短いからいいってもんでもないですけど…
私の今年の抱負は
“脱!! 映画館に入り浸る、ダメ人間”
でございます。
なので昨年に比べ、
かなり鑑賞ペースがゆっくり(●´艸`)
とても良い傾向にあります。
さて、
そんな中、
常々口にしておりますが、私は小説などでもアンソロジーのような形の短編が大好きです!
なので、
ショートフィルムはいくら観てもよし!とします!'`,、('∀`) '`,、
(なんでしょう?この三段論法!)
やはり、ダメ人間まっしぐら!(●´艸`)
今回は、アカデミー賞ショートを4本観ました。
「New Boy」(新しい友だち)
Steph Green / 10:52 / アイルランド / 2007

少年ジョセフはアフリカからの転校生。
クラスメイトは新入りである彼をイジめはじめるが…
>>
よく買い物にくる小学生が言ってました。
人間関係に悩んでいると…(-.-;)
きっと、
子供の世界の方が複雑なんでしょうね…
しかし、
ほんのちょっとしたこと…
わずかな共通点を見出せば、
きっと、その絡み合った関係なんて、あっという間にほどけてしまうんでしょうね。
なんだか、ホッコリとする良いお話でした。
「DEAD」というセリフが多すぎ!って気もしましたが…(-.-;)
「Small Change」(小さなチカラ)
Marc-Andreas Bochert / 15:00 / ドイツ / 1999

最新の高層オフィスで働くビジネスマン。
会社の前で物乞いする男に、
ほんの気まぐれで小銭を渡してしまう。
すると物乞いは、駐車場に停めてあるビジネスマンの車を洗車するようになる…
>>
男は習慣づいてしまった物乞いとの関係を断ち切ろうとします。
たまたま小銭を持ちあわせていない日、
物乞いを避けるように逃げ帰りますが、
それを見つけた物乞いは彼を追いかけます。
駐車場から発車しようとバックした途端、
彼は、追いついた物乞いを轢いてしまいます。
しかし彼は、そのまま逃げ去ってしまうのです。
そのことが心に引っかかった彼は、
翌日より、会社の前から消え去ってしまった物乞いを探し出します。
近づいて20マルク札を差し出しますが、
物乞いは冷めた目を向け、その場から立ち去ってしまいます。
社会的立場が大きく違うのですが、
社会の底辺である物乞いに蔑まれた彼は、人として底辺の存在に感じました。
なんだか、考えさせられましたね…
中途半端な同情なんてよくないんでしょうね…
千と千尋の神隠しでの、
釜爺のセリフが思い出されます…
「手出すなら、終いまでやれ!」
「Gregor's Greatest Invention」(グレゴールの素敵な発明)
Johannes Kiefer / 11:00 / ドイツ / 2001

グレゴールは大好きな祖母との二人暮らし。
しかし、祖母の足は日に日に悪化し、歩けなくなってしまった。
散歩途中、
ちょっとした油断で、祖母は車椅子ごと池に落ちてしまう
ところが、
祖母は水の中では体が浮いて歩けてしまったのだ!
それをヒントにグレゴールは、祖母が自力で歩行できる装置を発明する…
>>
10分足らずの作品ですが、
祖母への愛が満ちた作品でしたね。
その方法はハチャメチャで
とても発明家らしからぬ発明なんですが、
純粋に祖母を歩かせたいという気持ちが通じたのか、
おばあちゃんも孫のグレゴールに徹底的に付き合っちゃう、家族愛にあふれる一本でした!
「The Lost Thing」
Shaun Tan & Andrew Ruhemann / 15:00 / オーストラリア / 2010

瓶の王冠を集めるのが趣味な少年。
いつものように王冠集めをしていると、
浜辺で不思議な生き物に出会う

人懐っこいその不思議な生物の居場所を一緒に探すこととなるのだが…
>>
4本の中で、この作品が気になって鑑賞したのですが、
あまりに先に行き過ぎてて、
ちょっと、ついていけない部分もありましたが、
普通に面白かったですね~~

やや狙い過ぎっぽいところもありましたが、よかったです!(●´艸`)
疲れず観られるショートはいいですね~~~!
ミニシアターでバイトできないかしら(●´艸`)