エネルギーがこぼれ出る街
アメリカ育ちの台湾人監督アーヴィン・チェン初監督作品!
ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞の『MEI 美』見てきた!(≧∇≦)/
物語は、
これだけ毎日通ってくるなら、いっそのこと働かないか?と誘われ、
娘の名前「MEI 美」が店名の屋台で働くことになった青年…
屋台の主人は、妻を亡くした寂しさから、仕事が終わると、麻雀店で酒浸りの毎日…。
メイはアメリカ留学を控えながらも父の店を手伝っているが、母を亡くした父のことが気がかりで、旅立てないでいる。
そんな彼だが
実はメイのことが好きだったのだ。
留学により、遠く離れることは悲しいことだが、
屋台で働くうちに、彼の出した愛するということの結論とは?
台湾の
台湾らしい風景の中で静かに育っていく彼女への愛が
切なく、コミカルに描かれている秀作です。
日本にはない、
雑草のようなエネルギーが溢れる台湾
温度や、
匂いまでも感じられるような感覚に陥るよい作品でした。
街の描写は、官能的に描かれ、
躍動する人体のエネルギーを垣間見ることが出来ます。
夜の表現が絶妙ですね。
アメリカのダウンタウンのような表情も持つ、
エネルギッシュな下町な台湾。行ってみたいすね~~~(●´ω`●)ゞ
短編ですが、
キレイにまとめてあります。
DVDほしい感じですね~~~~~(≧∇≦)/
そして同時上映
アーヴィン・チェン監督の最新作、
国民的スター、アンバー・クォ主演
「台北の朝、僕は恋をする」観ました!
共演はMEIでの主演、ジャック・ヤオ。

物語ですが、
カイはある朝、
タクシーに乗り込む恋人を見送っていた。
大好きな彼女はパリへと留学してしまうのだ。
彼女が旅立った後の彼の生活は、本屋で、フランス語の本を立ち読みする毎日…
徐々に彼女との連絡もとりづらくなり
カイはついにパリへと向かう決心を固める。

そんなカイに、本屋で働くスージーは好意を寄せていた。
不動産売買で荒稼ぎする地元の顔役パオに渡仏費用を借りることにしたカイだが、
代わりに、ある小包をパリまで運ぶという約束をさせられる。
出発前夜、
カイはパリ行きを、台北市内のファミリーマートで働く友人カオに告げ、
カオはそんなカイを食事に誘う。
カイは約束の謎の小包を受け取り、カオと共に街へと繰り出すが、
パオの甥、ホンとその部下たちに勘違いされ
小包が狙われることに。
まったく知らないところで話がこんがらがって
カイと、街で偶然出くわしたスージーは共に、
悪党ホンと、ホンを追う刑事チーヨンらに追われるハメに!
そんな中、カオがホンの部下たち拉致されてしまう。
カオを助けるためカイとスージーは、
魅惑の街台北を舞台に、一晩だけのハードでスリリングで
そしてロマンティックな一夜を過ごすことになる。

本作でも、実に人間クサい台北の街が魅力的に描かれておりました。
そしてコチラでも夜がとても素敵な街でしたよ。(●´艸`)
スーパーアイドル、アンバー・クォを中心に、
台北の街を舞台に、ドタバタな追いかけっこをする本作
とてもスリムな脚本であり
80分程度の上映時間ですので、無理なく
集中力を切らさずに全編鑑賞できます。
少々、ご都合主義な展開ではありますが、
台湾発の、ホンワカらぶコメとして、
期待を外すことはないと思います。

ただ…
カイのような、おとぼけなニブいヤツが、あんな可愛い娘になぜモテるんだろう?
↓↓↓
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
