何をしても許されることになっている(誰の許可?)

鶴橋康夫監督作品
「源氏物語 千年の謎」
観ちゃいましたよ
あらすじ!
平安王朝の世
時の権力者・藤原道長は、娘・彰子に帝の興味を向けさせるために
紫式部に、恋愛の物語を書くよう指示する。
その物語の主人公・光源氏は、実の母に面影が似ている
義理の母・藤壺への想いを断ち切れず、複数の女性たちと体を重ねていった。
奔放にふるまう光源氏だったが、宮中の女性たちは皆、彼にあこがれていた。

紫式部のこの物語は、まんまと帝の心をつかみ、
やがて彰子と帝の間には男子が生まれ、道長の礎は強固なものになっていった。
これで紫式部の役目も終わりかと思われたが、
式部は物語を書き続けていく、
道長の友人、陰陽師・安倍晴明は、物語に没頭する紫式部から、ただならぬ空気を感じ取った。
やがて、式部の情念が現実世界と物語の間で交錯しはじめる…

画面から受ける印象が、とにかく“紅”であったのは、私だけでしょうかね?
柱
...橋
御簾からたれる房...
当然、十二単
枕まで。
この時代を象徴するのは、「紅」ということでしょうか?
生田くんの「青海波」も、きっと見事なんでしょうが、
私的に、東山さんの踊りがキレがあってよかったですね~
さすがジャニーズ!
そして、
光源氏に心奪われ、
恋しさのあまり、生霊となって、光源氏の相手をする女や、妻を呪い殺す
“六条御息所”役、田中麗奈さんの迫力は見応えありでした!
彼女、
横からよく見ますと、のっぺりした顔なんですね
しかも、黒目がちなため、
ホント!ヘビみたいな表情!
怖かった!
微妙な目の離れ方とか!

私的、“元祖ヘビ顔”は芦名星さんだったのですが、
いきなり1位に躍り出ました!(≧∇≦)/麗奈さん!
かつて猫娘を演じてましたが、
ヘビ女だ!(言いきったぜ!)
芦名さんも出演されてたんですが、
年下の光源氏にヤキモチやいた田中さんに殺されてましたよ!

そして、
その生霊と対峙する安倍晴明の窪塚洋介さん。
かっこよかったです!
ハマってました!
あの変なしゃべり方もせず'`,、('∀`) '`,、
むしろ、
抑揚のないセリフまわしが、陰陽師という、浮世と隔絶された位置にいる人物っぽく
かなりイイ感じでしたょ!
生霊の麗奈さんを祓う際、
呪文が「十二天将」でした!
朱雀とか玄武とかって文句が登場するのでわかりやすいですよ!
なんか窪塚さん、
意味不明な講演会を開いていた頃とは別人の自信のある顔は素敵!

安倍晴明の式神役に、どうやら双子らしき女の子が出ていて、
なんか、好きだった!(●´艸`)
エンドクレジットで名前を確認し、調べてみたら
EriちゃんMariちゃんという、現役の看護士やってるアイドル双子でした!
↓こんな子

ただ、
本作では、顔真っ白に塗りたくってたので、
この子らが本当にそうなの?って聞かれると、自信はないっす!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
ただ、クスクスと笑っているだけなんですが、そこに萌!

音楽は住友紀人さんとあるが、
演奏監修は当然、一条天皇役の東儀秀樹さんなんでしょうね?
私は、雅楽における、東儀さんの代名詞ともいえる「篳篥」という楽器の音色が大好きでして。
雅楽では、主旋律を受け持つ主役楽器ですね~~
清少納言はこの楽器が嫌いらしいですね('∀`) '`,、
うるさいらしい…虫で言うと、くつわ虫のようだと
百人一首で詠んでいます。
しかしまぁ、
私はやはり、管楽器に惹かれる体質?なのでしょうかね?'`,、('∀`) '`,、

最後になると
物語と現実がリンクする場面があります。
是非、行かれるかたは、そこチェック!
紫式部の、お?!と思える台詞も聞いてほしいかも?(●´艸`)
この世界は人気あるので、
観てても疲れませんし、
衣装・セット・小道具など
結構凝っていたので、そこだけ観てもいいかもよ!
是非に!
