもないのですね。

ただ、

  どちらも、重要なシーンではありますけどね!





  
とにかく、ふつうではありますが、物語には「波」が存在しますし、

  作品としての難しさは感じませんし、

    お時間あったらぜひ、観ちゃいましょう!+.(*ゝд・)b゚+.゚





              そんな感じです!ヾ( 〃∇〃)ツ
















なんとなくギクシャクしていた晃一と史子だったが、ようやく笑顔を取り戻す








お隣までがとっても遠い…

































   「太陽を盗んだ男」