ず~~~~っと(今でも)タイトル間違えてました!!

マーティン・スコセッシ監督作品
「ヒューゴの不思議な発明」観ました!
あらすじ!
1931年パリ。
父親を火事で亡くした少年ヒューゴ・カブレは、
父親が残した、
壊れた機械人形とともに駅の時計塔に隠れ住んでいた。

ある日、
駅構内にあるオモチャ屋から、ふとした出来心でネズミのオモチャを盗もうとして
店主のパパ・ジョルジュに捕まってしまう。
そして、ポケットに入っていた
父の残した手帳を奪われてしまった。
手帳を取り戻そうと、店の終わりを待って、
パパ・ジョルジュの家まで着いてきたものの相手にされなかった。

しかし、ヒューゴはジョルジュの家で、
機械人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベルと出会う。
やがて二人は、
父の残した機械人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出すとともに、
ジョルジュが過去の夢を捨てた老人であることを知る。

アカデミー賞絡みで何かと話題の本作…
フランスが舞台で
イギリス人俳優をつかったアメリカ映画という
何だかよくわからない1本だったので、
とりあえず確認してきました'`,、('∀`) '`,、
「シャッターアイランド」も面白かったしね!
まず大きく話は2つに分かれてますね!
前半はヒューゴの身辺のお話で、
機械人形の秘密を握るハート型の鍵の存在と
その鍵を所有していたイザベルとの出会い
ヒューゴとイザベルの冒険への始まりな方向へ進むお話。
が、
突如、
物語は映画創世記の映画好きの物語になだれ込み、
きっと
映画が大好きなんだろうなと感じさせるスコセッシ監督の
超映画オマージュな、
監督からのプレゼントととれる内容へと移行します。

チャップリンやキートン
そしてハロルド・ロイドの本物映像などを挟み
映画の始まりの時代を愛情持って表現してます。
ラスト
鉄道保安官に追われたヒューゴは、時計の針に掴まってやり過ごすのですが、
それ自体がハロルド・ロイドの「要心無用」のシーンだったりね

「要心無用」

本作でのワンシーン
駅に集う人々も、
まさに無声映画に登場しそうなキャラばかりでしたね~~~ヾ( 〃∇〃)ツ
花屋のリゼットとか、
戦争で怪我をして、足が不自由になった鉄道保安官とかね

手品師だったパパ・ジョルジュは、初めて見た映画ですっかり映画の虜となり、
手品師からの転身により、
映画製作に手品の手法を取り入れ人気者になるという過去をもつも
その夢をあきらめて、小さなおもちゃ屋をやっている寂しい老人
奥さんのママ・ジャンヌは元女優。
しかし、夢をあきらめたパパ・ジョルジュは、
ヒューゴと出会い、ヒューゴにより夢を取り戻すって流れ…
で、
ここで一つ不明点が!
邦題の「ヒューゴの不思議な発明」なんですが、
ヒューゴって何を発明したの?(-.-;)


ジュード・ロウ演じるヒューゴの父も
発明家ではなく時計の修理屋で、
機械人形も父の発明とかではない(-д-;)



な…なにが不思議な発明なんだろぉぉ(ll゚艸゚ll)

しかも私!
ず~~~っとタイトルを
「ヒューゴの不思議な冒険」と認識してましたっけ(__)ノ彡☆バンバン!
今でも、間違うし…


ヒューゴって
あくまで、
飲んだくれのアンクルクロードに技術を叩き込まれた
修理屋なんですけどね(-.-;)ウンウン…
まぁ、
とってつければパパ・ジョルジュの諦めた過去や、
現実を活字を通して見ていて、不完全な形で理解しているイザベル
戦争により、足を不自由にしてしまい、そのことに引け目を感じる鉄道保安官
こういった人々の心とか
その状況とかもキッチリ修理しちゃってます!とも言えるけどね。
d(≧▽≦;)

そういえば
鍵がキーワードとなって父からのメッセージを探すって…
つい最近もあったな…(-.-;)
しかしキーとなる、
父の形見ともいえる、肝心の機械人形…
ほとんど活躍してなかったな…(-.-;)
しかも三歳児程度の大きさはある機械人形…
そんなデカい鉄の塊を抱えて走れるヒューゴもどうかとおもうけど…
さて、
荒を探したらキリがないので、この辺で!
アカデミー賞候補となるには十分な出来だったと思われますので、
賛否両論なご意見ばかりですが、
ご自身で確認するのもいいのでゎ??(人´∀`)
