序章~プロローグ~105 | 好き勝手に物語を書くぞ~♪

序章~プロローグ~105

…サタンは、ダークエンジェルが目を覚ました時の事を思い出した後に、

「まさか奴が記憶を無くしているとは思わなかったな…お前達が堕天使になると必ずあんな風になるのか?」

と、ルシフェルに問い掛けた。

「…奴を見るまで、俺も実際には堕天使を見た事が無かった…。闇に堕ちた者の翼が黒く染まる事は知ってはいたが、記憶まで無くすというのは初耳だ…。」

ルシフェルは眉を潜めながらサタンの問いに応えた。

「そうか…まぁ、いいだろう…。とにかく何故、奴が記憶を無くしたのかは俺も知らない…。部下の話によると、『怒りや悲しみが限界を超えて、衝撃を受けたからだろう』と言う事だ。そして、記憶を失なった奴を俺の部下として、この城に置いてやっているのだ。…あんな姿になった奴を、お前達の所へ帰したとしても、迷惑な事だっただろうからな。」

サタンはルシフェルに向かって、ダークエンジェルが自分の所に居る経緯を話すと、

「さて…、この辺でいいか?奴に関して、これ以上話せる事は何もないぞ?」

と、ルシフェルに向かって、再び問い掛けた。