まさに鉄腕です!

リチャード・マシスン原案
ショーン・レヴィ監督作品
「リアルスティール」観ましたよ。
あらすじ!
世界最強の名を称す、才能あるボクサー、チャーリー・ケントン。
しかし時代は、高性能なロボット同士を戦わせるロボット格闘技の時代に移り変わっていった。
生きる場所を失ったチャーリーは、
ロボット格闘技のプロモーターとして何とか生活していたが、
かつてのような情熱は今やかけらも持っていなかった。

資金もなく、
夢も持てないチャーリーの目の前に、
ある日、赤ん坊の頃に別れた息子、マックスが現れる。
マックスの母親が急逝したのだった。
マックスの叔母に親権を譲る代わりに、
彼女の夫から内緒で大金をせしめたチャーリー。
だが、
叔母夫婦が旅行に行く夏の間だけ、チャーリーとマックスは一緒に暮らすこととなる。

大金で、有名な機体「ノイジーボーイ」を手にしたチャーリーだったが、
無謀な賭け試合で、ノイジーボーイを大破させる。
やむなく
新しいロボットの部品を盗み出そうと忍び込んだ解体屋の廃棄所で
マックスが偶然に、スパーリング用のロボット「ATOM」を見つける。

皆さん
わずかな事前情報を得ていると思いますが、
世界観は
ロボット同士の格闘技を行う世界
元有名ボクサーである、
現クズ人間のチャーリーの、人生への自信回復物語って感じでしたかね?
しかし、このチャーリー…
マヂでクズ人間なんですよ!(お前が言うなって?やかましい!)
オープニングはトラックで移動しているチャーリーから始まるんですが、
時折差し込まれる、
アメリカの田舎風景のカットがとても綺麗で、
なんか、凄いイイ映画なんぢゃなかろうか?って錯覚するんですけど、
その後、
最初のチャーリーの機体である「アンブッシュ」が賭け闘で
対牛の肉弾戦に入り
優勢に戦っていたのに、
客席の女の子に気をとられて、操作が遅れ、牛に大破させられるという大失態。
しかも掛け金を払わずに逃げ出すダメっぷり。
さらには、
マックスの親権を叔母に譲った礼金を10万ドルも要求、
手付でもらった半分の5万ドルで「ノイジーボーイ」という有名な機体を買うのですが、
キチンとマニュアルも読まず、
適当に操作して戦いにのぞんだため大破!
こんなダメダメな感じが1時間くらい続くのです。

なんかね、
イラつきますよ!'`,、('∀`) '`,、
なるべくしてなる貧乏!
それらもすべてロボットの所為とかにする、クズ人間チャーリー。
で、
あっという間に1時間過ぎちゃうんですが、
ATOMと出会ってからは急速に、イイ話になっていきます。
皆さん誰しも思うかもしれませんが、
主人公がヒュー・ジャックマンだと思ってあまり期待してないでしょ?
だけどね
息子役のダコタ・ゴヨ君は素敵でしたよ!
ATOMというロボットは、
コントローラー以外にも、シャドーシステムが搭載されていて、
人の真似をして、学習するタイプなんですが、
マックスが踊れば、一緒にダンスしたりできる
結構、優秀なロボットで、
マックスがATOMとジョギング中、
シャドーシステムで自らの体を持ち上げさせ、
いわゆる抱っこさせるシーンが印象的でした。
父にしてもらうべき行為を
ロボットにさせてみるマックスに涙ですよね
ラストも、
ロボット格闘技のチャンピオン「ゼウス」との戦い(この辺りはご都合主義全開!)
ネバりにネバって戦うATOMと、シャドーで共に戦う父親の姿に涙するその表情!
芝居で、あんな顔できるなんて、天才降臨ですゎ~!
こちらまでウルッちゃいそうでしたょ!
ダコタつながりで、ファニング同様、
天才子役がまた一人現れましたね~~~~
私的、好きな子役は、「クレイマークレイマー」のジャスティン・ヘンリーですかね~~!?
「E.T.」の時のドリュー・バリモアもなかなかですが…
さて、
本作にはかなり魅力的なロボットが出てきますが、
このATOMって、はたして鉄腕アトムのオマージュなのでしょうかね?
そう考えてしまいがちですが、
実際には、アトムって和名ですので違うのでしょうかね?
アメリカとかでゎ
↓ ↓
http://www.astroboy-themovie.com/
のようですしね!
日本人ならでゎの偏った考えでしょうかね?
ATOMはプロのロボット選手としては、かなり小柄なんですが、
スパーリング用なためか、かなりタフ!
見た目も、ゼウスなんかに比べ簡素に見えるんですが
打たれても打たれても立ち上がる姿は愛らしいですね。
ラストラウンドでは、ついにゼウスをダウンさせるんですが、
結果、KOを逃した王者ゼウス
勝敗は、判定にゆだねられるのですが…
ちょっと、「あしたのジョー」っぽかったですよ!
さてネタばらしもこのへんにしておきますね!
あとはご覧になられたほうがいいでしょうね。
総評としては、
期待よりは、はるかに面白かったと思います。
お正月に観るにはもってこいかもしれませんね!
でぁでゎ!
