序章~プロローグ~63 | 好き勝手に物語を書くぞ~♪

序章~プロローグ~63

*「…まったく、威勢がいい奴だな…。しかし、たった5人だけで来るとはな…。」
その声が聞こえると、ミカエル達3人も長剣を鞘から抜き、ルシフェルを守るようにして4人が円を描いて、辺りを警戒した。
「誰だ!!」
とカブリエルが言ったけれど、辺りには誰の姿も見えない。
*「…そんなに警戒するな小僧、俺はそこには居ない。」
その声に応えるように、魔神達が続けて言った。
「サ…サタン様!!」
魔神達が天に向かってそう言うと
「サタン…魔界の王サタンか!?」
とラファエルが言った。
「ああそうだ…。俺はお前達がそこに現れた時からずっと見ていた…。」
サタンの声が響く。
するとルシフェルが天に向かって
「サタンよ、ずっと私達の事を見ていたのなら、何をしにここへ来たのか分かっているんだろう?」
と言うと、サタンが応えてきた。
「…俺に会いに来たんだろう?何の用があるのかは知らないがな…。」
そう言うとサタンは魔神達に向かって次のように言ってきた。
「おい、お前達!!その5人を俺の所に連れてこい!!」
それを聞いて魔神達は驚き、サタンに聞き返した。
「サ…サタン様、本当にいいのですか!?」
するとサタンが魔神達に応えた。
「…ああ、構わん。ルシフェル自らが俺の所に来ると言うのだからな…。それに1度、ルシフェルと直接会ってみると言うのも面白いだろうからな!!」
サタンはそう言って大声を出して笑った。
「…ではお前達、必ず俺の所にルシフェル達を連れてこいよ!!」
サタンは再び魔神達に言うと
「はい!!わかりました!!」
と魔神達は返事をした。
「…それじゃルシフェル、楽しみに待っているぞ!!」
そう言ってサタンの声は聞こえなくなった。