序章~プロローグ~47 | 好き勝手に物語を書くぞ~♪

序章~プロローグ~47

皆が部屋へと戻ってから3時間ぐらいたつだろうか。
ようやくルシフェルから、『王の間へ集まる様に』と言う連絡を、ミカエル達大天使4人の所に下級天使が知らせに来た。
連絡を受けたミカエルは王の間へと急いだ。
向う途中、ラファエルに出会ったので、一緒に王の間へ向かう事にした。
王の間に着くと、ミカエル達より先に、1人の男性が既に来ていた。
*「…やっと来ましたね、待ちくたびれましたよ。」
男性はそう言ってミカエル達の方へ近付いてきた。
「お前が早すぎるんだよ、ウリエル。」とラファエルが男性に向かって言った。
ウリエル…彼もミカエル達と同じ大天使で『セリフ』の位に位置する1人である。
背丈と身体にまとっている衣や腰に下げている長剣、それから背中にある4枚の翼はミカエル達とさほど変わらないが、肌は青空を想わせる様な蒼い色をしていて、真っ白な純白の長い髪を後ろで結び、常に1冊の分厚い本を持っている。
「そんな事はありませんよ。」
ウリエルはラファエルにそう言うと、少しムッとした表情を浮かべた。
「貴方は何時も直前にしか来ないではないですか!」
少し強めの口調でウリエルはラファエルに言い返した。
「何だって!!」
ウリエルが言った言葉に対してラファエルは声を大きくして怒鳴った。
ミカエルは(またか…。)と頭を抱えた。
この2人は何時もこんな感じである。
何時もは仲が良い2人なのだが、些細な事ですぐに喧嘩を始めてしまう。
まるで子供だ。
それを止めるのは何時もミカエルの役目だった。なのでミカエルは喧嘩が始まる前にウリエルとラファエルの間に割って入った。